「だいたい、月にどのくらい走るんですか?」
マラソンが速い人には、そんな質問をしてみたくなってしまう。
実際、フジヤマさんとか、カミさんとか超絶速い方には、質問したことがある。
ベストが2時間36分のフジヤマさんは、
「350km以上は走りますね。」
と。
ベストが2時間33分のカミさんは、
「450kmが目安ですね。」
と。
ここ2年半の月間走行距離の平均が121.3kmの俺には、理解不能だった。
「350kmとか450kmも走るなんて、どんだけ体が強いんだ!」
って。
俺のベストは、2019年12月の湘南国際マラソンの、
3時間23分44秒。
俺よりも速くマラソンを走る人で、俺よりも月間走行距離が短い方に、俺は会ったことがない。
俺は、月間走行距離が短いながらも、
2019年10月の水戸で、3時間29分09秒。
2019年11月の横浜で、3時間27分15秒。
2019年12月の湘南で、3時間23分44秒。
と、一応、サブ3.5で3本まとめてきた。
時間効率の高い練習として、閾値走や坂道ダッシュ、インターバル走を主軸に置いて、ロング走をないがしろにしてきた。
そして、アキレス腱痛、右膝痛と立て続けに故障。
で、よくよく考えた。
そして、
「距離を踏んでいる人は、マラソンが速い」
って、結構当たり前の結論に至った。
だって、普通に考えてそうですよね。
例えば、100マイルを主戦場にしている方ならば、月間走行距離が160kmとかって短いわけが、ない。
一方、5000mを主戦場にしている方ならば、月間走行距離を目安にしてもあまり意味は、ない。
マラソンの距離、42.195kmを走り切るために、それだけの距離を走れるだけの脚作りは絶対に必要だ。
「月間走行距離を気にしても意味はない」
ということを言う方もいらっしゃる。
スピード練習を週に2回こなしての500kmと、
ジョグだけの500kmでは、
練習の質が違う。
そんなの分かっている。
でも、月間走行距離を気にしても。。。っていうのは、
俺よりももっと高いレベルの世界での話なんだろう。
俺は、もっと距離を走らなければ、強くも速くもなれない。
*****
土曜日の定例行事の「キクチヒロシオンライン」。
そこで、珍しく、キクチさんとランの話をした。
キクチさんとランの話を真面目にしたのは、初めてかもしれない。
「実は、俺がハーフのベスト出した前の月って、月間400km走ったんすよね。」
「スピ練とかしてたわけじゃなくって、ジョグでした。」
確かに、2017年2月の神奈川ハーフを、
1時間24分53秒
で走り切っていたキクチさんの、2017年1月の月間走行距離は、418kmだった。
www.kikuchiroshi.com
そして、2017年3月に古河はなももで、
3時間01分05秒
のPBで走り切っていた。
なお、この直前のキクチさんのレースは、
2016年11月13日 246(ハーフ)
1時間36分42秒
2016年11月20日 つくば(フル)
3時間12分48秒
だ。
そして、キクチさんは、
「でも、自分に合った練習メニューは、人それぞれっすよね。」
と、レモンサワーを片手に、おっしゃっていた。
この日のビールは、いつもよりもずっと美味しく感じた。
*****
以前調べた、マラソンのタイムと目安となる月間走行距離について。
www.all-out-running.com
多少、乱暴な論理展開だが、これによると、
「サブ3なら、350km以上」
ということになる。
目指せ、月間350km。
まずは、そこからだ。
練習の内容や質は、とりあえず置いておく。
でも一応、ジョグでも、キロ5分10秒くらいからキロ7分までのジョグを、体の調子に合わせて使い分けているつもりだ。
そんな俺の走行距離は、6月21日時点で、
254.6km
残り9日で、95.4km。
さぁ、いこうか。
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