3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

在宅勤務とランニング。

2月の終わり頃から続く在宅勤務。

2月の終わりから、今日まで、俺は1日たりとも会社に出勤もしてなければ、出張もしていない。

実に、8週間もの間、会社の同僚と会っていない。

おかげで、非常にクリーンな状態を維持できている気がする。


朝7時。

自分の部屋にある自分のPCから、VPNをはって、会社の仮想PCにログインする。

会議ももちろんオンライン。

多くの人が参加するWeb会議は、まさにカオスだ。

Web会議は、時間が延長することが多い。

なので、なんだか昼飯の時間が一定しなくなった。

昼の時間でも容赦なく会議が入っているからだ。



勤務時間が終わってから、長女と三女と走りに行く。

つかの間の息抜き。


こんな生活をしばらく続けていたのだが、ここ最近は、朝7時の段階で、会社のPCにログインできない事態が発生している。

社員が一斉につなぎに行くので、サーバの回線数がひっ迫しているのだ。


朝7時っすよ?


結局俺は、その日、1ミリたりとも会社のPCにログインできずに勤務時間が終わってしまった。

前日に途中まで作っていた資料にアクセスできずに終わってしまった。

なので、久々にコーディングして、簡単なアプリを作ったりしていた。


こんな状態だが、会社から要求される仕事のレベルが下がっているわけではない。

こんな状態でも、やらなければいけないことは変わらない。


だから、俺は夜、資料を作るはめになっている。



なんだこれ?


俺は、1日のほぼ80%を自分の部屋のPCの前で過ごしている。


オンとオフの境目がなくなってきている。


無駄だと思っていた「通勤」にも、何気に意味はあったのかもしれない。


*****


さてと。

愚痴は、このくらいにしておこう。



そんな俺にとって、長女と三女と一緒に近所を走ることは、至福の時間になっている。


今まで調べたランニングに関する知識を、簡単な言葉で説明する。

娘たちは、分かったフリをしてくれる。


勉強やスポーツを頑張ってやることがどれだけ大事なことなのかを、簡便に話する。

娘たちは、若干嫌そうだが、頷いてくれる。


ママがどれだけ大変なのか、そしてお手伝いすると、めちゃくちゃママが喜ぶことを、簡潔に説明する。

「お手伝いしたら、100円もらえるの?」と、聞かれる。


そんな話をしながら、近所を気持ちの赴くまま走る。

スピードも距離も気にすることのない、純粋に楽しいラン。


そして、走り終わると、自動販売機でジュースを買う。


長女と三女が手を繋いで帰る。
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なんて幸せなんだろう。



ここに楓子が加わってくれた日には、おしっこチビるくらいには幸せを感じられるだろうな。



さぁ、資料作るかな。



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