子どもが、学校から、たまに持って帰ってくる色々な書類があるじゃないですか。
その中に、たまに、
「PTAだより」
っていうのが、挟まっているんですよね。
PTA会長をやる以前、そんな書類があることなんか、全然気にしていなかったわけで。
なのに。
今になって、自分がその書類の内容の責任を負っているという。
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「全力さん、『PTAだより11月号』で、PTA会長の活動紹介、書いてもらえますか?」
と、PTA本部の書記の方から依頼をいただいた。
毎年、秋になると、PTA本部役員を決めるための活動が始まるためだ。
次の本部役員のための参考になる情報の一つとして、
PTAだよりの中で、各本部役員の活動紹介を記載する。
ということのようだ。
昨年度の会長の書いた活動紹介を読む。
本部運営を担う。
ボランティアネットワーク運営委員会。
キッズクラブ評議会委員。
港南区PTA会長会出席。
その他、地域の会議参加。
地域行事でのあいさつ回り。
学校行事での挨拶。
など、毎年やっていることを書いていた。
ほぉ。
いつも通りの日常がある時代であれば、これで良かったのかもしれない。
でも、このコロナ禍の中。
例年通りの活動ができていない今。
「そんなこと書いて、意味あるのか。」
と、思って。
久々のバドミントンサークルで、気持ちよく汗をかいた午後。
ビールを飲みながら、自分なりに書いてみた。
読み返してみて。
自らが書きだした文章に。
すごく、暑苦しくなっている文章に。
ある一定の嫌悪感を抱きながら。
ビールがまずくなることを感じた。
これをPTAだよりに掲載するかどうかは、別として。
ある一定の自分の中の本音を書きだした文章。
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お久しぶりです。
PTA会長の●●です。
PTA会長の仕事紹介をするコーナーではありますが、私の思うところを書かせて頂きたいと思います。
PTA会長の、いや、PTA自体の
「存在意義、そして目的は何なのか」
このコロナ禍で例年通りの活動がままならい中、自問自答を繰り返しておりました。
本年度、一部のPTA委員の方から、
「仕事で忙しい中、PTA活動に割く時間がないのに負担が大きすぎる」
とのご意見を頂いておりました。
当然ですが、私も仕事もあるし家庭を持っております。
PTAは、ボランティアです。
子ども達の保護者として、そして私たちが住む地域住人としてのちょっとした代表として、
「子ども達の学校生活を、そして地域との関わり合いを、より良くするために自分に何ができるのか」
それを考え、行動する団体だと思っております。
PTA会長としての活動は、様々ありますが、前例にとらわれず、限られた時間の中で、自分に何ができるのかしっかり考え、みなさまのご期待に沿えるように、尽力したいと考えております。
ご意見、ご質問がありましたら、お気軽にお問合せ下さい。
一緒に●●小学校と、この地域をより良いものにしてきましょう!
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何か。
どこか。
共感していただける保護者の方がいらっしゃるのであれば。
それは、至福で。
そして、至高で。
自分が、来年度もPTA会長を継続する意味が出てくる。
自分ができることを探して、それをやる。
そこに意味づけができて。
自分が存在することに。
自分が生きていることに。
何か、意味があるような。
なんとなく高邁で。
薄っぺらくもある思想を。
自分ができることを。
自分が生きている意味を。
探し続ける、旅。
さてと。
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