三人娘の親父がいつの間にやらPTA会長になった話。
【エピソード6】
「女性に囲まれるグループLINE」
先週の土曜日に、親じ会主催で「卒業生を送る会」を行って、しばらくは楽しかった余韻に浸りたかったのだが。
その日、学校に来て下さっていた校長先生と副校長先生に相談することがあった。
PTA会長として。
先日書いたのだが、PTAとして、来年度以降に加入しておきたい保険があった。
www.all-out-running.com
個人情報漏えい時の補償に関する保険だ。
PTA本部に限らず、各委員のみなさんは、何かの参加者名簿だったり、登校班の名簿だったり、と何かと個人情報を扱うことが多い。
昨今の社会的な要請から、個人情報の取り扱いは非常に厳重に行われている。
でも、やはりそこには漏えいのリスクがあって。
保険に加入していないという今の状況は、個人情報を取り扱う個人に責任が押し付けられているような気がして。
だからこそ、すぐにでも加入したいと考えた。
みなさん、ボランティアで参加して下っているPTA活動に、何かのリスクがあるのであれば、やはり保険でカバーする必要があるんだろう、って。
でも、
「来年度に加入する保険に関するお便りを4月7日に配布する」
「お便りは、配布するまでに様々な方の確認が必要で、10日ほど前に完成しておきたい」
「新たな保険に加入するための承認フローが不明確」
などの事情があることが分かり、早急に動かなければいけない状況だった。
ということで、3月13日の「卒業生を送る会」が終わった後、校長先生と副校長先生に、
加入に関する意向
加入する際の承認フロー
について、ご意見を伺おうと思っていたのだ。
~~~~~
3月8日の新旧本部役員の引継ぎに出席したタイミングで、新旧本部役員のグループLINEができた。
会長:1名
副会長:2名
会計:2名
書記:2名
が各年度の実務的な本部役員だ。
ちなみに、
会計監査:3名
は、あんまり実務をこなすわけではないらしく、あまり関りがないようだ。
ということで、
旧本部役員のPTA会長以外の6名と、自分を含めた新本部役員7名、合計13名のグループLINEを作った。
なぜだか、旧PTA会長は、グループLINEに入っていない。
そこに疑問を感じたが、旧体制では、実務的な活動にPTA会長はほとんど関わっていなかったということなんだろう。
13名のうち、男は、俺だけだ。
こんなハーレム状態のグループ、初体験だぜっ!
引継ぎ目的で作られたグループで。
でも、「初めまして!」の挨拶もままならないような段階くらいで、自分が、
「個人情報漏えいの保険」
のことをブッコんでしまった。
そんなヘビーなことじゃないと思っていたのだけど、そこそこヘビーな話題だったようで。
旧役員のみなさんがヘビーなコメントを下さり、自分もヘビーな感じのことをコメントしたり、
新役員のみなさんが、ちょっと引いてしまった、、、
ような印象を受けた。
個人情報漏えいの保険に加入した場合のお便りの案を、勝手に作成してみて、共有したことも、
「こいつ、なんか変にアツ苦しいぞ」
って思われてしまったかもしれない。
なんだかいても立ってもいられなくなり。
これは、早めに悶々としたこの雰囲気(勝手に自分が感じているだけかもしれんが)を、払しょくする必要がある、
と感じて、スピーディに動かなければと思っていた。
で、「卒業生を送る会」が終わった後、校長先生と副校長先生とお話させて頂いて。
結果、校長先生も副校長先生も加入に前向きで、そのあとの手続きのことも丁寧に教えて下さり。
翌日に旧副会長も校長先生と話をしたようで、加入に向けた道筋が明確になった。
良かった。
本当に良かった。
お父さんは自分だけ。
12名は、お子さんがいらっしゃるお母さん。
そんなグループLINEでのやり取りは、なんだか非常に不思議な世界で。
LINEなんかやっていると、そのメッセージの送り方とか内容で、その人のひととなりを想像することってあるじゃないですか。
「あぁ、こんな感じの人なのかなぁ」
みたいな。
「こんな感じの方だろうから、自分はこんな感じで返せそうだな」
とか。
でも、このグループLINEは、あんまりそんなところが見えてこないんす。
みなさんが、
「それぞれのメッセージを非常に慎重に査読して送っている」
そんな感じがして。
そのひととなりが見えてくるような要素が少ないんですよね。
あ、でも、中には、スケスケに見えてくるような方も、数名だけど、いらっしゃいますね。
この1年は、コロナの影響で、なかなか学校で集まれなかったらしいPTA本部役員。
来年度は、なるべく学校に集まって、ちゃんとリアルに顔を突き合わせて。
で、みなさんの笑顔を見て。
みなさんがどんな方なのかを知って。
なんとなく安心したいな、と思っている。
そんな小さな一歩は、自分がPTA活動を心地よく進めていくことにもつながるし。
子ども達、地域の皆さんなどと、一緒に楽しく活動できることにつながるし。
それは、たぶん、自分の家族が、この地域に住みやすいことにつながるはずだ。
さてと。
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