先日のアスリートヨガ道場の打ち上げの会場にて、
俺は途中、会場から逃げ去りたい衝動にかられた。
「もうやめてくれ」
そんな感じだった。
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3時間15分カットを目指して走った板橋Cityマラソンでは、足を攣って、ギリギリサブ4でゴール。
www.all-out-running.com
今の生活の中でできる自分なりの努力をして臨んだフルマラソン。
心をだましだまし走ったが、体がついてこなかった。
その不甲斐ない結果を、突っ込まれた。
まだまだフルマラソンに取り組む姿勢に、甘さがあったと感じた。
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「横浜の全力中年」
俺が自分でつけた、自分のハンドルネーム。
ランだけでなく、人生すべてに対して全力で臨みたいという希望からつけたハンドルネームだ。
だが、このハンドルネームがゆえに、いじられることも多い。
「シューズだけは速そうっすよね。」
「ランニングは全然全力じゃないっすよね。」
「全力って言う割には、あんまり走ってないですよね。」
「全力さんの本当の全力を見てみたい。」
「横浜の全裸中年。」
そのたびに、笑顔で返していた。
初フルマラソンを4時間4分台で走った、2017年の湘南国際マラソン。
その後、2018年の1月末から始めた、このブログ。
ブログを始めて1年2か月が経とうとしている今現在のフルマラソンPBは、2018年の湘南国際マラソンでの3時間24分7秒。
2019年3月の板橋Cityマラソンでは、30km過ぎで足を攣って、3時間54分58秒。
ブログを通じて知り合うことができた、超絶速いランナーの皆さんに追いつきたい一心で、自分史上最も走った1年間だった。
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ブログを通じて知り合うことができた皆さんは、超絶速い。
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アスリートヨガ道場の打ち上げ会場にいらっしゃったみなさんも、超絶速かった。
フジヤマさん
Ukeさん
おいやんさん
えびちゃん
なおとさん
Petaさん
ぬまっちさん
N。さん
※会場にいらっしゃったサブ3ランナーのみなさん
世の中のランナーの3%しかいないはずのサブ3ランナーだが、打ち上げ参加メンバーの30%以上がサブ3ランナーだった。
Ukeさんとのやり取りでは、
「フルマラソンのPBはいくつなの?」
全:「3時間24分です。」
「速いじゃーん!」
全:「そうですか?ありがとうございます!Ukeさんの初フルってどのくらいで走ったんですか?」
「ん?3時間19分」
全:「・・・」
顔では笑顔だったが、心の中では、思いっきり泣いていた。
おいやんさんとのやり取りでは、
「全力さん、サブ3やるって言わないとだめですよ!」
全:「いやいや。今回の板橋でフルマラソンの厳しさを痛感したところですよ。」
全:「今年の目標は、3時間10分です。」
「いやいや。もっと行けるでしょー!言葉に出して、宣言しないと、実現すらできないんだから!」
「サブ3する!ってしっかり宣言しないとっ!」
全:「・・・。いや、まず3時間10分です!」
今の俺のPBの3時間24分台からして、サブ3なんて、まだまだ夢のタイムだと思い、勢いで「サブ3します!」とは言えなかった。
そして、Petaさんとのやり取り。
「全力さん、板橋はどうしたんですか!!」
「ツイートしてる場合じゃないでしょ!!」
全:「そうなんですよ。ショボすぎて自分でもガッカリです。」
全:「足攣って、座ってる時にスマホ取り出してツイートしちゃいました。」
「でもね、次ですよ次っ!!ちみさんと、全力さんはもっと走ればサブ3できるって、話してるんですよ!」
全:「・・・。今は全く想像つかないです。。。板橋の結果もショボすぎだし。。。」
俺は、逃げ出したかった。
帰りたかった。
苦しかった。
そして、追い討ちをかけてくれたキクチヒロシ氏のこのツイート。
帰宅後リビングで一人、みなさんの言葉を繰り返し、胸の奥でうごめく複雑な想いを押し殺していた。
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で、思ったんすよ。
「もう、こんな気持ちになりたくない。」って。
すっげー強く思ったんですよ。
だから、俺はやるよ。
「この1年で、俺はサブ3ランナーになる!!」
引退したイチロー選手は、こう言っている。
一気に高みに行こうとすると、今の自分の状態とギャップがありすぎて、それが続けられないと僕は考えているので。地道に進むしかない。進むだけではないですね。後退もしながら、ある時は後退しかしない時期もあると思うので。
サブ3.5の俺にとって、サブ3は、「一気に高みに行こうとしている状況」だ。
ギャップがありすぎて、続けられない気がする。
だから、1年間かけて、地道に進む。
まずは、10kmを40分で走る練習をできる体を作ること。
今の俺の10kmのベストは、42分00秒だ。
ちなみに5000mのベストは20分02秒。
達成できる可能性があるマイルストーンとして、
「2019年10月までに、10kmを40分カットする。」
10km40分カットを達成して、そこから5か月かけて、フルマラソンでサブ3を達成する。
この夏は、ひたすらスピード練習をする。
インターバル走、ウィンゲート式インターバル、インターミッテント走、閾値走、5kmTTなどをポイント練習の中心に置く。
俺はマジだ。
仕事も家庭も、俺の「ちゅー」から卒業しちゃった子ども達とのコミュニケーションも、すべて全力。
そして、ランニングに対しても全力でいくぞ。
俺が大好きなMr.Childrenの「終わりなき旅」の歌詞。
高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんな
まだ限界だなんて認めちゃいないさ
そう。
俺は限界を迎えているわけじゃない。
サブ3という壁を乗り越えて、最高に気持ちよくなるんだ。
「サブ3ランナーに おれはなるっ!!!」
見てろよ。
俺は、絶対にやってやるからな。
絶対にやってやるんだっ!!
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