自宅にお客さんを呼ぶこと、たまにあるじゃないですか。
親じ会の連中は、結構頻繁に遊びに来るんですよね。
呼んでなくても。
玄関の鍵が閉まってたとしても。
いつの間にかウッドデッキから入ってきたりもするんすよ。
そんな親じ会の連中が遊びに来るとなっても、そんなに緊張しないんだけれど。
今回は、ちょっと違う。
今回は、
「マラソンで知り合ったお友達が遊びに来る」
という、バージン体験。
何の覚悟なのか、髪の毛が少ないことをより強調することになる坊主頭に変化した、リアルでは物静かな文系男子。
その奥様で、臨月で尖がりまくったお腹と、いつにも増して尖がりまくったツッコミを武器に攻めまくる理系女子。
コロナだろうがなんだろうが、積極的に遊びまくり、ここ最近、山を登りまくっている、バイオリンが特技で、お酒は底なしのオールマイティ女子。
先日、平日だというのに、上大岡の飲み屋に4時前に入店して「サブ4っす!」と威勢が良かった、この日うちに遊びに来たことが影響して連続走行日数がストップしてしまった、文系男子。
こんな、いつものメンバーが、遊びに来て下さると。
奥さんと協力して、
夜な夜なリビングの掃除をして。
前日に買い出しをして。
当日は、朝から料理の仕込みをした。
奥さんと娘3人は、
「パパの大事なお友達だから、ちゃんと挨拶をしないと。」
と、4人がいらっしゃるまで、お出かけするのを待っていたり。
これほどまでに準備をした来客は、かなり久々だったような気がする。
~~~~~
4人がいらっしゃったのは、12時50分ごろ。
自宅のチャイムが鳴る。
娘たちは、
「きたきたきたきたっ!」
と、ソワソワからのドキドキマックス。
玄関に出ると、いつもの見慣れた顔が4つ。
リビングには、うちの家族の顔が4つ。
8つの顔が、けん制し合って、相当な違和感の中で、ご挨拶をする。
あまりのバツの悪さに、
「もうそろそろ、お出かけした方が良いね。」
と、家族に出発することを促す俺。
家族がお出かけした後も、なかなか椅子に座ろうとしない4名。
笑顔も、どこか強張っている、みんな。
そんな緊張感が漂う中始まった、俺の、
「マラソン友達とのバージン来客会」
雨が降っていて、当初の予定のウッドデッキでバーベキューはできなかったんだけど。
自分が作った料理を
「おいしい!おいしい!」
と食べて下さる皆さんと、
綺麗に片づけたリビングを
「めちゃ綺麗ですね!」
と言って下さる皆さんと、
自分と同じで43歳になったうちの奥さんを
「すごく美人さんですね!」
と誉めて下さる皆さんと、
一緒に飲みながらお話する時間は、最高のひと時で。
相変わらず、何の話をしたのか、全く覚えてはいないんだけども。
最後の方は、マシュマロを焼いたりしていた記憶が多少あったりするが。
奥さんと娘たちが帰ってきた18時半過ぎまで、えらいエンジョイでき。
奥さんが、みなさんを最寄り駅まで車で送ってくれたりもして。
翌日以降も、
「車の中でどんな話したの?」
やら、
「同じ産婦人科で出産するんだから、もっとちゃんと話すれば良かったね」
だの、
「みんな、やたらと走りそうな感じするよね」
とか、
「『全力さんの娘さん姉妹は、仲良しでいいですね!』とか言ってくれたんだよ」
なんていう感じの会話を、しばらくしたり。
あの来客の至福の時間をツマミに、
娘たちが寝静まった時間に、奥さんとおしゃべりしたりしている。
また、遊びに来て欲しいなぁ。
さてと。
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