3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

うんこを漏らした話。

このエントリーを読む前にお願いがある。

このエントリーは、お食事中の方は読むことを控えていただきたい。

または、通勤電車中、仕事などの打合せ中なども控えていただいた方が賢明だと思われる。




俺は、小学生の頃から電車を使って通学していた。

自宅から小学校までは、電車の乗り換えを1回して、ドアtoドアで40分ほどかかる。


小学校1年生にとって、通勤ラッシュの時間帯の通学は、過酷そのものだった。


背の高い外国人のお尻が顔にピッタリ付き、身動きが取れない状態で屁をこかれたこともあった。

すごい風圧だった。


帰宅時の空いている電車の中、誰も見ていないだろうと思い、鼻をほじっていたら鼻血が出てしまい、近くにいたおじさんに助けてもらったこともあった。

そのおじさんに「鼻くそほじってたよな?」と指摘され、すごく恥ずかしい思いをしたこともあった。


過酷な体験は、他にもあるのだが、俺の記憶に最も強烈に、そして鮮明に刻まれている経験がある。




この話は、俺が小学校1年生の時の話だ。


その日もいつものように朝ごはんを食べ、トイレで用を足していたのだが、完全体になりきれていなかった。

まだ出し切れていない感覚を持ちながら、いつもの電車に乗るべく、家を出発した。


最寄駅に着き、電車に乗る。

6分ほど電車に揺られ乗り換えのターミナル駅に到着した頃、少しもよおし始めた。

しかし、トイレがどこにあるのか、小学校1年生の俺は分からなかった。

そして、遅刻してしまうかもしれないという恐怖心もあり、ひとまず乗り換えの電車に駆け込んだ。


そこからまた3分ほど電車に揺られる。

気を抜くと屁とともに、すべてが出てしまう危険性が出てきた。

途中駅で降りて、トイレに行くべきか?

あと3分我慢して、学校の最寄駅のトイレに行くべきか?

俺は、後者を選んだ。

冷や汗が滲み出す。


「このタイミングで、友達に会いたくない。」

「友達に会って、駅のトイレで大便したことがバレると、俺はこの小学校で生きていけなくなる。」


なんとか我慢し、最寄駅に到着し、大人の波をかき分けてトイレに駆け込んだ。

「やっと出せる!」

そんな安心感から、少しお尻の力も緩んでいた。


が、この世に神はいないのか...

駅のトイレは、既に埋まっており、おまけに2人が並んでいたのだ。


その光景を見た瞬間、俺は世界の終焉を感じ取っていた。

ここから学校までにトイレなんかなさそうだ。

学校まで徒歩15分。

我慢できる気はしなかった。

1分ほどそのトイレで並んでいただろうか。

埋まっているトイレからは、水の流れる音は聞こえてこない。

もう既に限界は超えていた。


「これは、学校まで行くしかない。」


友達に会わないように、電車の到着のタイミングをずらして、トイレを出て学校へ向かって急ぐ。

友達には会わなかったものの、同じ学校の生徒は沢山周りにいた。

歩くことすらままならないような危機的な状況だったが、俺は平静をよそおい、歩き続けた。


早歩きで進む。

すると目の前に、同じクラスの同級生がいることが分かった。

俺が密かに想いを寄せていた女子だった。


「あ、○○ちゃん・・・」


その刹那。

俺は、昇天した。

モリモリっと、ブリーフのパンツに溢れだす異物。


「やっちまったーーっ。」

「やっとできたーーーっ。」

の天国と地獄がブレンドした複雑な心境。


だが、周囲に気付かれてはいけないため、歩みを止めるわけには行かない。

また、ブリーフからこぼれ落ちる可能性があるため、すべてを出し切るわけには行かない。

歩みを止めずに済む量、またブリーフからこぼれ落ちない量、その絶妙な量を出した。


一刻も早く学校のトイレに駆け込みたかった。

だが、この惨劇が起こったパンツを履いたまま、俺が想いを寄せる同級生の女子を追い抜かすわけにもいかなかった。


学校に到着し、上履きに履き替え、誰にも見られないようにトイレに駆け込む。

残り物も全部出し切る。

お尻を拭き、パンツに付いた異物も拭き取った。

だが、このパンツをもう一度はく気にはなれなかった。

ノーパンでズボンをはく。


そして、異物がこびり付いているパンツに目をやる。


小学校1年生だった俺には、このパンツを捨ててしまうという選択肢がなかった。

家に持ち帰らないと、お母さんに怒られてしまうと思った。

だが、ビニル袋など持っていない。


そろそろ授業が始まってしまう。


あまりに特異な状況で、思考回路がおかしかったのかもしれない。

俺は、そのパンツをとりあえず教室に持っていき、自分の机の下の皆から見えにくい床の上に小さく畳んで置いておいたのだ。



授業が始まる。

微妙ににおう。

バレないでくれ。

頼む。バレないで1日なんとか乗り切ってくれ。

そんな虚しい願いが空を飛ぶ。


俺の前に座っている女子が、手を挙げ、

「先生、さっきからなんか臭いです。」



終わった。。。

俺、完全に終わった。



「えー?なになに?誰かオナラした??」

騒ぎ出すクラス。

「オナラどころの騒ぎじゃねーよ。。。」
と心の中で懺悔する。


見つかる俺のパンツ。


「これが、くさいんだー!」

「誰のだよー!」


すると俺の隣の女子が、

「これ、○○君(俺)のだよ。さっき畳んで置いていたもん。」

見られていたのか。。。

この一言で、俺は完全にあの世行きとなった。


・・・


その後、その日がどのように終わったのか、覚えていない。

同窓会で会う友人にも、この話をされたことはない。

もしかしたら、ただの俺の妄想で、事実ではないのかもしれない(いや、それはない)。



この経験があってからというもの、俺は毎朝の爆弾投下の時間を十分に取るようになった。

今でも家を出発する2時間前には起きるようにしている。

だが、お腹の調子が悪く、出し切れない日もある。

そんな日は、小学校1年生のときの、このエピソードが頭をよぎるのだ。



また、自分の娘たちには、俺のような惨劇にあって欲しくないため、きちんと教育している。


「万が一、うんこを漏らしたら、そのパンツはゴミ箱に捨てていいからな。」と。



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