3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

みんなに会えた話。

そのぉ、僕が毎朝、ラジオ体操をしに行ってるのって、有名な話じゃないですか。


港南区健康ランニング大会のとき、毎回、みんなの前でラジオ体操を元気よく教えてくれるおば様インストラクターがいらっしゃるんですよね。


で、そのおば様インストラクターがやっている毎朝のラジオ体操に参加していて。


ある日、いつも通りに会場に到着して、始まるのを待っていると、見慣れた顔が3人。


「あれ?」

って。


トマスさんと、ふらっとさんと、オーさん



俺がここでラジオ体操をやっているのを知っていたとして、、、

「3人で、どうしたんですか?!」

と聞くと、なんか、3人ともなんかバツの悪そうな顔していた。


「あ、あ、あぁ。」

「久しぶりっすね。」

みたいな。


なんか、3人のテンション、ちょっと変じゃないか?


そこでピンと来ちゃったんですよね。


これ、ランニングの練習会的なやつだな。って。


俺、それ、誘われてもないし、知らないっす。って。


でも、そんな言葉は、心にしまって、

「一緒にラジオ体操しましょうよ!」

って言ったら、トマスさんとオーさんは、一緒にやってくれたんだけど、ふらっとさんは、どっかに行ってしまった。



ラジオ体操が終わって、じゃぁちょっとお茶でもしますか、ってんで、近くにあったレストハウスでポカリとか飲んでいたら、そこに現れた、

zunzumanさん


お久しぶり過ぎるズンズズンさんは、正面と背面に、大きな字で、しかも明朝体で、

「ズンズマン」

ってカタカナで書かれたTシャツを着ていらっしゃって。


超絶ダサいけど、大丈夫なのか?って思った。




その後も、続々とランナーと思しき面々が現れて。


これは、間違いなくランニングの練習会だ、っていう空気感が漂ってきた。


なんだかんだで30人くらい集まっていて。

その中の誰にも誘われなかったし、開催することを一つも察知できてなかった。



ちょっと、寂しい気持ちになった。



この日は、走る準備をしていなかったし、このあと仕事だったので、誰にも気付かれないように帰ろうと、席を立つと、


「あれ?全力さん帰っちゃうの?」

「私、全力さんの隣の席に座ろうと思っていたのに、空いてなかったから、ずっと話しようと待ってたんだよ。」

とめっちゃ大声で話してきた女性がいた。

そのあとも、なんだか知らんけど、怒涛の勢いで言葉を浴びせてくる、この女性。



「お、お、お、おう。おう。」

「分かった。分かった。」



「で、あんた、誰よ!」



俺、この怒涛の女性、お会いした記憶がなくて。


「え?去年、トレイルで会ったじゃない!」

「覚えてないの?」

って言われたけど、全く記憶がない。

申し訳ないけど、お会いした記憶がないんだよ。


この女性の声が大きくて、そっと帰ろうと思っていたのに、その場にいた全員に見られていて。


何も覚えていない俺が、なんだか悪い人みたいになってしまった。



荷物をまとめて、レストハウスを出て、全力で走って、家に向かった。






ここで、胸が猛烈に苦しくて、痛くなって、目が覚めた。


「やっぱり夢か。。。」


だって俺、ラジオ体操なんて、通ってないもんな。




この夢を見る前の日。


トマスさんに「3人くらいで忘年会しませんか」とお誘いを受けた。

でも、昨今のコロナの事情を考えると、ちょっと気が引けていて。


その前の日は、仲良しの同期3人の忘年会も中止にすることになった。


この時期、毎年ある親じ会の納会も、参加しないことにしていた。



あぁ、コロナがなかった頃みたいに、みんなで気兼ねなく集まれる日は、戻ってくるのだろうか。




夢とは言え、久しぶりにリアルにお会いできたみなさんとの会話は、楽しくて。

眠っていながらも、自分のリアルな顔が笑顔になっているのを感じられた。

ズンズマンさんのTシャツには、マジで笑わせてもらったなぁ。



また、みんなで集まれるといいっすね。




少しずつ、前へ。
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