3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

親父の会9年選手の送別会。安定の二日酔い。

親父の会の創設の頃から、ずっと活躍されてきた9年選手が、2018年3月末をもって異動してしまった。

※親父の会とは、俺の娘たちが通う小学校の有志の父親30名ほどで構成されるボランティア団体だ。


残された親父の会の面々にとっては、非常に貴重な人材を失い、大きな損失だ。

その「背は小さいが存在は大きい9年選手」の送別会を先日行った。

忙しい中、1次会に集まった親父は総勢13名。
「背は小さいが存在は大きい9年選手」が、どれだけ愛されていたかということを表す参加者の数。

※ちなみに俺は家庭の事情で1次会は行けなかった。

盛り上がっている様子がLINEで送られてきて、参加したい気持ちを抑えながら指を咥える俺。



「行きてぇぇ。」
翌日に10kmタイムトライアルのイベントが控えている俺は、

「行ったら翌日に支障をきたす。」
「行かなかったら9年選手に感謝の気持ちを伝えられない。」
の2択で迷うことになる。

※「酒を飲まずに9年選手に感謝の気持ちを伝えに行く」という中間解は、俺の選択肢にはなかった。


20時半過ぎ、家庭の用事も終わったが、俺は未だに迷っていた。
行くべきか、自重すべきか。

すると、「声がでかい黒縁メガネの THEオヤジ」&「筋肉マッチョのマイクマン」から、

早くおいで

ウッディー
ミゾ入ったよ。おいで


オトコたるもの、人様の期待に応えない訳にはいかない。


ランニングTシャツを着る俺。
LINEを送る。

家出ました


1.3km離れた「ミゾ」という飲み屋に向かって、全力で走る。
既に少々ビールを飲んでいてキレはなかったが、全力のラン。


「9年選手」をはじめ、親父の面々が暖かく迎えてくれる。

「酒好きのMr.ミゾ」に
「なんか、しっとりしてるぞ。」
と汗をかいていた俺をネタにされる。
場が盛り上がる。

「あぁ、来てよかった。」


「9年選手」の横の席を勧められ、恐縮しながら、座らせていただく。
そして、感謝の気持ちと慰労の言葉を贈る。

「9年選手」は、背はあまり高くはない。
が、その言葉の一つ一つから感じられる度量は、すごく大きい。

「何てデカい人なんだろう。」

その日、俺は何度この言葉を心の中で繰り返したか。


そして、1次会で既に完全に酔っぱらっている親父たちとの、楽しい時間が始まる。

「ミゾ」という飲み屋、カラオケが備え付けられている。
他のお客さんが、そののど自慢をしてくる。

「超絶良い人バンドマン」が
「ウッディー、負けてられないぞ。なんか歌え。」


様々な年代のお客さんがいるこの店で盛り上がるかと考えに考え、選択した曲は
爆風スランプの「大きな玉ねぎの下で」。
俺の十八番の一つだ。


俺の番。
マイクをもって立つ。

すると、「超絶良い人バンドマン」が、
「なんでこの曲?なんでこの曲?」
と俺が選曲ミスをしてしまったかのような感じ。


心の中で、「え??」。
不安に駆られながらも、歌う。
我ながら、ナイスボイス。


お客さんの中のおばさま方が、手拍子をしてくれる。
そこそこ盛り上がっている。

「聴かせてやったぜ。」
達成感。


が、席に戻ると、なんか反応が薄い。
すると、髪の毛が「薄めのトシちゃん」が、
「お前、あの曲はないわ。」

そして、「薄めのトシちゃん」から、TPOをわきまえた盛り上げ方をする必要があるだの、カラオケは歌が上手いだけじゃダメなんだだの、カラオケの選曲はかくあるべきだだの、「大きな玉ねぎの下で」を選曲した俺のダメ出しを、1時間半もされることになった。

このおかげで、俺は他の親父とほとんど話をできなかった。



そんな俺にダメ出しをしてきた「薄めのトシちゃん」は、田原俊彦の歌を歌い、他のお客さんのおばさまとダンスをしながら歌っていた。
俺に1時間半もカラオケの選曲について、説教をするだけのことはある。

50歳オーバーにも関わらず、ウォリーを探せバリのボーダーシャツを着る「薄めのトシちゃん」は、流石だと言わざるを得ないだろう。



そして、0時前、宴もたけなわの中、送別会が終わる。

「おつかれでしたー!」
帰路に向かおうとする俺。

が、「永遠の悪ガキ下町ロケット親父」は、
「ウッディー、ラーメン食うぞ!」


「は?」
もう0時回る、良識ある大人なら、まっすぐ家に帰る時間だぞ。
そして、俺、明日10kmTTだぞ。


が、
オトコたるもの、人様の期待に応えない訳にはいかない。


上大岡にある、ケミカル満点の美味しい中華料理屋、「タンタン」

「9年選手」を含めて最後まで参加したのは7名。
それぞれタンタンメンを食べる。

何を血迷ったか、「酒好きのMr.ミゾ」が、
「ビール3本に、チャーハンは3つね。」


「このオッサンたちは、どんだけ食うんだよ。」
そんなことを心の中で一人ごちりながらも、笑顔を崩さない、親父の会の新参者の俺。

安定の「タンタン」。
タンタンメンもチャーハンもすげー旨かった。


深夜1時過ぎ、送別会は終わる。

「9年選手」と他数名はタクシーで帰宅。
みんなで、「9年選手」への感謝の気持ちを伝えて、送り出す。
「9年選手」の前途をたたえて。

・・・

「永遠の悪ガキ下町ロケット親父」、「筋肉マッチョのマイクマン」、「適当。が座右の銘の丸顔サーファー」と俺は、一緒に歩いて帰宅。

「下町ロケット親父」が、
「俺、ここからいつも独りぼっちで帰るから寂しいんだよ。今日はこっちから一緒に帰ってよ。」
と、小学生バリの甘えた誘い。

プラス1kmほどの遠回りにはなるが、すげー酔っぱらってるし、めちゃお腹いっぱいだが、
オトコたるもの、人様の期待に応えない訳にはいかない。


4人で一緒に遠回りする。
遠回りした割に、
「この坂、すげーキッツいな。」
「ここらへん、家がでかいのが多いな。」
など、ほぼ得るものがない会話。


「下町ロケット親父」と遠回りまでして帰路を共にした意味を見出せないまま、自宅に到着。

深夜2時前だ。
そんな無意味な時間も、また一興。
40歳オーバーの普段しっかりとした仕事をしている親父たちが、秩序をわきまえた学生的なノリで盛り上がる。

毎回毎回、親父の会の集まりは、安定の楽しさだ。


親父の会に入会したいと感じたら、私に連絡ください。
詳細のご説明をさせていただきます。


そして翌朝は、安定の二日酔い。

「あー、俺、これから10kmタイムトライアルなのに。」

そんな後悔は、長い人生の中では、ちっぽけなものだよな。

俺は、この親父の会で、もっと大事なものを得られたんだから。


さぁ、二日酔いの中、全力で10kmのタイムトライアル、行ってくるよ。


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