ご存じだろうか。
2016年のの湘南国際マラソンでサブ3.5を達成し、その約1年後に勝田でサブ3を達成し、つい先日の足立でハーフ1時間18分台で走り切った男のことを。
サブ3.5は、キロ4分59秒ペースで達成可能だ。
サブ3なら、キロ4分15秒。
ハーフ1時間18分台は、キロ3分44秒。
⇒走力的には、フルはキロ3分55秒程度(2時間45分台)で走り切れる。
まさに昇り龍。
どんなに仕事が暇な人だったとしても、市民ランナーでここまでの成長を遂げる人は少ないのではないだろうか。
どんなに仕事が暇だったとしても。
そう、仕事が暇だったとしても。
その男の名は「ちみのすけ」。
またの名を「エロのすけ」。
俺とちみのすけさんとの出会いは、今年の板橋シティマラソンだ。
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板橋を走る俺と、沿道で応援していたちみのすけさん。
だが、板橋では、俺が一方的に知っているだけで、ちみのすけさんにとっては、板橋を走るランナーの一人に過ぎなかっただろう。
初対面でトークを交わすことになったのは、2018年5月のよこはま月例だった。
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初対面なのにも関わらず、ブログにて結構いじっている俺。
失礼極まりないな。。。
その後も、よこはま月例でご一緒させていただくことも多く、真夏の月例では、その腹筋のなさ対決でいじらさせていただいた。
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走力的には、圧倒的にちみのすけさんが先を行っている。
でも、ちみのすけさんが企画する「ちみ練」にも参加させていただいたりもした。
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これまで、月例以外でレースを一緒に走ることはなかった。
それが、今回の足立フレンドリーマラソンで、初めてちみのすけさんと同じレースを走れたのだ。
もともと俺は、ちみのすけさんのブログが好きだった。
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なんか、「俺、めっちゃ頑張って走ってるぜ!」っていう感じではないのに、速い。
いや、本当はめっちゃ走ってるんだけど、それを全面的に出さずに、おちゃらけた感じで、速い。
そんな自分にとっての超絶ビッグスターと一緒のレースに出場するという、非日常。
めっちゃ楽しみじゃないですか。
しかも、足立フレンドリーマラソンは、河川敷のレースで、速いランナーともスライドのチャンスが2回もあるんですよ。
レース中、2回のスライドで、俺はしっかりとちみのすけさんを発見した。
ものすごく高い位置で集団をひっぱっていたちみのすけさん。
2回のスライドで、声を掛ける。
「ちみ!!がんばれっ!!」
が、ちみのすけ、腕振りのついでに軽く手を挙げるくらいの地味な反応。
Shitっっっっ!!!
俺なりにキツいペースで走っている中、スライドで応援し合って、元気をもらおうと思ったのに、その地味な反応。
他のみなさんと比べて、一番地味だったぞっ!!!
まぁ、そんなことにエネルギー使わなかったからこそ、すげータイムで走り切ったということか。。。
ちみのすけさんのタイムは、
グロス:1時間18分57秒
ネット:1時間18分51秒
まじではぇぇ。
レース前、「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット」を数時間並んでゲットしたと自慢げに話す、ちみのすけさん。
足立ゴール前、直毛のサラサラヘアーをなびかせながら、カナ先生の前を全力で走る、ちみのすけさん。
レース後、サブ50ランナーのえびぞーさんに祝福されるちみのすけさん。
レース後の打ち上げでも饒舌だった。
いや。
すごく偉そうだった。
自分が「神」になったかのような自信に満ち拭溢れたトークを繰り広げていた。
「全力さんは、もっと走らないとダメですよ!」
ちみのすけさんの甲高い声で、叱咤激励される。
「なんていうか、上司に連れて行ってもらったお店、最高でしたよ!」
甲高い声で、聞いてもいないことを話し始める。
「だって、〇〇だけで、××しちゃいますもん。」
「あとね、あの感じは、まじで『ボブスレー』ですよ。つるーって滑りますもん。」
「全力さんも、『ボブスレー』すれば、もっと速く走れるようになりますよ!」
「全力さんに足りていないのは、『ボブスレー』ですね。」
そうか、ちみのすけさんが速く走れる秘密はボブスレーにあったのか!!
とか、思わないでしょ。
俺は思ったよ。
「ちみのすけさんは、『エロのすけ』だな。」
以上。
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