3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

九九マスターになった璃子。

三女の璃子は、小学校2年生。

璃子は、言葉を覚えるのが、ちょっと早かったのだけど、それ以降、ずーっと、

「マシンガントーク」

を必殺技として使っている。


まぁ、とにかくしゃべるのだ。




酔っ払ってる親じ会の「下町ロケット親父」に、

「俺と結婚するんだよね?」

と迫られた時の璃子。
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この時の璃子は、得意のマシンガントークを繰り出すことができなかったが。



〜〜〜〜〜



普段みんなで夕飯の食卓を囲んで、俺と奥さんが話をしていても、

「ねぇ、ママ?あのね。。。」

「ねぇ、パパ?あのね。。。」

「そういえばリコね、、、」

って感じでどんどん会話を遮って、誰も聞いてないのに、ひたすらしゃべり続ける。



鬼滅の無限列車の映画を観て以降は、俺に話しかけてくると、

「じゃぁ鬼滅クイズね。」

「水の呼吸の参の型はなんでしょう?」

と、鬼滅のクイズの話が多い。


 「んー、『凪』かな?」

「ぶぶーっ!!正解は、、、」



俺に答えられるわけがない。



そして、璃子は、食卓のBGMと化す。



最後には、長女の桜子がキレる。

「りこ!うるさいっ!!」

と。


でも、璃子は、笑顔だ。




ここ最近、俺がリビングで休んでいると、璃子が近寄ってきて、こう話かけてくることが多い。


「パパ、九九、やるから聞いていてね。」


「いんいちが1、いんにが2、いんさんが3、、、」


「今度は、逆からね。」

「くく81、くは72、くしち63、、、」


「今度は、バラバラね。」

「ろくさん18、しご20、ごっく45、、、」



この璃子の九九。

ただただBGMとして聴くにしては、気持ちよくなれるものではない。


かと言って、合っているかどうかを判断しようとすると、そこそこの集中力が必要となる。

特に、バラバラバージョン。



聞くところによると、学校では、

「九九マスター」

になるために、先生の前で、

・一の段からの九九

・九の段の最後から逆向きの九九

・ランダムにやるバラバラの九九

の3つのパターンで全部間違えずに言い切るという課題が行われているらしい。



今年になってから習い始めた公文でも、学校に合わせて、「九九マスター試験」をやってくれているようだ。


学校でも公文でも九九をやっている璃子は、俺の前でも九九をやっている。

夕食の時間も、1人で九九を発声している。


最近の璃子は、九九で頭の中がいっぱいなようだ。

九九に夢中な璃子。





そして、数日前。

璃子は朝起きた時に、こう話をしてきた。

「パパ、パパ。りこね、昨日ね、九九、全部合格したんだよ!」

「クラスで2番目に早く合格したんだよ!」


そうか、璃子。


九九マスターになったんだな。


やっぱり、何事も夢中になって取り組むことは大事なんだね。



そして、璃子は、こう続けた。

「だから、パパ、聞いてね。」

「さんし12、はっぱ64、しちさん21、、、」



璃子は、BGMになった。



そんなミュージックが終わると、璃子はこう続けた。


「ねぇパパ。」

「りこね、サンタさんに、冨岡義勇のぬいぐるみをお願いしたんだよ。」

「あとほかにも鬼滅の、、、」



どうやら、璃子は、相変わらず鬼滅の刃にも夢中なようだ。




サンタさんは、Amazonと楽天で冨岡義勇のぬいぐるみを調べてみた。


「2021年12月28日以降の発送」

と。



「なぁ璃子。鬼滅に夢中なのは、少し遠慮してくれないかな?」




少しずつ、前へ。
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