3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

昨日よりも速く。そして昨日よりも長く。

俺の月間走行距離は、今年の1月以降は、こんな感じだ。


2020年1月:141.7km
2020年2月:122.7km
2020年3月:25.1km
2020年4月:53.5km


ここ最近のガチのレースは、2月2日の神奈川マラソン(ハーフ)

1時間31分51秒。

キロ4分21秒ペースで、ハーフを走り切っていた。



だが、2月の中旬以降は、色々あって、全く走る気になれなかった。


「もういいや」って思った。

走ること含めたすべてのことが、もうどうでも良くなるくらい。



でも、なんとか生きて。


楓子が退院してくれた4月8日以降は、娘たちと一緒に走ることが日常化して。


キロ7分半で2kmから3km。


そんなランニングを楽しめるまでに、気持ちが復活してきた。



5月に入って。


今度は、自分が死んでしまうかもしれないと思うくらいの出来事があり。


思った。


「自分が楽しくなるためにもっと時間を使わなければ。」って。



それまでは、なるべく自分だけのための時間をなくして、走る時間も家族と一緒にいようと思っていた。

楓子があんなに大変な想いをしたのに、自分だけ勝手に楽しむわけにいかない」

って。


でも、自分もいつ死ぬか分からないと感じて、以降、自分が楽しむための時間を少しずつ増やすようになった。



そして、

「一人で、自分のペースで走る。」


そんな単純なことの気持ち良さを、また感じられるようになってきた。



家の前の250mの周回コース。


久々に5kmの距離を走った、

5月10日。

20周を「27分38秒」。



5月14日。

20周を「27分49秒」。



5月18日。

20周を「26分59秒」。



5月19日。

20周を「26分34秒」。
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「やったぞ。昨日よりも速く走れた!」


そこに嬉しさを感じられるくらいまで、気持ちが戻ってきた。


このペースでも、今の俺にとっては、いっぱいいっぱいだ。
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今は、走ることが、少しずつ楽しくなっている。


「昨日よりも速く。そして昨日よりも長く。」
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そのことを意識して、昨日よりも少しでも走れたことに喜びを感じる。



他の人のことは気にせず、昨日の自分と、そして今の自分と向き合う。



1ミリでも良い。


昨日の自分を越えて、少しずつで良いから、前に進もう。



後ろを、過去を、振り返らず、新しい希望に満ち溢れた未来に進んでいこうと思う。



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