娘の小学校の父親の会の親父2名とともに参加した、2018板橋シティマラソン。
一緒に参加したのは、
「イケメンマダムキラー」
「筋肉マッチョのマイクマン」
の二人。
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実は、実家が近所ということで、俺は前日に車で実家に来ていた。
車で横浜まで帰るために、3人でうちの実家まで移動。
そこから、俺の愛車、デリカD:5(ディーゼル)に乗り、横浜へ。
打ち上げの店をどこにするかを話し合う親父たち。
「あそこの店は、美味しくない。」
「あそこが良いよ。美味しいし。」
「やっぱり、焼き肉がいいよね。」
・・・
「昔、可愛い店員がいたけど、最近はその店員がいないから、行かない。」
「あそこの店のあの店員、知ってる?可愛いよね。」
「あー、あの店員さんとコミュニケーションしてーなー。」
美味しい、美味しくないの議論が、
最後は
可愛い店員がいる、いないの議論に。
で、結局、可愛い店員がいる焼き肉屋に決定。
16時半ころに家に着いた俺は、シャワーを浴びて、バキバキの脚を前後になんとか動かしながら、歩いてその焼き肉屋へ。
父親の会のLINEに声をかけたところ、
「家族がどっか遊びに行っちゃって、暇になっちゃったから。」
と、「超絶良い人バンドマン」が合流。
親父4人で、乾杯。
タイムサービスで激安になっている、メガハイボールで。
実は、板橋シティマラソンにエントリーしていた「超絶良い人バンドマン」。
今回はあまりの準備不足に、出場を断念していた。
「ロキソニン飲んでも、無理だよ。今回は。」
「ん?俺は、毎回飲んでるよ。ロキソニン。」
「ちょっ、ちゅっ、ちょっ、って感じでね。」
「え?プロテイン飲んでないの?運動してて飲まないのってありえないでしょ?」
「俺は、毎朝、納豆とヨーグルト。」
と、普段からドーピングを怠らない「イケメンマダムキラー」。
「俺は、営業の接待で酒飲んでばっか。」
「全然痩せないんだよねー。」
「納豆っすか。ロキソニンっすか。プロテインっすか。」
根っからの営業でその場を盛り上げる、たまに薄っぺらい発言もある「筋肉マッチョのマイクマン」。
父親の会の親父たちと飲むと、毎回毎回楽しくて、ついつい時間が経つのも忘れてしまう。
体がバッキバキだが、心はウッキウキ。
そして、しばらくすると、「イケメン」が、
「ね?可愛くない?」
と、目で合図しながら、その店員さんの可愛さについて、同意を求めてくる。
そして、その店員さんとコミュニケーションを取ろうと試みる。
「レバの焼き加減は、どんなもんですかね?」
そうだ。
先週、ホルモン屋で、あまり焼かずに肉を食って体調を崩し、親父のメンバーの「永遠の悪ガキ下町ロケット親父」が入院していたのだ。
「下町ロケット親父」は、肉の焼き加減には気を付けろとLINEでメッセージを残してきていた。
その可愛い店員のお姉さんは、
「さっと表面をあぶるくらいで良いですよ。」
とトングを使って、実際にレバーを焼いてくれた。
その焼いてくれたレバー。
「俺、それもらっていい?」
と「イケメン」。
高校生かよ!
父親の会の話、親父バンドの話、親父の草野球チームの話、親父のランナーズの話。
運営をどうする、この先どうする、的なまじめな話もある。
「超絶良い人バンドマン」は、一緒にマラソンの大会に出ると、自分は遅くてゴール後に待たせちゃうから、なんか嫌なんだと言う。
気持ちは分かる。
けど、そんなちっちゃいこと気にしないで、一緒に大会に出てほしいと心から思う。
「なんで、そんなに走ってるの?」
マラソンで、タイムを出したいと思って練習している人ならば、一度はされたことがあるであろう質問。
俺の会社の同僚のランナーに聞くと、
「スーパーサイヤ人になるためですよ。」
俺は、、、
なんでだろう?
最初は、健康になるためだった。
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今は、なんでこんなに一生懸命走ってるんだろう。
登山家には、「そこに山があるから。」的な答えがあったりもする。
「自分の成長を感じられるから。」
「走った後の、酒が楽しみだから。」
「健康のため。」
全部、そうかもしれないけど、これらがその質問の回答になるかと言われると、なんか違う。
「超絶良い人バンドマン」のレースに出たくない気持ちと、
俺のレースに出たい気持ち。
父親の会で何かと活動に熱心な親父と、
そうでもない親父と。
仕事に情熱を注ぎこんで家庭が崩壊している人と、
仕事はそこそこに、しっかり帰宅して家族との時間を大事にしている人と。
何が良くて、何が悪いなんて分からない。
そして、このエントリーで何を書きたかったのかも良く分からない。
でもまぁ、やっぱり俺は
「走るのが好き。」
なんだろうな。
好きなことに理由はないんだと思う。
今は体がバキバキで走れないけど、回復したら、また次に向けて走る。
そう心に決めた、レース後の打ち上げだった。
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