3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

ガーミン 接地時間バランスについて検証

■ガーミン ForeAthlete 935の測定項目
俺のランの相棒

ガーミン ForeAthlete 935を購入した大きな理由は、
普段からランナー感を出してモテたいから
っと俺、うっかり八兵衛にもほどがあるぜ。

Running Dynamics Podと連携して、ランニングエコノミー的な計測が可能だから。
2017年の冬のボーナス後、気持ちが大きくなってしまった俺は、56,000円もの大金を払って、この相棒とラン生活を共にすることを決めた。

俺の相棒で計測できるランニングに関する項目はこんなに沢山ある。
【基本項目】
・ペース
・心拍数
【ランニングダイナミクス】
・ピッチ
・ストライド
・上下動
・左右接地時間バランス
・接地時間
【パフォーマンス統計】
・VO2MAX
・トレーニング効果
・トレーニングステータス

この中で、俺が特に着目しているのは
ピッチ&ストライド
 →平均ピッチ180で、ストライドをどこまで伸ばせるかを追求。
上下動
 →上下動の少ない、無駄なエネルギーを使わない走りを追求。
左右接地時間バランス
 →右膝が痛まない左右対称の理想的な走りを追求。
VO2MAX
 →川内優輝選手のようなVO2MAX 82のガムシャラな走りに近づける。今の俺、56...

今日はその中で、今日は「左右接地時間バランス」について、少し見えてきたことがあるので紹介。

■ガーミン 接地時間バランス
俺の場合、キツいレースの後、右膝外側の靭帯が痛むことがある。
いわゆるランナーズニーだと思う。
いつも右。
2017年の湘南国際マラソンでは、38kmあたりを過ぎたタイミングで、「ズンっ!」と右膝が急に重たくなった気がして、若干痛みを覚えながらの完走。
完走後、数日は右膝外側の靭帯が痛み、歩くのが辛かった。

で、この痛みはおそらく右に負荷がかかるような走り方をしていることが原因だと考え、もともと研究職だった俺は、仮説を立てたら検証せずにはいられず、8万円もしたSUUNTO Ambitを手放し、5万円もするガーミン ForeAthleteを相棒とすることを決めた。

で、この接地時間バランスについて、あまり記事がない…

ちなみにRunnetのこちらの記事
快走の秘訣はガーミンを使ったフォーム改善にあり(話題商品) - RUNNET - 日本最大級!走る仲間のランニングポータル

左右バランスは50:50に近づけることが望ましい。数値の低い方の脚は、接地時にお尻で体重を支えられていないため、足首がフラつくことが多い。

あとはガーミンの接地時間バランスに関する説明
Running Dynamics and Physiological Measurements | Garmin

多くのランナーは、坂道を上り下りするとき、高速で走るとき、あるいは疲れているときに、GCTバランスが50/50より高くなる傾向にあると報告しています。ついでながら、バランスの悪さがケガにつながると認識しているランナーもいるようです。

分からん…
接地時間が長い方の足が力を発揮している/短い方の足が力を発揮できてなくて、バランスが悪いと怪我をしやすいということなのか?

俺の場合、相棒のガーミンの測定では、左右が均等に50%なこともある。
左右のバランスが非対称だとしても、1%以内に収まっている。
なので、「俺、左右対称の良い走りしてるじゃん」と、しばらくバランスについて気にしてなかったが、データを重ねてみると、気になることが。

【50-50の場合】
・5.03km 23:20 4:38/kmペース ほぼ平ら
左:50% 右:50%


【右が大きい場合】
・5.20km 23:45 4:34/kmペース 坂あり
左:49.7% 右:50.3%

・10.01km 48:01 4:48/kmペース 坂あり
左:49.7% 右:50.3%

・10.68km 51:07 4:47/kmペース 坂あり
左:49.9% 右:50.1%

【左が大きい場合】
なし


少し見にくいが、ほぼ横に平らな点が集まって線になっているのが接地時間バランス。
上下に大きく変動している線が標高。
接地時間バランスがオレンジ色になっている箇所がバランスが偏っているところ。

走り始めのゆっくりな時にオレンジが多いのは置いておいて、、、
なにやら、上り坂のときに右側にバランスが振れてないか?
もしくは、下り坂が終わった後、上っているかのように感じる平坦な道でバランスが振れてないか?
もしくは、比較的早いペースの後半ときに右側にバランスが振れてないか?
ガーミンの説明

坂道を上り下りするとき、高速で走るとき、あるいは疲れているときに、GCTバランスが50/50より高くなる傾向にあると報告しています。

の通りになってやがる。

確かに、練習の時に痛くなるタイミングは上り坂でペースを保とうとしているときが多い。
これだ…
俺の走りの怪我に通ずる諸悪の根源は。

■俺の接地時間バランス
少々データが少ないが、まとめると
・比較的安定したペースで平地を走行してる際は、左右バランスは対称
・ペースが速い場合、頑張ってる場合は平地走行でも、右側の接地時間が長い
・上り坂を速いペースで走行すると、右側の接地時間が長い

これらのことから考えられることは、
「俺は速く走ろうとすると、右足を良く使う/左足を上手に使えていない」
おそらく、右足でより蹴り出そうとして、グッと力が入り、微妙に接地時間が増加するのではないか。

俺は、字を書くのも箸を持つのもボールを投げるのも打つのも蹴るのも「右」。
1980年代に流行ったシュウォッチでピアノ叩きをするのだけは左。シュウォッチ購入当時、右指を突き指してたから。
典型的な右利き。

左足でしっかり地面を蹴り出すような走りができれば、右足の負荷が減って、怪我が減るんじゃなかろうか。

■今後やること
・RUNNETの記事にあったトレーニングをやる
・練習の際は,左足の蹴り出しを意識する
この2つを継続して、再度検証する。
まだ検証に足るデータが集まってないしね。

「検証」
って良い響きだね。
やってやるぜ!



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