3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

1年間のルール。

次女(小5)と三女(小2)は、一緒のベッドで寝ている。

三女は1人でも眠れるのだが、次女は怖くて眠れないらしい。


んで、この2人、毎晩毎晩、一緒にベッドに入ると、そこからが長い。


キャッキャきゃっきゃ、なんだか遊び始めて、二段ベッドの下で寝ている長女が怒号を飛ばし。


最終的には、奥さんや俺が怒号を飛ばして、静寂が訪れる。




次女と三女が、ベッドで喧嘩をすることもしばしばある。


ていうか、ほぼ毎日だ。


これにも、ほとほと疲れてきている。



*****



金曜日のことだ。


仕事から帰宅して、少しでも走ろうかと思っていたのだが、雨が降っていて、1dayのコンタクトレンズもなくなっていたので、ビールをプシュっとした。


そう。

俺、普段メガネなので、雨の日のランでは、1dayのコンタクトを付けないと走れないんすよ。

6月、7月に毎日のように走っているときに、コンタクトレンズが底を付いてから、買い足していなかったのだ。



まぁ、コンタクトのことは、どうでも良くって。



缶ビールを飲んでいると、テーブルの上に置かれた折り紙があることに気付いた。

何やら書かれている。



どうやら、三女が書いたようだ。
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「1年かんのルール」

・土曜日はぜったい、けんかをしない。

・(いつも)月火水木金土日
 ねてるときにどっかいかない。

・土日だけ
 ずっとにこにこしてる。

ビール、吹き出しちまったじゃねーか。


曜日で決める必要がないルール。

3つのルール、全部、「いつも」にしておいてくれ。



そして、土曜日の朝。


早速、次女と三女は、iPadで何を見るかで喧嘩をしていた。


「土曜日なのに、もう、1回喧嘩したよ!」

「でも、まだ1回だけだよ!」

と、何やら、三女は自慢気に話をしている。



まじで、かわいいな。



*****



ルールや約束事。


守りたいものだ。


ルールや約束事を決めた瞬間の、その当時の気持ち。


大事にしたいものだ。




でも、時と共に、その気持ちは色褪せていき、決め事も、どこかに行ってしまう。




それで、いいのだろう。


また、新しく決め事を定めればいい。



「この1年をどんな1年にしたいのか。」


40歳を過ぎてから、1年の重みは、以前にもまして、デカくなってきている気がする。

何も考えずに生きていたら、今後、何も成長できずに終わってしまう気がする。



「1年間のルール」


日常の中で、何か特別な日でもないときに。

この1年間のルールを決めた三女から、何かを学べた気がした。




少しずつ、前に。
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