男にとって、女はいつでも未知。
「この人は、俺のことをどう思っているんだろう。」
「俺のこと好きなのかな」
「ここで手を繋いだら、嫌われちゃうかな。。。」
「これは、キスして良いってことなのか?」
女はいつでも未知。
41年間、男として生きてきたが、女の考えていることは、いまだに分からない。
特に、「セックス」のことになると、さらに分からない。
でも、そんな男性諸君に朗報がある。
テキサスはオースティン大学のCindy Meston教授の研究室では、セックスの生理学について数多くの実験を行い、数多くの論文を執筆している。
Mestonlab.com
Cindy Meston教授は、
「Why Women Have Sex(なぜ女性はセックスするのか)」
の著者でもある。
この研究室の論文は、世の中の男性にとって、宝の山だ。
女性にとっても、自信の身体を理解することに大いに役立つ情報が満載だと思う。
ここでは、その中でも「運動後の女性は、性的な興奮度合いが高まる」という、男性ランナーにとっては、なんともワクワクする論文について、紹介したい。
1995年にCindy Meston教授が発表したこちらの論文。
"THE EFFECTS OF SYMPATHETIC ACTIVATION ON PHYSIOLOGICAL AND SUBJECTIVE SEXUAL AROUSAL IN WOMEN”
女性の被験者に、最大心拍数の70%の強度の運動を20分継続した後、
・なんてことはない普通の映画
・エロティックな映画
を観てもらい、その時の膣内の血流量を測定するという実験を行った。
膣内の血流量が多いと、性的な興奮度合いが高いと言えるという。
運動をしていないグループと、運動をしたグループを比較すると、
・なんてことない普通の映画を観ると、運動したグループの膣内の血流量は優位に低い
・エロティックな映画を観ると、運動したグループの膣内の血流量は優位に高い
という結果だった。
この実験から導き出される結論は、
「適度な強度の運動の後、女性は性的な興奮が高まりやすい」
ということだ。
なお、この実験後の追試により、
あまりにも低い強度の運動や、あまりにも高すぎる強度の運動では、逆に性的な興奮は下がる、ということが判明している。
「性的な興奮が高まる適度な強度の運動がある」ということだ。
それは、最大心拍数の70%程度の強度。
中程度の強度の運動だ。
10km弱のジョグって感じだろうか。
ハーフマラソン、フルマラソンのレースは、強度が高すぎるだろう。
適度な強度の練習を終えた後、女性は、性的な興奮が高まりやすい状態になっているらしい。
ただし、これはあくまで、生理学的な側面での結果だ。
性的な興奮には、生理的な側面と、精神的な側面がある。
大して興味がない異性に対しては、そもそも性的な興奮が起こらない可能性があることも注意しておきたい。
世の中の男性諸君。
もうそろそろ寝ようかなというタイミングで、奥さん、または彼女が、軽いジョグに出かけた場合は、帰宅してシャワーを浴びた後に、そっと近づいて抱きしめてみよう。
もしかしたら、そこから、いつも以上の何かが始まるかもしれない。
世の中の女性諸君。
「今日はちょっと期待しているんだ♡」みたいな日は、ベッドに行く前に軽くジョグしたり、ヨガしてみたり、自転車でちょっと遠くのコンビニまで行ってみよう。
もしかしたら、いつも以上にパートナーの愛を感じられるかもしれない。
世の中の男性ランナーたちよ。
気になる異性がいるのであれば、ちょっとしたジョグに誘ってみよう。
そしてジョグの後に、アタックしてみよう。
ダメな場合は、ダメな方に大きく振れるし、
良い場合は、良い方に大きく振れるだろう。
論文に書いてある通り、ちょっとした運動後の女性の性的な興奮を利用して、うまくいった場合は、こっそり俺に教えて欲しい。
そしたら、俺もジョグに誘ってみたいと思う。
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