ランニング時のTシャツ。
オシャレでお気に入りのものを着たいと思う方も多いと思う。
気に入ったものを身に付けることで、モチベーションが上がり、タイムも上がるような気がする。
俺もそんなことを思う一人だ。
いくつかのお気に入りはあるものの、なんかしっくりくるものがない。
なので、「いつだって全力中年。オリジナルTシャツを作ってみようかなぁ」なんてことを、仕事でご一緒している「昔はモテたスーパー技術者」に話をしてみた。
すると、その「昔はモテたスーパー技術者」は、
「ちょっとデザインしてみますね。」
と。
「昔はモテたスーパー技術者」とは、もう5年くらいの付き合いだ。
仕事でキッツいときは、その技術力で俺をサポートしてくれ、仕事が超絶暇なとき 落ち着いているときは、くだらない世間話に華を咲かせたりした。
少し太っているのでランニングをお勧めしたところ、Garminのウォッチを購入し、ときおりインターバル走的な散歩をこなしている。
昔モテたあの栄光を取り戻そうとしているのだろう。
「ちょっとデザインしてみますね。」
という言葉、冗談だと思っていた。
が、数日後。
「この前言っていた、デザイン。作ってみました。」
「ちょっと見てください。」
どどーん。
後頭部をトンカチで殴られたかのような衝撃。
すげークオリティの高さ。
「昔はモテたスーパー技術者」の専門は、プログラミングだ。
専門外の「デザイン」という領域でもこれだけのクオリティを発揮できるとは…
なかば冗談で企画されたオリジナルTシャツ作り。
だが、これだけのものを用意されてしまっては、後に引き下がれない。
なので作ろうかと思う。
「いつだって全力中年。オリジナルTシャツ」を。
全国の全力で頑張っている中年の皆様にも来ていただけるようなTシャツを。
俺は帰宅後、この素晴らしいクオリティのロゴを奥方に見せた。
興奮気味に、
「すごいでしょ、このデザイン。」
「Tシャツ作ろうと思うんだ。そのデザインの原型。」
「すごいね!カッコいいデザイン!」
的な返答を期待していた俺。
ところが、
「これ、私がいないじゃん。いいよいいよ。シングルファザー設定ってことで。」
やべぇ・・・
すっかり忘れていた。
奥方の存在を。
冷や汗を掻きながら、
「いや、そういう訳じゃなくて、あの~・・・」
「「昔はモテたスーパー技術者」さんが、善意でデザインしてくれたんだよ。これがTシャツにそのままなるわけじゃないからさ。」
その後、奥方はしばらく口を聞いてくれなかった。
Tシャツのデザインの「いつだって全力中年。」は、筆文字で書くイメージ。
何かしらのロゴを小さく右下に付けるイメージ。
そんなデザインのTシャツを作ってみようかなぁ。
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