3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

ランニング時のマスクと熱中症。ランニング学会と厚労省からの情報より。

もうそろそろ、マスクのことは、どうでも良くなってきてもいるけど。。。

一応、書いておこうと思う。



自分は、なるべく人がいないコースを走ろうと思っていて、自宅の周辺をひたすらぐるぐるしている。

歩いている人がいたら、なるべく離れてすれ違う。

バフを首に巻いていて、人とすれ違うときだけ、10mくらい手前からバフを口元に戻している。



ずっとマスクとかバフして走るのは、自分には無理っす。

だって、マジで暑くなってきたから。

バフを首に巻いているのも、暑くてたまらんです。

これ、普通に歩いているだけでも、マスクしていたらキツいんじゃないかな。




「マスク絶対信者」みたいな方もいらっしゃるけど、この先、もっと暑くなるのに、マスクして散歩したり走ったりするのだろうか。

そもそも、屋外で、風も吹いていて、数m離れている咳もしていない人の呼気から、ウイルス感染すると思っているのだろうか。


それだけの感染力を持っているウイルスだとしたら、人類の大半が感染していると思う。




感染者数が増え始めた頃、

「ジョギングのときもマスクするのがエチケット」

ということがメディアなどで大々的に取り上げられ、走っている人もマスク等を着用するようになった。




でも、5月26日に厚生労働省より、以下の通達が発表された。

令和2年度の熱中症予防行動について(周知依頼)

気温・湿度が高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスクが高くなるおそれがあります。
このため、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、熱中症のリスクを考慮し、マスクをはずすようにしましょう。


暑くなってきて、熱中症のリスクが高くなるため、

人との距離が確保できるならば、マスクをはずしましょう。

とのことだ。



さらに、5月27日には、ランニング学会より、以下の「お願い」が、

緊急事態宣言解除後における、ランニング愛好者の皆様へのお願い

マスクを着用するのは、咳やくしゃみ、呼気による飛沫拡散の可能性を低くして、ランナー自身が他者への感染源とならないための防止策のひとつですが、マスクよりもまずは空いたコースや人の少ない時間帯に走るなど、他者との距離を十分に確保する工夫をしましょう。

周囲に人が居なければ、マスクをしなくてもよいでしょう。

一方で、外出自粛要請が出て以来、ほとんどの人が感染拡大防止を意識して外出時にはマスクを着用していますので、マスクを着用しない人やランナーに対して不快感・不安感を抱く可能性があります。
そうした方々の気持ちにも配慮して、対人距離が確保できない場合にはマスクやフェースガードの着用を検討してください。


周囲に人がいなければ、マスクをしなくて良い。

一方、周りの方への気持ちの配慮はした方が良い。

とのことだ。


マスクに限らず、ランニング学会のお願いは、すごく共感できるので、上記のリンクをクリックしていただき、ぜひ読んでいただきたいと思う。



そして、ジョギングエチケットとして、走るときのマスク着用を勧めていた山中教授も、そのテンションに変化があった。

報道から見る新型コロナウイルス
※5月11日時点

5月になり蒸し暑い日が増えてきました。これからのランニングは熱中症が心配です。
早朝や夜間などがおすすめです。
周りに歩行者がおられず、1人で走るのであれば、マスクも必要なく爽快です(夜間は反射板やライトを忘れずに)。
でも周囲に歩行者がおられる時は、マスク等をしてゆっくり走りましょう。
ランニングする人も散歩する人も、お互いに気持ちよく過ごしたいですね。



ランニングや、屋外での活動時の、

熱中症のリスク > マスクでの感染予防効果

という式が成立したということだろうか。


というか、

「屋外で、十分、人と離れていれば、マスクをする必要はない」

という当たり前のことを、強調したということか。



ちなみに、総務省の発表によると、

「2019年5月から9月の全国における熱中症による救急搬送人員の累計は71,317人、死亡者は126人」

ということだ。

2019 年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況


2013年以降、毎年50,000人程度、猛暑だった2018年は、約95,000人が救急搬送されている。


今年の夏は、昨年以上の猛暑が予想されているようだ。



5月28日現在、新型コロナウイルスの感染者と死亡者の数は、以下の通り。

感染者数:16,696人

死亡者数:869人



これらの数字に対して、どのような見解を持つかは、人それぞれかも知れない。



ただ、今年の夏もやってくるであろう、30度を超えるようなうだる暑さの中では、マスクを着用して、徒歩を含めた運動をすることによる熱中症のリスクは、高まるだろう。



でも、ランナー自体への拒絶感を持っている方もいるような雰囲気を感じてしまう、昨今。

しばらくは、人に会わないようなコースをひたすらぐるぐるするランを続けようと思う。



ただし、今後の感染者数や死亡者数の推移で、推奨される行動は変化するだろうから、アップデートされたしかるべき情報は、引き続きチェックしたいと思う。




で、最後に一つ。

「ジョギング時のエチケットとしてマスクを着用すべし」

と著名人の方が発信したり、多くのメディアが報じた訳で。


そのおかげで、「何が何でもマスクをしなければ非国民」または「ランナーは危険」みたいな空気ができあがったという節はあると思うのです。



だからこそ、今回の、ランニング学会や厚労省からの

「熱中症リスクがあるので、マスクしないでも、距離を取れば大丈夫」

との発表を、しっかり「正しく」発信したり、報じて欲しいと、切に願う訳です。



それが、著名人としての、報道機関としての責任なのではないかと、思うんです。




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