「パンダを日本に呼び戻したいですか?」
2025年6月28日に、
和歌山県にあるアドベンチャーワールドで飼育されていた4頭のすべてのパンダ達は、
中国に返却された。
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アドベンチャーワールドでは、
1988年に初めてパンダの飼育が開始されて以降、
1994年には日中共同で「ジャイアントパンダ保護研究プロジェクト」が始まり、
以降、現在まで実に17頭の赤ちゃんパンダを誕生させていた。
この間、約37年間。
それは、全国のパンダファン、アドベンチャーワールドで飼育をされていた方々、
一度でも見に行かれた方々たちからしたら、
「え?なんで帰っちゃうの?」
という悲しい気持ちになるだろうな、、、と。
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このパンダ返却と時を同じくして、
2025年6月29日に関西プレスクラブ主催の各政党幹部による「政治討論会」が開催された。
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こちらの討論会は、事前に用意された8個の質問に各代表が「〇×」で回答し、
その質問に関連するテーマで討論する、という流れなのだが。
その質問の中に、こんなものがあった。
「パンダを日本に呼び戻したい(〇か×か)」
お、おう。
政治討論会で、「パンダ」だと?
中国に対する外交スタンスについて聞きたいのならば、
もう少しましな質問のしかたあるんじゃないのか?
と思うが、
パンダ質問については、参政党代表の神谷さんのみ「×」。
この回答に対する意見は、上記の動画の中の1時間30分経過あたり。
神谷さんは、しっかりとしたスタンスで、端的に分かりやすい意見をしていた。
ちなみに、このパンダ質問以外にも、見どころはあるので、お時間があれば動画全体ぜひゆっくり見ていただきたい。
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いやね。
「パンダ外交」
という言葉で揶揄されることもあるが、
パンダみたいな可愛い動物がプロパガンダとして利用されたりするのって、
なんだかなぁと思うんですよね。
パンダが政治的に利用されたのは、1941年が最初だとされている。
蒋介石の妻の宋美齢が、
日中戦争のさなかに、アメリカに支援を得るためにパンダを送ろうと提案したと。
その結果、アメリカでは中国への支援ムードが高まった。
また、1972年の日中国交正常化のタイミングで、中国から日本にパンダが送られ、
パンダは、中国との友好の証のような感じになっている。
パンダファンからしたら、
中国の外交に使われたりしていることなんか、どうでも良くて、
「パンダ、日本に帰ってきて!」
でしかないよな。。。
パンダが中国に帰ってしまったことは、悲しいが、
中国との関係においては、
パンダは別次元として、日本はしっかり強気な態度でもっと重要な交渉を行って欲しいもんだよ。
そんな中、自分としては、
「ダブルインパクト」
アサヒビール スマドリ ダブルインパクト 漫才&コント二刀流No.1決定戦|日本テレビ
で、準々決勝に進出した
「パンダプロパガンダ」
というコンビの今後は、要チェックだと思っている。
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