3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

「必死に生きるか、必死に死ぬか。」

名作映画、「ショーシャンクの空に」。


無実の罪で終身刑となったアンディは、刑務所の中で苦しみながらも、「希望」を持ち続け、必死に生き続ける。


そして、あの気持ちの良い真っ青な海と空のラストシーン。


何度も何度も観た。



「ショーシャンクの空に」の中には、いくつもの名言があって。


その中でも、自分の中でのベストは、このアンディのこの言葉だと思っている。



"I guess it comes down a simple choice, really."

"Get busy living, or get busy dying."

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「簡単な選択だよ。」

「必死に生きるか。必死に死ぬか。」





「必死に生きた、アンディ」


そして、

「必死に生きることを選択した、レッド」


2人は、ジワタネホのあの海で再開を果たす。




でも、


「必死に死ぬ」


とは、どういう意味なんだろう。



「出所し、自ら命を絶ったブルックス」


は、必死に死んだということなのだろうか。




言葉としては理解できるけど、どういう状態なのか、俺には理解ができなかった。




*****




日曜日、走れなかった。


「さてと」

とか、威勢の良いブログを書いたのに。



月曜日、やっぱり走れなかった。


火曜日。


どうしてもダメだった。


気持ちが、どうしても、どうしたって湧いてこなくて。



怒りを奮い立たせる出来事を思い出しても、全く怒りが湧いてこなかった。

もう、どうでも良くて。



残り6日、毎日15km走れば、月間500km達成できるはずだったのに、

残り3日で、90km走らなくては達成できなくなった。



まぁ、無理だな。




これまで、そこそこ必死に走ってきた。


毎日毎日、何があっても17km。


でも、これまで続けてこれたのに、この3日間、全くどうしようもなくなっちゃったよ。





あ、これだ。

って感じた。





たぶん、このまま、自らの意志で、走らなくなるってことが、


「必死に死ぬ」


ってことなんだ。





今のような状態の心境の時に、アンディのあんな凄まじい言葉が出てくるんだな、って。





今の俺の身近にいる、俺の希望を胸に。


必死に生きよう。


たぶん、その先には、あの海が広がってるはずだ。
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