人間は、誰しもが歳をとる。
歳をとると、体力は衰える。
※41歳の俺は、既に老眼も始まっている
俺たちランナーは、そんな加齢に伴う体力の衰えに抗いながら、タイムを縮める努力をしている。
タイムを縮める努力 > 体力の衰え
が成り立てば、タイムは縮められる。
では、一体、いつまで俺たちはタイムを縮められるのだろうか。
ちょっと調べてみた。
- 年齢別フルマラソンタイムのグラフ
- フルマラソンの超絶速い記録は20代から30代に作られる
- アベレージランナーのピークは40代後半
- 俺がサブ3を達成すると言うことは
- あなたは何歳までタイムを縮められるのか?
年齢別フルマラソンタイムのグラフ
参考にしたのは、Runnetが提供している、
の資料だ。
2018年度にフルマラソンを完走した、約40万人分のデータだ。
ちなみに、40歳だった俺は、
987位/8549人
上位11.5%
調べたのは、各年齢でのフルマラソンのタイム。
フルマラソンのタイム上位から数えて
1%/3%/5%/10%/15%/20%/30%/50%
の人が、どの程度のタイムで走ったのかをグラフにしてみた。
グラフは、成人男性、20歳から70歳までのフルマラソンタイム。
赤の●は、それぞれの上位の最も速いタイムで走れている年齢。
赤の×は、俺のベストタイム。
サブ3のところを赤の線にしてみた。
このグラフを作るのに、2時間かかった。
久々にブログに結構時間をかけたな。。。
このグラフを見て分かることは、いくつかある。
フルマラソンの超絶速い記録は20代から30代に作られる
まず、超絶速い記録は、20代から30代のうちに達成されるということ。
上位1%の記録を見ると、20代後半をピークにどんどん下がっていく。
フルマラソンのトップアスリートとして活躍できるのは、せいぜい30代前半までだと思われる。
この衰えに抗うには、並大抵の努力では足りないだろう。
アベレージランナーのピークは40代後半
フルマラソンのアベレージランナーのピークは、40代の後半だ。
上位50%のグラフを確認すると、最も速いのは、47歳の時点だ。
(4時間24分35秒)
ちなみに、
上位30%:47歳(3時間53分24秒)
上位20%:47歳(3時間39分35秒)
上位15%:41歳(3時間28分59秒)
と、40代になっても十分フルマラソンのタイムを縮めることは可能だ。
しがないオッサンが、ブイブイいわせている若者にも勝てる可能性が十分にある。
それがフルマラソンだ。
俺がサブ3を達成すると言うことは
俺の現時点のフルマラソンのベストは、
3時間24分07秒
40歳時点で、上位11.5%だ。
サブ3の赤い線を達成しているグラフは、どの年代を見ても
上位5%程度を超える。
上位5%以上のグラフは、40歳を超えると、徐々に下降線をたどっている。
そう。
「齢41になる俺は、普通にしていたら、ただただ衰えていく」
ということだ。
加齢に抗うためには、少なくとも、
「上位3%の身体能力を持っていること」
そして、
「上位3%の努力をし続けること」
が必要になると言うことだ。
すげーことだな。
これは、すげーことだよ。
小学校のとき、クラスの男子生徒は20人。
その中で1番になるということは、上位5%に過ぎない。
クラスで1番の努力をすること以上の努力をする必要があるということだ。
あなたは何歳までタイムを縮められるのか?
さきほどのグラフに、自分の年齢とフルマラソンのタイムをプロットしてみよう。
現時点の自分がどこに位置するのかが分かる。
そこから、どれだけの努力をすれば、タイムを縮められるのかのおおよその指標が得られる。
「何歳まで今のタイムを縮められるのか?」
それは、あたなの努力しだいだ。
過去の記録は、参考に過ぎない。
グラフを鵜呑みにする必要はない。
みなさんの可能性は、無限大。
もちろん俺の可能性も、無限大。
加齢に抗うんだ。
こちらのエントリーは、皆さんに力をくれるだろう。
そこそこ速い方がフルマラソンのタイムを縮めるには、インターバル走と閾値走が有効だぞっ!!!
wired.jp
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