3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

「宛て職」。

「宛て職(あてしょく)」

という言葉がある。


Wikipediaには、こう説明がある。

特定の職にある者を別の特定の職に就かしめる(充てる)こと。


ここ最近、知った言葉だ。



~~~~~



先週の日曜日のこと。

バドミントンサークルにて、アイドルの方とお話させて頂いているときに、こんな話があった。


「私、子どもたちは学童に入れていたんですよね。」

「で、その学童の保護者会の会長をやったことがあって。」


アイドルの方は、フルタイムで教職関係のお仕事をされていて。


俺がPTA会長をやっていることや、親じ会で色々活動していることに、ご理解をして下さっていると言うか、なんか親身になってご意見を持って下さっていると言うか。


自分としては、このあたりの話を色々聞いていただいて、ご意見を頂けるのがありがたいと思っている。





で、自分は、この時点で、まだ理解が追い付いていたなかったのだが。


横浜市には、放課後の子どもたちの遊び場を提供する仕組みとして、

・キッズクラブ(旧はまっこ)

・学童保育(放課後児童クラブ)

という大きく2つのサービスが提供されている。



アイドルの方のお話を聞いているときは、

「キッズクラブ=学童保育」

だと思っていた。


横浜市のHPにそれぞれの説明があるが、違いは、自分には良く分からない。

放課後キッズクラブ 横浜市

放課後児童クラブ事業について 横浜市



それぞれ、各地域のNPO法人などの非営利団体による運営が行われているようで、

横浜市から一定の補助金が毎年支払われているらしい。




いや、なんでこんなことを書いているかと言うと、そのバドミントンサークルのあと、前PTA会長と引継ぎ的な集まりがあって。


近所の公園で、30分くらいお話しながら、いくつかの書類を渡されて。


「学童保育の委員」の仕事を引き継ぐことになったのだ。


その日の午前中にアイドルの方から「学童」の話を聞いた直後だったので、かなりタイムリーな話題で。



学校のPTA会長には、いわゆる、

「宛て職」

と言われる、

「そのポジションになったら、自動的に兼務する職」

が、結構な数あるのだ。



実は、数週間前には、宛て職として、

キッズクラブの副会長になっっていた。


そして、この日、宛て職として、

学童保育の委員になることが決まった。



そして、前PTA会長に、学童保育とキッズクラブ、それぞれは別の組織が運営しているということを教えていただいた。



~~~~~



数週間前に、自分がキッズクラブの副会長になるということを知って、キッズクラブのボスの方に会いに行った。


目的は、ご挨拶をしに行くということと、

「俺は、何をするんですか?」

「何を期待されていますか?」

を聞きに行くこと。


俺にやることがないような、

「ガチ中のガチの宛て職」

ならば、やめてもいいかな、って思っていたから。


したらば、そのキッズクラブのボスのお方は、

「キッズクラブで、イベントをできたらいいなって思っていて。」

「できれば、親じ会にイベント開催の協力をいただけないですか?」

と。



おぉ。



これって、PTA会長であり、親じ会での活動をメインでこなしてきている自分だからこそ、強力な協力をできそうな案件。


「宛て職」

として充てられた職かもしれないが、これは、親じ会の面々にとっても嬉しい依頼なんじゃないだろうか。



後日、親じ会の幹部メンバーに話してみたところ、案の定、

「さっそく、イベントの企画、考えようぜ!」

ってなった。



改めて、親じ会の面々のマインドに、心躍る想いを持った。



~~~~~



仕事の合間に、学童保育の事務所に、挨拶に行くことにした。

自分に何ができるのかを確認しておこうとおもって。


学童保育の事務所は、学童に通うお子さんを預かっている場所。


行ってみると、普通の民家だった。


出てきたのは、自分より少し若そうな男性。


物腰が非常に柔らかく、好印象。


その後ろには、子どもたちが遊んでいる姿が見える。


「この人たちの何か力になりたい。」

なんか、そう思えた。



~~~~~



「宛て職」

という言葉。



実情として、ただただ「宛て」であれば、そんな職、なくてもいいんじゃないかな、って思う。


その立場にいるからこそ、できることがある。


そして、自分だからこそ、できることがある。



これまでは、もしかしたらガチ中のガチで「宛て職」だったのかもしれないけれど。


自分がPTA会長をやるからには、その職であるからこそ、自分だからこその、何か。


その何かを、しっかりやり遂げて、、、


「俺は俺の責務を全うする!」



あ、この言葉は、鬼滅の刃の煉獄さんの言葉っすね。




さてと。
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