PTA会長として活動し始めて、1か月半がたった。
その感想を一言で言うならば、
「ストレスを感じることはあるけれど、刺激的で最高に楽しい。」
って感じだろうか。
例年の「パパさんPTA会長」は、平日昼間に開催される、
運営委員会
：各委員会の活動報告を行う場
本部役員会
：PTA本部の活動内容の意識合わせの場
には、ほぼ参加していなかったらしい。
でも、自分は、今のところ全部参加している。
。。。
いや。
今の俺は、決して暇ではない。
仕事は、過去最高レベルに忙しく、ストレスが半端ないのだが、
在宅勤務が多くなり、自分の立場的にも時間の融通を利かせられるようになっているから、
なんとか平日でも参加できている、って感じだ。
なので最近の平日は、
起床→仕事→PTA的活動→仕事→就寝
みたいな生活が続いている。
それでも、一般的に面倒くさいと言われている？PTA活動に、ここまで参加しているのは、
「まじでエキサイティングだから」
に他ならない。
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この4月から本格的にPTA会長として活動をし始めて。
あ、一つ言っておきたい。
PTAでのエトセトラのことを
「仕事」
と表現する方も多いのだけど。
自分としては、PTAはボランティアなので、仕事ではなく
「活動」
だと思っている。
そして、PTAとして、
「『やるべきこと』は特にない」
と思っていて。
PTA活動に対して、「べき」という言葉を使うわけにはいかないと思っている。
高校の時の英語の授業の時に、習ったんですよね。
「Should（べき）」はなるべく使わない方がいい
と。
かなりの命令調になるから、相手の気持ちを害してしまうことがある
と。
うむ。
これは、最近のうちのPTA内部のやり取りで感じたことの率直な意見な訳だけど、分かる人にしか分からないよな。。。
1つ言っておきたいことが長くなってしまったが、
この1か月半のPTA活動で、俺主導で進めたことをまとめたい。
・個人情報漏えいに関する保険への新規加入
→旧本部の方から進め方について猛烈コメントを頂いてストレスMAXだった
→校長先生、副校長先生は、全くもってOKで、何の問題もなく加入できる見込み
・小学校の地域フェスティバルの具体案の作成
→旧本部の方から、水を差すようなコメントばかりで疲弊している
・各町内会への挨拶回り＋お電話
→親じ会のみなさんと副校長先生にご協力いただけた
・PTA室のノートパソコンセットアップ
→他の誰もできなさそうだったから俺がやっただけ
・PTA委員の代表決めに関する課題整理資料作成
と、こんな感じだ。
なお、これらの活動は、本来PTA会長が動く必要はないものだったりすると思う。
自分が動こうと思わなければ、誰もやらずに、特に何も起こっていないだけの案件だと思う。
これら以外に、PTA会長として参加を促されている会議にはすべて参加している。
という感じで、本来の自分の仕事はもちろん、PTA活動に全力で、走り続けてきたこの1か月半。
俺は、3kg痩せた。
うん。
そこそこストレスがあるんすよね。
PTA活動には。
「は？お前は何様なんだよ？」
と感じるようなコメントを送ってくる方もいらっしゃったりする。
その愚痴を奥さんにこぼすと、奥さんがなんだか辛そうになっている。
「私、もう学校に行きたくない」
なんて言っている。
それを見て、俺が辛くなる。
PTA会長なんか引き受けなければ良かった。
と思うことも何度かあった。
「出る杭は打たれる」
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5月14日。
学校運営協議会
なるものに参加させて頂いた。
PTA会長は、「宛て職」としてこの学校運営協議会の
「副会長」
になるらしい。
この日に参加するまで、学校運営協議会の何たるかも参加者も、全く分かっていなかったのだが。
PTA会長として、挨拶をすることになっていたのは、非常にエキサイティングだった。
学校運営協議会とは、
学校に設置される学校運営について協議する機関であり、
その委員は、地方公務員法に定められる「非常勤特別職の職員」となる。
らしい。
ちなみに、この委員の構成員になると、6000円の謝礼金をいただけるのだが。
自分は、受け取りを辞退した。
参加しているのは、
・校長、副校長
・委員の先生
・近隣の中学校、高校、幼稚園、保育園の長
・連合町内会の長
・ボランティア団体のコーディネーター
・放課後キッズクラブの長
・PTA会長
と言ったところだ。
ここ最近、ご挨拶をさせて頂いたり、お電話させて頂いた方々が半分くらいいらっしゃって。
その会は、学校側から、今年度の教育方針を説明いただき、
「懇談する」
という場。
懇談の場では、司会の先生が、なんだかやたらと俺に話を振ってくることが多く。
たぶん、俺、この会の中心として会話に参加させて頂いていたと思う。
適宜笑いも取れたから、自分としては、合格点だった。
そして、なんとなく、「お前が中心になれ」と言われている気がした。
副校長先生は2年目。
昨年度はコロナで何も実施できなかったから、あまり良く分かっていない。
校長先生は、今年から。
まだ何も分かっていない。
俺は、親じ会4年目。
長女から数えると、この小学校9年目。
だから、皆さんのお顔を見ながら、皆さんの心に訴えることを心掛けて、
何回も何回も、自分の気持ちをお話させていただいた。
会は、1時間ちょっとで終了。
自分が出口付近に座っていたためかもしれないが、
退出されるご来賓の皆さんに対して、校長先生と副校長先生が
「本日はありがとうございました。」
と挨拶している横に俺はいて。
いつの間にか、俺も
「本日はありがとうございました。」
の役回りになっていた。
何人かの方は、直接お話をさせていただいて、この日、また自分の交友関係が一気に広がった。
ブログに書ききれない、色々なプラスな出来事が多くて。
この金曜日は、エキサイティングすぎて。
家族が寝静まってから、録画していた、
「タイタニック」
を観て。
「タイタニック」は、俺と奥さんが最初のデートで観た映画で。
PTA会長としての日々のストレスがあったりもするのだが。
たぶん、そのストレスは、俺が「これまでのパパさんPTA会長」ならば、感じる必要がないことだったりするのだが。
自分は、そんな自分ではないので。
ストレスを感じながらも。
そんなストレスを感じるからこその、この日の会で感じられた幸せを思いきり噛みしめながら、俺はビールを飲んだ。
さてと。
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