フルマラソンを走ってみて、皆さんも薄々気づいている、至極当たり前のことを感じたので、そのことを書きたいと思う。
先日の日曜日に、水戸黄門漫遊マラソンでフルマラソンを久しぶりに走った。
結果は、ネットで、3時間29分09秒。
俺の目標タイムは、ここ最近、
「『キツい』と感じながら走った短い距離の練習」
を参考にして、VDOT計算機の推定結果から、
3時間32分とした。
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3時間32分の目標タイムならば、平均ペースは、ほぼキロ5分ペース。
長い距離の練習をできていなかったので、このペースで走り切れるか、すごく不安があった。
水戸でスタートして以降、キロ5分ペースを維持して走り続けた。
スタートしてから10kmほどは、
「このペース、楽すぎるぞ。。。」
って思いながら走り続けた。
ハーフを過ぎてもまだ楽だったので、そこからペースを上げ始めてみた。
37kmまでは、そのペースを維持できたが、38km付近の上り坂で、
脚が終わりかけている
と感じた。
呼吸、心肺は、ほぼ問題なし。
ただ、上り坂で、脚が動かないと感じた。
結果、VDOTで予想したタイムとほぼ同等のタイムでゴール。
VDOTの予測精度の高さと、
VDOT通りに走れてしまった自分にビビった。
*****
で、思ったことがある。
俺の普段取り組んでいる練習は、
閾値走(5km程度)、
ジョグ(10km程度)、
たまにスピード練習(気の赴くまま1km程度を繰り返す)、
という感じだ。
ジョグは別として、俺は、練習でいつもすげーゼェハァしている。
でも、今回フルマラソンを走って、
「全然ゼェハァしねぇ」
って思った。
「練習とフルマラソン、全然ちげー」って思った。
フルマラソンは、心肺よりも先に、脚が終わるんだ。
超絶市民ランナーのフジヤマさんが言っていたあの言葉、たぶんこの感じだわ。
「心肺機能がやられたら、走れないですが、痛みは我慢すれば、普通に走れますからね。」
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前半、あれだけ抑えたつもりで、ゆっくり走ったのに、終盤には脚が終わっている。
心肺が苦しいわけじゃないのに。
で、今回の水戸のフルマラソンは、最後の上り坂で脚が終わってしまったものの、30km付近で走っていたペース、
キロ4分50秒ペース
くらいが、俺の今のマラソンペースだと、実感した。
そして、更に実感したこと。
フルマラソンを走り切る上で大事なことは、
「目標のペースを、どれだけ楽に走れる走力をつけるか」
ってことだ。
すごく当たり前のことを実感した。
サブ4が目標なら、540ペースを。
サブ345が目標なら、519ペースを。
サブ3.5が目標なら、459ペースを。
サブ315が目標なら、437ペースを。
サブ3が目標なら、415ペースを。
そのペースを楽に走るための練習をする必要があるってことだ。
そのための練習って、どんなんなんだろう。
俺は、どんな練習をすれば、フルマラソンを今より速く走れるようになるんだろう。
今の俺に、その答えはない。
これから、自分に合った練習を考えよう。
なんかワクワクするじゃないですか。
どうやったら自分が速く走れるようになるのか、って考え始めたら。
そして、以前の自分を超えるタイムでフルマラソンを走って、心震える体験をするんだ。
待ってろ、横浜マラソン。
次のフルマラソンも、しっかり次のレースに繋げるレースをしたいと思う。
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