娘の小学校のお祭りイベントの打ち上げの席。
「イケメンマダムキラー」がなんだか、笑顔で耳元で話始めた。
「局長、フルマラソン、もう一押しで走りそうだよ。」
「板橋シティマラソンね。」
親じ会の局長は、「老眼鏡をかける和尚」だ。
数年前までは、ジムに通っており、シュッとしていたが、最近はあまり運動ができておらず、何とかしなければと思っていたようだ。
これまでも何度もマラソンに誘ったが、何度となく断られてきた。
そんな「老眼鏡をかける和尚」が、重い腰をあげ、フルマラソンを走る気になってくれたのだ。
「まじっすか?じゃぁ俺もエントリーしようかなぁ」
俺は、板橋シティマラソンの前の週に、静岡マラソンを走る予定だ。
でも、「老眼鏡をかける和尚」が板橋を走ると言うのであれば、俺が走らない訳にはいかない。
「老眼鏡をかける和尚」の長男とうちの長女は同級生。
「老眼鏡をかける和尚」の次女とうちの次女も同級生。
奥さん同士も仲良し。
「老眼鏡をかける和尚」と俺は、そんなに仲良しではない。
とあらば、俺が走らない訳にはいかない。
ということで、俺、板橋シティマラソン2020、エントリーしちゃいました。
i-c-m.jp
局長である「老眼鏡をかける和尚」の板橋エントリーの報告に、次々とエントリーする親じ達。
次の板橋は、お祭りになりそうだ。
今から板橋の打ち上げが楽しみ過ぎて待ち遠しすぎる。
今年の板橋の「ばいーん」の記憶がまだ残っているが、次回はしっかり走り切ってやるぞ。
*****
この日、親じ達は、朝7時半に小学校の正門に集合した。
小学校の地域の様々な団体が、様々なお店を出して、子ども達と地域の方々と交流する、お祭りのイベントが行われるのだ。
当然、親じ会もお店を出す。
お店のコンセプトは、「昭和の駄菓子屋」。
特徴は、みんな何かしらのキャラのコスプレをすること。
40代から50代のおっさん達が、コスプレしてワイワイやっている。
その異様さから、親じ会のお店に近づこうとしないお父さんお母さんもいたりする。笑
射的。
駄菓子の販売。
もんじゃ焼き。
1回50円の射的で、30円分の駄菓子引換券をゲットして、大喜びする子ども達。
駄菓子コーナーで、キスマイのプロマイドを大量に買い占めていた男の子。
1個30円のもんじゃ焼きを8回も買いに来てくれた女の子達。
今年も、沢山の子ども達の笑顔に触れられて、心が洗われた。
*****
そんな日の打ち上げ。
「ブログ用の乾杯の写真撮るよ!」
からのパシャっと一枚。
何名かの笑顔が引きつっているな。
「元ヤンキー的な料理人」が、もんじゃ焼きで余ったキャベツで、美味しすぎる回鍋肉ともつ鍋を作ってくれるし、
余った駄菓子がおつまみで出てくるし、
親じ達との宴会に笑いは尽きないし、
2000円の打ち上げ費で、ベロンベロンに酔っぱらった。
右膝が痛いことを完全に忘れられた。
そんな小さいこと、どうでもいいな。って思えた。
小学校のお祭りで子ども達の笑顔に触れ、
その打ち上げでおっさん達の笑顔に触れ、
来年の板橋でも、最高の笑顔に出会えそうだ。
やっぱ、お祭り、最高だ。
*****
打ち上げの席で「シュールな笑いを誘う参謀」が物欲しさそうにいたので、フルマラソンに誘ってみた。
「どうっすか?一緒に走りましょうよ。局長も走るって言うしさ。」
「ん?で、ウッディ君はどんくらいで走るのよ?」
「え?3時間半くらいっす。」
「速いじゃねーか!」とかいう回答を期待した俺がバカだった。
「あれ?マラソンって2時間10分くらいで走れるもんじゃないのかい?」
「MGC見てたけど、そんなくらいで走れるんじゃないのかい?」
「最近、キプチョゲが2時間切って走ってたし、そんくらいで走れるんじゃないのかい?」
「お、おう。」
「ウッディが、2時間10分で走ったら、俺もエントリー考えてあげてもいいぞ。」
「お、おう。」
超絶面倒臭いじゃねーか。笑
でも「シュールな笑いを誘う参謀」、結構ちゃんとマラソンに興味持っていそうだな。笑
「シュールな笑いを誘う参謀」もいつか一緒にフルマラソン走ろうぜ。
いつもありがとうございます!ポチっとお願いします!
にほんブログ村