3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

娘が大病を患った一般人が新型コロナウイルスに思うこと。

私の娘は、「ただの風邪」と思っていたら、どんどん症状が悪化していき、「小脳炎」と診断されました。

2020年3月9日に入院し、どんどん動けなくなっていく娘を看病し、最愛の娘が生死をさまようということを、つい先日経験しました。


その後、娘は回復し、4月8日に退院でき、今では小走りできるくらいまで回復しました。


ただ、今でもステロイドの経口薬を飲み続けていて、おそらくその副作用から、鼻血がなかなか止まらず、ほっぺたが膨れていて、見ていていたたまれないです。

ステロイドは、炎症を抑えるという効果がある一方、様々な副作用があり、免疫力も下げる薬です。


なので、今のうちの家族の命題は、

「新型コロナウイルスを自宅に持ち込まないこと」

です。



新型コロナウイルスに関する情報、色々出回っていますが、一体どの情報を信じれば良いのか、さっぱり分かりません。



神奈川県は、緊急事態宣言が出たけれど、

「奥さんがスーパーに買い出しに行ったところ、いつも以上に人がいた」

と。

うちは、スーパーなどに買い物に行くのにも、細心の注意を払っているし、基本は1人で行くようにしています。

でも、食材を買いに行かないと、ご飯食べれないので、死なないためにスーパーに買い物に行きます。

買い物に客として行くのも怖いと感じるのだから、店員の方々は、日々怖くてたまらないのではないかと思います。



一部の報道では、

「月曜日の出勤時の都内のターミナル駅では、普通に多くの人が出勤されていた」

と。



食料品などの生活必需品を買いに行くために、ちょっとだけと家族と一緒にスーパーに行く人の気持ちも分かる。

スーパーなら大丈夫と思って行ってみたら、思いのほかたくさんの人がいて驚いたのかもしれない。


会社がテレワークに対応していない、出勤しなければ仕事にならない、という人が多くいることも分かる。

そんな人たちは、「コロナが怖い」と思いながら出勤しているんだろうと思います。


楓子が入院中にお世話になった看護師さんは、「今はどこにコロナの人がいるか分からないから怖い」と言っていた。

医療従事者の方々は、日々戦々恐々としていらっしゃるのだろうと思います。


ランナーのみなさんは、大好きなランニングをこの状況でも続けたいと思う気持ちも分かる。



だって、人間だもんね。




でも、想像してもらいたいです。


難しいと思うけど、想像してもらいたい。



最愛の大事な人が病床で苦しむ姿を。

いや、自分自身が病床で苦しみ、誰もお見舞いに来てくれない状況を。

もしかしたら、死んでしまうこともありえることを。


「自分はかかっても重症化しない」

なんて思っていたら、後悔することになるかもしれない。



もし、自分や家族が感染したら、どうなるのだろう。

そう思い、調べてみました。


感染の疑いがある場合、最初に問い合わせを行うのは、

「帰国者・接触者相談センター」

だと、厚生労働省などのHPに案内があります。
www.city.yokohama.lg.jp


以下のような症状がある場合、相談してください、とのことです。

(1)風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている
(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)

(2)強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある
※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合


厚生労働省のHPには、都道府県別に、

・帰国者・接触者相談センター相談件数

・帰国者・接触者外来受診患者数

・帰国者・接触者外来PCR検査実施件数

も合わせて公開されています


その情報を関東県内だけですが、まとめてました。

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関東圏内の帰国者・接触者相談センターの相談件数等
※厚生労働省のHPの情報から再構成


感染者数が増え始めた3月18日から3月31日の間、

相談センターへの問い合わせ件数:35,138件

に対し、

外来受診患者数:2,300件

PCR検査実施件数:1,689件

と、問い合わせに対して、受診できた人は、「6.5%」。

PCR検査を実施できた人は、「4.8%」。


風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている

強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある

などの症状があると自覚している方のうち、診察してもらえるのは、たったの6.5%ということらしいです。



そして、こちらのサイトでは、病床の使用率が都道府県別にまとまっています。
www.stopcovid19.jp



既に病床が足りないことになっている都道府県が多くあります。

そんな都道府県では、どんな状況になっているのだろうと不安になりました。



「もし、感染したとしても、診察してもらえないかもしれない。」

「病床が足りずに、医療行為を受けられない可能性があるかもしれない。」

そう感じています。



どんな事情の人が外出しているのか、分からない。

それぞれ、不要不急なのかもしれない。

自分が生きていくために必要な外出なのかもしれない。

そういった方に対して、あまり意見したり、どうこうしろとも言えない気がします。


だって、今の日本の法律では、外出しても罰則はないですから。




だから、自分は、自分の家族だけは、新型コロナウイルスに感染しないように、細心の注意を払って、なるべく外出を控えようとしています。

気をつけ過ぎるくらいに。



でも、こんな生活がいつまで続くのだろうか、と不安にもなります。



以前のように、みんなと一緒に走って、打ち上げで大いに盛り上がって。


そんな日は、いつになったら戻ってくるのだろう。



気がめいってしまう日々が続きますが、たまには息抜きのオンライン飲み会したいなぁ。



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