2019年5月25日、この時期としては暑い一日。
30度を超える気温の中、親じ会主催の「スポーツレクリエーション」略して「スポレク」が開催された。
「スポレク」とは、小学校の子どものお父さんたちで組織される完全ボランティアの団体「親じ会」によって主催される、完全ボランティアのイベントだ。
だが、俺も所属する「親じ会」にとっては、親じ会主催のイベントなので、入念な準備をしている。
俺はレースなどが重なり参加できなかったが、事前の打ち合わせも何回も行い、連日のようにLINEでのメッセージが行き交う。
そして、スポレク当日、土曜日の7時45分に小学校集合。
ボランティアだというのに、しっかり集まる親じたち。
そして、副校長先生から、挨拶のお言葉をいただく。
金曜日に飲み過ぎて、酒臭い親じたちが多いが、それでもしっかり集合しているから、すごいよね。
副校長先生も、すごいよね。
土曜日のこんな朝早くから、しっかり参加して下さるって。
スポレク開始!
8時50分を過ぎると、続々と参加する小学生が集まってくる。
受付を済ました小学生は、昼ご飯で食べるカレーのお米を自分たちで洗う。
お米砥ぎをやってもらうのだ。
お米は、飯盒炊爨で、そして薪で炊く。
お米炊きは、子どもが小学校を卒業した、親じ会のOBの役割だ。
うちの親じ会は、そんなOB親じも多く参加してくれる。
親父会って、そこそこ多くの小学校であると思うが、卒業してもなお引き続き多くの親父が参加してくれる親父会って、なかなかないと思うんですよ。
でも、うちの「親じ会」は、多くのOB親じが参加してくれる。
むしろ、そんなOBの皆さんがいるからこそ、より楽しいイベントになる。
本当にありがたいと思う。
スポレクでは、握力測定、反復横跳び測定、50m走の測定など基礎体力の測定を行ったり、
親じたちやお父さん達も交えたとのガチのドッヂボールをやったり、
こちらも親父&お父さん&先生たち混合のガチリレーをやったり。
お父さんやお母さん達も、ドッヂボールに参加して下さったり、50m走のタイムを測ったり、握力を自慢して見たり。
子ども達と一緒に思いっきり楽しんで頂けるイベントなのだ。
親じ特製のカレーの炊き出し
お母さんたちにもお手伝いをいただき、小学校の調理室で、カレーを作る。
カレー作りのリーダーは、横浜の有名ホテルのレストランの料理長でもある「元ヤンキー的な料理人」だ。
本職でもあるので、その味に疑いはない。
すげー美味しい。
体を動かして、お腹が空いた子ども達や親御さんたちにカレーを振る舞う親じ達。
カレーを食べて、最後に閉会式をして、スポレク終了。
子ども達と一緒に体を動かして、お父さんやお母さんとも一緒に思う存分楽しめるイベント、終了。
まじで楽しい。
もちろん打ち上げもある
打ち上げには、親じたちの子ども達も参加する。
近所の町内会館が打ち上げの会場だ。
今日のスポレクの反省会もしつつ、飲みながらみんなで盛大に盛り上がる。
そりゃもう、壮絶に盛り上がるよね。
うちの3人娘は、スポレクに参加していない中学生の長女も含めて3人とも打ち上げに参加。
親じ達に大いに可愛がっていただき、楽しい夜を過ごした。
町内会館での打ち上げでは、飽き足らず飲み屋に足を運んだ、何人かの親じ達からは、夜中から翌日にかけて飲み屋での出来事がLINEで送られてくる。
正直、この手のLINEは、やめて欲しい。
なんだか良く分からんアプリを使って、加工した写真が無意味に送られてくるのだ。
こういうの、まじでやめてくれ。笑
スポレクやって思ったこと
「スポレク」みたいな、子ども達がお父さんやお母さんと一緒に楽しめるイベントって、なかなか無いと思うんですよ。
参加すると、めちゃくちゃ楽しいし。
親じ2人が、全力で走って、思いっきりコケて、生傷絶えない中、打ち上げでちょー盛り上がっているわけですよ。
すっごく貴重だと思うんです。
でもね、昨今の「働き方改革」の流れがあるじゃないですか。
その流れに飲み込まれて、学校の先生が週末に参加しなければいけないイベントが、どんどんどんどん縮小されて行ってるんです。
数年前までは、小学校の体育館に宿泊する「防災キャンプ」っていうイベントもあったのに、「働き方改革」の波にも飲まれてなのか、中止になったんですよ。
子ども達は、学校に宿泊できる、「防災キャンプ」をめちゃくちゃ楽しみにしていたのに。
いや、今でもすっごく楽しみにしているのに。
なんなんだろう?働き方改革って。
なんなんだろう?小学校の先生って。
今回の「スポレク」でも10名弱の先生たちが参加して下さって、大いにイベントを盛り上げてくれたんですよ。
小学校の通常の授業では得られない、貴重な体験が、絶対にそこにはあると思うんです。
子どもたちの教育、そして、子どもと親との触れ合い。
子どものことを第一に考える必要性。
そこの重要性に対する理解が薄い「働き方改革」。
そんな改革、ぶっ壊したい。
俺たち父親や母親の、
子ども達との触れ合い。
地域の人たちのの触れ合い。
学校の先生との触れ合い。
これらの貴重な触れ合いを体験できるような、週末のイベント。
そんな貴重なイベントが、「働き方改革」という名のもと、どんどん縮小されている。
その流れに抗うことができない学校関係者の皆さんの気持ちも理解できる。
でもね、地域の人と協力しながら、何とかうまくバランスを取って、週末のイベントを今まで通り継続することもできるんじゃないだろうか。
子どもの教育に関わる仕事をしているのであれば、
子どもの教育をする必要がある親であるのであれば、
子どもの幸せや、子ども達との幸せを第一に考える必要があると思う。
そんな、子ども達との幸せを第一に考えている「親じ会」。
俺は、ほんとに大好きだよ。
いかん。
俺、酒飲み過ぎだな。。。
ちょっと熱くなってしまったが、俺は、この点に関しては、走ること以上に熱くなるよ。
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