次女の楓子が、iPadで調べ物をしていた。
iPadは、うちでは、ほぼ「Youtube再生専用マシーン」と化しているので、かなり珍しい使われ方だ。
聞くと、国語の宿題で、「俳句」を作ってくることになっているので、「季語」を調べていると言う。
俳句は、ご存知の通り、
五・七・五
の十七音という短い中に、季語を入れて表現する詩だ。
川柳も十七音で表現するが、季語が入っていない点が違う。
しばらく一緒に考えてみたが、なかなか思いつかない。
どうしても、十七音にまとめられない。
楓子も苦労していたようだが、いくつかの俳句が完成したので、この場をお借りして、発表したいと思う。
iPad この時期ほんとに 手放せない
楓子
寸評:
ひどい詩だ。
季語もないので、川柳になるのだろう。
だが、心の声を表現したという意味では、及第点だと思う。
長風呂で 手のひらシワシワ おばあちゃん
楓子
寸評:
季語が「長風呂」なのか疑問ではあるが、コロナ禍の中、時間があってついつい長風呂をしてしまったことを面白く表現したらしい。
お風呂で手のひらがシワシワになることに興味を持つ、子どもならではの良い詩だ。
バーベキュー マシュマロとろとろ 美味しいな
楓子
寸評:
バーべキューが大好きな楓子らしい、素直な俳句。
「美味しいな」ではなく、もう少し捻りがあると、より良い詩になったかと思う。
ウグイスが チャイムの代わりに ホーホケキョ
楓子
寸評:
家にいることが多く、ウグイスの鳴き声が良く聞こえたこの時期。
休校で通えなかった学校への想いもにじみ出ており、我が子ながら、かなり素敵な詩だと思う。
さて、みなさんも頭の体操に、一句詠んでみてはいかがだろうか。
では、私も一句。
ぐるぐるラン 後ろは決して 振り向かない
全力中年
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