3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

ランニングの方向性。

久々に朝、走った。


夜中に2回おしっこに行くルーティンをこなし、朝4時半過ぎに目が覚めた。


この日は、1日外出のため、いつもより朝、時間に余裕があったから。


そのせいか、久々に走ってみようという気になれた。





5時半頃に家を出ると、あたりは真っ暗だった。

そして、肌寒い。

1kmほどのアップをすませて、そこから「全集中の呼吸」を試してみた。


キロ4分30秒ペースで、2kmが精いっぱい。
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7月頃から、走ると、すごく嫌なことを思い出すようになってしまい、走ることを楽しめなくなってしまった。


この日も、いつもと同じように思い出した。


心に沁みだす、それは、本当に嫌なことで。


胸にどす黒い渦が巻き始めて、心臓が痛くなる。


走ることを楽しめないことは、本当で残念だし、すごく悔しい。


すごく悔しい。





今年の6月、7月。

毎日のように17km走っていた頃。

このまま走り続けていれば、前の場所に戻れると信じながら、走り続けていた。

「この先に、あの場所があるんだ。」

と。
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でも、走って目指す方向は以前とは違うな、と感じた、この日。


3km走ったあと、自宅を目指してゆっくり走り始めた。


以前とは違う場所を目指して走ろう。


居心地の良い、自分らしくいられる場所。





久々に朝、走って、良いこともあった。


日の出の時間が遅くなって、朝の空気がピリっと冷たく感じるようになっていて、季節の変化を肌で感じられたこと。


全集中の呼吸で2km走れたこと。


走った後に飲んだトマトジュースが、いつもより美味しく感じられたこと。


マラソン界隈の某右ストレート氏のことを、ふと思い出したこと。




さぁ、週末だ。




少しずつ、前へ。
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