今日は、俺の愛すべき同僚との、たわいもない一幕を紹介しようと思う。
サラリーマンを何年もやると、新入社員を新たな戦力として召喚してもらえることがある。
俺の愛すべき同僚は、その新入社員のことだ。
その新入社員は、学生時代にオタサーの華と付き合っていたことがあると、誰も頼んでないのに自ら歓迎会で暴露していた。
なので、「オタサーの華の元カレ」と呼びたい。
今日の夕方、お客様との打ち合わせを終えた「オタサーの華の元カレ」と「さすらいの技術者」と俺。
俺は、オタサーの華の元カレが、「もんじゃ食べてみたいっす」とボヤいていたことを思い出し、月島でもんじゃすることを提案。
オタサーの華の元カレは、二つ返事で、
「行きましょう!」
さすらいの技術者は、これまた二つ返事で、
「今日は、帰ります。」
さすがだ。
断り慣れている。
どっちかって言うと、
「今日も、帰ります。」
だと思ったが、
これが「さすらい」ってことなんだと思う。
月島に到着して、新店舗を開拓する勇気もなく、何度もお世話になった、
月島の風月へ。
なんか、電気消えてるんですが…
どうやら、今日まで店舗改装でお休みらしい。
で、近くの「満天」へ。
勇気を出す必要なく、新店舗を開拓できた。
もんじゃ処女のオタサーの華の元カレは、もんじゃを刻むヘラの近い方も新入社員レベル。
かわいい奴だ。
オタサーの華の元カレは、非常に純朴で良い奴だ。
仕事も素直。
少し素直過ぎるところもある。
最近のトレンディ俳優(と言う言葉が正解なのか分からんが、、、)の竹内涼真的な要素を持った、爽やかさを持つオタクだ。
オタサーの華の元カレとは、これまでも2人で何回か飲みに行ってる。
飲みに行くと、たまに説教じみた話もしてしまう。
オタサーの華の元カレにとっては、苦痛な時間だろう。
なので俺は、飲み代の多くを払うことにしている。
「つまんない上司や先輩と飲みに行って、つまんない話聞いてやるのに、割り勘とかありえないと思うんだ」
的なことをオタサーの華の元カレと飲むとボヤいてたりする手前、俺が割り勘するわけにいかないのだ。
3人の娘+イザベラクリームのチワワを養う俺にとって、飲み代の支出はボクシングで言うジャブどころではなく、アッパーカット並みに家計に打撃だ。
日頃のストレスから、今日も少々つまらんことを愚痴ってしまったが、オタサーの華の元カレは、竹内涼真ばりのステキな笑顔。
こいつと一緒に飲むと気分が良い。
また誘っちゃおう。
そんなことを思いながら、楽しい時間は過ぎて行く。
で、お会計。
5800円。
むむぅ。
5000円は、払い過ぎだよなぁ。
4000円払うのか?俺。
良いのか4000円払って?
そう言えば、先週の金曜、オタサーの華の元カレと新橋で飲んで5000円くらい払ってるな。
じゃぁ、少しはいいかな…
お会計の額を見てから、ここまで0.3秒。
ランニングをこなすことで、思考の反射能力も高まっているようだ。
「俺、3000円でいいかな?」
申し訳なさと自分のカッコ悪さに、何とも言えない葛藤を感じながらの言葉。
「いいっすよ。」
即答。
神だ。
弱冠25歳(大学院卒)の若者なのに、神々しい。
その時ばかりは、オタサーの華の元カレに完全に竹内涼真が降臨していた。
オタサーの華の元カレ、また飲みに行こうぜ。
そして、仕事でも全力を誓う俺だった。
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