今年の卒業生は、この1年間、これまでできていたイベントが中止、中止。
運動会も縮小で変則的な開催。
親じ会主催のイベントも、ひとつもできなかった。
そんな卒業生のために、
「卒業生を送る会」
をできないか?
と親じ会に、学校から相談があり、
親じたちが、興奮したのは言うまでもない。
「最高に楽しいイベントにしよう!」
と。
さかのぼってみると、最初の企画会議は、昨年の9月末だったようだ。
www.all-out-running.com
だが、緊急事態宣言。
2月に予定されていた「送る会」は3月13日に延期になり。
首都圏の、緊急事態宣言の再延長に伴い、中止になってしまう覚悟をした。
でも、校長先生の英断もあって、
時間短縮で開催しよう!
ということになって。
まじで、良かった。
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3月13日、土曜日。
天気は、あいにくの雨。
雨と言うか、豪雨。
しかし、前日の晩ギリギリまで、雨バージョンでの開催に向けて、親じLINEで調整を行い、準備万端。
朝8時に親じは集合。
事前の意識合わせを行い、開始時間まで準備を進める。
9時が近づくにつれて、子どもたちが集まってくる。
みんな、楽しみにしていてくれたみたいだ。
子ども達は、ところどころでグループになって笑顔で話している。
「楽しんでもらいたい」
そんな想いと、
「楽しませてあげたい」
という変なプレッシャー。
こんな緊張感も久しぶりの感覚だ。
今回は、白組と紅組に分けて、各競技で、点数付けを行い競う、という運動会ぽさを出そうとした。
準備運動
「5年生より賢いの」をパロったクイズ
移動玉入れ
フリータイム:
フリスビー/ストラックアウト/缶倒し/射的
バスケフリースロー対決
結果発表
商品授与
という全体の流れ。
商品の中には、ここ数か月撮影をしてきた、卒業お祝いビデオのURLが書かれた色紙もある。
準備運動は、「今日から俺は!」の主題歌「男の勲章」のダンス。
ここで流した音源は、実は親じバンドの演奏と、俺が歌ったCD。
でも、誰にも気付いてもらえなかった。
途中、ツッパリ親じダンサーズも乱入し、みんなの笑いを誘う。
クイズは、俺の出番。
第1問
「ズボンのチャック、の『チャック』は、日本で生まれた言葉である」
〇か×か。
の破壊力が凄まじく、66人のうち約50人が間違えて。
クイズ全体的に、かなりの盛り上がり。
20分時間をもらっていたのだけど、盛り上がっていて、足りないくらいだった。
移動玉入れも子どもたち大興奮。
ストラックアウトは、野球部の子どもたちを中心にかなりの人気。
最後のフリースロー対決も、大いに盛り上がって。
閉会式へ。
子ども達からの一言では、
「『5年生より賢いの』のクイズは、5年生の時に習っていない問題も出たけど、すごく楽しかったです。」
と、ありがたい言葉を頂いた。
コロナということもあり、うちの小学校に昨年4月に異動されて、この手のイベントが初だった副校長先生は、
「親じ会のみなさんの熱量の半端なさに驚きました。」
「自分もやりたいなぁとずーっとウズウズしていました。」
「みなさん、このような地域の方に感謝する気持ちを忘れないでください。」
なんて、言ってくださり、親じ一同、感無量。
最後に渡したお祝いビデオは、
怒髪天の「オトナノススメ」と、
嶋大輔の「男の勲章」から構成される最高の仕上がりのビデオ。
個人情報の関係から、公開することができないことが悲しい。
最後に、子どもたちから、
「ありがとうございました!」
と。
俺、嬉しくて、泣きそうになりました。
あっという間の2時間。
約5か月間の企画検討準備期間を、思いっきり集約した2時間。
準備を含めて、こんなに楽しいイベントをやらせていただいて、本当に幸せだ。
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6年生たちが帰ってから、親じ会の面々とサポートいただいたPTAの方々と、ちょっとした締めの会を行って、解散。
お父さんお母さんたちも笑顔になれた一日だった。
家に到着するやいなや、この日撮った写真を奥さんと娘たちに見せながら、イベントでの出来事を興奮気味にしゃべる俺。
昼間からビールを飲み始めてしまう。
夕方には、すでにベロンベロン。
奥さんのLINEに、ママ友から届くLINE。
「ビデオ見たよ~」
「パパ、最高に面白いね!」
なんつって言って下さって。
さらにビールが美味しくなって、この日は、ここ最近感じたことのないくらいの幸せを感じましたとさ。
さてと。
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