3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

お散歩おじさん、なんとか横浜マラソン完走する。

ほぼ毎朝4km前後のお散歩をし、

週に1回くらい、お散歩の代わりに5kmくらいジョギングする。

そんな生活を3か月程度継続し、いよいよ迎えた横浜マラソン2025。


一緒に参加した、親じ会の面々は以下の6名。

「ツワモノオトコ」
「イケメンマダムキラー」
「筋肉マッチョのマイクマン」
「草野球大好き熱血スキーヤー」
「永遠の悪ガキ下町ロケット親父」
「51歳にして2人目の孫を持つイケイケおじいちゃん」


ただ、「51歳にして2人目の孫を持つイケイケおじいちゃん」は、

1か月ほど前に、ファジーバレーボールの審判員講習会で、

ちょっとプレーしたときにふくらはぎを肉離れしてしまい、

完治しなかったため、DNS。残念。。。



みんな、ガーミンで繋がっていて、練習内容を共有し合っているのだけど、

みんな20kmとか25kmとか走って、ちゃんと練習していて、、、

俺も走らないと、、、と思いながらも、

結局、横浜マラソン前の一番長い距離を走った練習は、以下。



8km。

一応、マラソン本番のペースを想定して。



~~~~~



横浜マラソン当日は、朝、地元の駅で待ち合わせして、

みんなで仲良く一緒に会場まで移動。

緊張と言う緊張もなく、

いつもの朝のお散歩くらいのテンションで、スタートの号砲が鳴る。


これまでの朝の散歩力から考えた自分の限界として、

自分の目標タイムは、5時間カット。

キロ6分20秒前後のペースで巡行し、

いずれきつくなって歩くだろうから、歩きながらも踏ん張って5時間を切る作戦。



そして、こちらが、ペースのグラフ。



作戦通り。

30kmくらいまでは、キロ6分20秒前後のペースを刻み、

30km過ぎたところから、気持ちも切れたし、心拍数が激上がりし始め、

ウォーキング混じりの移動作戦。



こちらが心拍数のグラフ。



ハーフを過ぎたあたりから徐々に心拍数がドリフトし始め、

30kmを超えたあたりから、心拍数が爆発し、

ちょっと歩いたとて、走り始めたら心拍数がすぐに上がってしまい。


足も、いつ攣ってもおかしくないような違和感があり、

ひざも痛くて、

なんとか歯を食いしばって移動した、ラスト10km。


もう、それは拷問に近いですな。

残り5kmくらいになると、関内、桜木町あたりで、

沿道にはたくさんの応援の方がいらっしゃり、

「歩いてカッコ悪いところを見られたくない」

みたいな変な意地が出てきてしまい、

誰に頼まれたわけでもないのに、自ら鼓舞して苦行を行っている感じ。



練習が満足にできていなくとも。

どんなに走力が低くとも。

どんなマラソンの大会であろうとも。

スタート地点に立ったらば、

ゴールするために、

必死に歯を食いしばり、自分の限界を超えようとガチで頑張る。



あらためて、

「フルマラソンは、本当にきっつい。」




なお、親じ会のみなさんのタイムは、こんな感じ。

「ツワモノオトコ」
4時間46分くらい

「イケメンマダムキラー」
4時間53分くらい

「筋肉マッチョのマイクマン」
4時間58分くらい

「草野球大好き熱血スキーヤー」
5時間20分くらい

「永遠の悪ガキ下町ロケット親父」
6時間24分くらい
(ちなみにゴールの関門は6時間30分)

「51歳にして2人目の孫を持つイケイケおじいちゃん」
DNS


子どもが同じ小学校に通っていたという共通点を持つお父さん達が、

子どもたちを楽しませるイベント行いたいために集まり、

仲良くなり、飲み会の中で、

「一度はフルマラソンを完走したいよね。」

と話が盛り上がったところからスタートした、

親じ会のランニングサークル。


そのへんにいる何の変哲もないおじさん達が、

しっかりフルマラソンを完走している。

この人たち、ほんとすごいな、と感心しきりっす。


うちら、いつまでマラソン走り続けられるんすかね。


~~~~~


ゴール後、親じ会で地元駅に戻って、打ち上げをし、




みんな、体がボロボロだったこともあり、1時間半程度で終了。

「フルマラソンはキツ過ぎるから、次はハーフマラソンにしよう」

「次は神奈川マラソンだね。」

と。



~~~~~


【余談】

ゴールしてすぐ、体がボロボロの中、スマホを取り出し、LINEを確認すると、

家族LINEにて、以下のメッセージ。




どうやら、フィニッシュ地点のライブ映像を、30分くらい見続け、

俺のことを娘たちと奥さんで探していたらしい。
www.youtube.com


限界ギリギリでゴールした俺は、バンザイするわけでもなく、笑顔でもなく、

ただただ疲れ果てた感じでゴールしていた。




でもあれですね。

こんな感じに、家族が見ていてくれていたなんて、思ってもいなかったので、

めちゃくちゃ嬉しくて。

親じたちで打ち上げしている最中も、早く帰って、家族と話したくて。


マラソンはきつかったけど、こんなことがあると、心底、走って良かったと思えましたよ。

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