3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

調査報告

ランニングで脚は細くなるのか。女性は細くなるけど、男性は太くなりそうだぞ。

「脚を細くしたい」そんな風に思っている女性は多いだろう。 「たくましい脚にしたい」そんな風に思っている男性は多いだろう。 「ランニングすると脚が太くなってしまうんでは。。。」と思っている女性ランナーは多いだろう。 そんな男性・女性諸君に朗報が…

真夏の汗は「そろりそろり」で回避だ!

大学生の時、お台場に向かう「ゆりかもめ」に乗車する中、友人たちと談笑しながらも、俺は冷房の風が自分に直接当たるところを探していた。 「このままではヤバいことになる」「なんとかこの変色を止めなければ」 ゆりかもめは、空中に設置された線路を走り…

ランニングの怪我を予防するための10か条。

「速く走れるようになりたい」「もっと練習しなきゃ」「次のレースまで時間がない」なんて思って、走る量を増やしたり、スピード練習を増やしてみたり、急に筋トレを始めてみたり、プロテインを飲み始めたり、念入りにストレッチをしたり。 最近、少し焦って…

飲酒が運動後の回復に与える影響。ビール何杯までならOKなのか?

マラソンの大会に出場した後は、打ち上げでビールをたらふく飲む。練習会に参加した後は、みんなでビールを飲んで盛り上がる。「今日は走ったし、ちょっとぐらい良いよね。」とビールをちょっとどころではないくらい飲む。「今日はオフだし、飲んじゃおうか…

ランニングでの腕振りについて。

どうやら、俺のランニングフォームにおける課題は、「腕振り」にある。先日の全力練習会でランニングフォームのスロー動画をカナ先生に撮影して頂き、自分で見返してみて、そう思った。www.youtube.com 3km全力で走ったあとの、5km走でキロ4分10秒ペース程度…

サブ40ランナーによる全力のランニングフォーム診断。

先日の山下公園でのうっちー練にて、Hiroさんが、参加者のランニングフォームを動画で撮って下さった。 www.all-out-running.com Hiroさんが撮って下さったので、Hiroさんだけ動画に映っていない。笑すいません。次回は、僕が撮影させて頂きます! で、うっ…

ランニングの腕振りに重要な肩甲骨周りの柔軟性。

ランニングにおける、腕振り。何が重要なのか、今まで論文を調べてみたが、あまり大した情報が見つからなかった。 だが、論文以外の調査で、非常に重要なポイントが見いだせた気がする。ここでは、腕振りに重要なポイントである肩甲骨の柔軟性について語りた…

俺たちランナーは、何歳までフルマラソンのタイムを縮められるのか。

人間は、誰しもが歳をとる。歳をとると、体力は衰える。※41歳の俺は、既に老眼も始まっている 俺たちランナーは、そんな加齢に伴う体力の衰えに抗いながら、タイムを縮める努力をしている。 タイムを縮める努力 > 体力の衰えが成り立てば、タイムは縮められ…

サブ3を達成するための10kmの目標タイム。

サブ3。フルマラソンを3時間以内で走り切ること。市民ランナーの中でも上位3%程度しか達成できない狭き門だ。この1年間でフルマラソンを完走している成人は、男性で1%、女性で0.3%なので、その中の3%しかいない「サブ3ランナー」は、ものすごく変態貴重な存…

紫外線対策や持久力向上に効く「抗酸化」とは。

「抗酸化」この言葉、一度は耳にしたことがある方、多いのではないだろうか。 人間の体は、運動することや紫外線を浴びることにより、「酸化」する。普段の生活を送っているだけでも、体は酸化する。酸化することで、疲れを感じたり、シワができたり、口唇ヘ…

ランナーのためのナイキオレゴンプロジェクト流「呼吸トレーニング」。

ランニングをするとき、腕の振り、脚の運び方、着地、股関節の使い方など、ランニングフォームを気にしながら練習する人は多いと思う。 だが、David McHenry氏は、「呼吸」こそが重要だと述べている。 David McHenry氏は、 ナイキ・オレゴンプロジェクトのフ…

理学療法士がお勧めする「ランナーのためのストレッチ」。

大迫傑選手が所属する「ナイキ・オレゴンプロジェクト」の理学療法士であるDavid McHenry氏。 David McHenry PT, DPT, COMPT - Physical Therapist | Oregon Project 理学療法士とは、怪我からの回復や予防を目的とした医学的リハビリテーションの専門家であ…

トレイルランニングを思う存分楽しむためのマナー。

2010年頃から、徐々に人気のアクティビティとなってきている「トレイルランニング」。トレイルランニング界のレジェンド鏑木毅さんがプロデュースするUTMFが2012年に初回開催され、ますます人気は高まっているようだ。 2013年頃、俺がランニングを始めて最初…

髪型と風の空気抵抗。

先日、マラソンを走る際の風よけの効果についてのエントリーを書いた。 www.all-out-running.com 「空気抵抗を減らすこと」は、タイムを縮める上で非常に重要だ。 この空気抵抗を減らすための努力を、Nikeも行っている。 表面抵抗をあえて上げる"AeroSwift T…

マラソンでキツくなったら声を出せ。そして「自分は強い」と思い込め。心理的限界を突破するために。

マラソン、トライアスロン、100マイルレース、5000mレース。とにかくキツい。レース終盤は、心肺と脚に限界を感じ、スピードが落ちてくる。 だが、その限界、本当の限界なのだろうか。 心理的限界と生理的限界 心理的限界を超えるために 声を出せ! 催眠をか…

マラソンにおける風よけの効果は絶大だぞ。

風が強い日のランニングは、非常にキツい。練習を積み重ねて標準を合わせてきたレースが、台風並みの強風だった日には、DNSすら頭をよぎる。だが、諦めるのは早い。 どうやら、ランナーの後方を走ることによる「風よけ」は、結構な効果をもたらしてくれるよ…

BCAAの効果と摂取タイミング。

BCAAという単語、聞いたことがある方が多いのではないだろうか。 最近、年齢とともに回復力が低下していると感じ、「回復力を上げるためにどうすれば良いか」を調べていたところ、「BCAA」に出会った。 実は、ここ2週間くらい走る前に「BCAA」を摂取している…

硬い筋肉と柔らかい筋肉。どっちが良いのか。

筋肉は柔らかい方が良い筋肉だ。なんてこと、聞いたことないですか?柔らかい方がしなやかで良いんだ。みたいな。鍛え上げてみたものの、俺の筋肉は硬いのか?それとも柔らかいのか? この筋肉の「硬さ」について、調べてみたのでまとめてみたい。 筋肉の硬…

走るのが速い人は、足首が硬いのか。結論:硬い。

「走るのが速い人は、体が硬い人が多い」という都市伝説がある。半年ほど前の「アスリートヨガ道場」にて、俺はその都市伝説を目の当たりにした。 www.all-out-running.com ときおり目にする、「走るの早い人 = 体が硬い」説について、学術的にはどのような…

マラソン時の男性と女性のペースの違い。女性の方がペースを維持しやすいらしいぞ。

2月初旬。朝7時からのミーティングに備えて、5時30分に最寄りの駅を出発する電車に乗った。いつもは電車で座ることはないが、今日は連日の激務の疲れもあり、席に座った。 ある2月の早朝の物語 内転筋のトレーニングと秘密の園 男性の方が女性よりもマラソン…

大迫傑選手が2019 Surf City Marathon(ハーフ)でコースベストで優勝したってよ!

2019年2月1日にアメリカはカリフォルニア州のハンティントンビーチ(Huntington Beach)で開催された、「Surf City Marathon」で大迫傑選手がコースベストとなるタイムで優勝した。 大迫選手のこととなるとどうしても気になってしまうため、自分が走った神奈…

陸上の強豪校の練習メニュー。

ここ最近の調査で、速く走るためには、「内転筋」や「腸腰筋」を鍛える必要があると知った。この「速く走るための本質」を知ってしまったことを綴ったエントリー。 www.all-out-running.com で、Youtubeで調べまくった訳ですよ。内転筋や腸腰筋に効くトレー…

ガーミンコネクトのセグメントを利用して、自分の走力を確認してみる。

ランニングを始めると、やはりフルマラソンを走ってみたくなる。フルマラソンを走ってみると、もっと速く走りたくなる。 でも、フルマラソンの距離を走るとダメージも大きいので、普段の練習では、そんな長い距離は走れない。 そこで、「今日の練習、10kmを…

ランニング時の骨盤の動き。

ランニングにおける骨盤の動きに関しては、色々な言われ方がある。良く耳にするのは、「骨盤の前傾」ただ、この「骨盤の前傾」もなかなかイメージしにくい。 他にも「脚は骨盤から動かす」なんていうことも言われる。 このあたりを理解するために、いくつか…

走る動作の本質とは。

「走る動作の本質」って何なのか、すごく気になりませんか。 速く走るためには「内転筋」が重要と書いたエントリーの中で紹介させて頂いた、深代千之さん著の以下の本にそんなタイトルの章がある。 深代千之さんは、東京大学の教授であり、バイオメカニクス…

速く走るための秘訣を知ってしまったぞ。内転筋に秘密が隠されているな。

速く走るための秘訣。みんな知りたいと思う。 「ただ走っているだけで速くなる」というランナー初心者の「ボーナスタイム」が終わってしまったと感じてる今日この頃。自分のランニングフォームを見つめなおし、トレーニングや練習方法を見直そうと色々と調査…

キプチョゲの筋トレ。

エリウド・キプチョゲ。2019年1月現在、世界最速のマラソンランナーだ。 その公式記録は、2018年9月16日のベルリンマラソンで記録した、 2時間01分39秒42.195kmを、1km2分53秒のペースで駆け抜けたということだ。 また、2017年5月6日には、非公式の記録では…

ランニングエコノミーを高めるための「腰高フォーム」に必要なこと。

先日のOTT5000mで、自分のフォームが「腰低フォーム」だと思い、「腰高フォーム」にするために必要なことを自分なりに運動力学的な観点からまとめてみた。このあたりのことがまとまっている文献がないので、いろいろな文献を読んだ結果の私見をまとめる。 間…

持久力を高めるためのサプリ。エキストラ・オキシドライブを飲み続けている件。

ここ1か月半くらいかな。ずっと飲み続けているサプリメントがある。グリコ エキストラ オキシドライブ スポリートさんのアンバサダーとして、「エキストラオキシドライブ」のサンプル品を頂き、実際に使用して、記事を書かせて頂いた。 spolete.jp このエキ…

怪我のリスクを測れる「FMS(Functional Movement Screen)」。あのBS日テレ「サブ4!!」にも出てきたぞ。

毎週木曜日は、BS日テレ「サブ4!!シーズン2」が放送されている。女性3名が約半年間の練習で、フルマラソンで4時間切りを目標に頑張っている姿を見れる番組だ。 www.all-out-running.com 惜しくもサブ4を達成できなかったシーズン1と比較すると、練習内容や…

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