ゴールデンウィーク。
と言っても、昨年に続いて、今年もどこか特別なところにお出かけする予定はない。
この1年間、それまでの42年間とは全く違う1年を過ごし。
今年も、そのまんま何も変わらない日々を過ごしている。
これ、いつ終わるのだろうか。
1回目の緊急事態宣言のときは、
「これを我慢すれば、何とかなるんだろう。」
と思えたけれど。
昨年の日本の超過死亡率は、例年より低かったと言う。
コロナが原因で死者が増えたと言う事実はないということだ。
例年ならば、別の要因で亡くなっていた方が、コロナに置き換わっただけなのではないだろうか。
楓子が、風邪のような症状から、小脳炎になってしまった昨年を経験したことで。
健康、そして命の大事さを痛感はしているものの。
ニュースを見るたびに、やるせなさが全身を駆け巡る。
この1年で、コロナが原因で亡くなった方は、1万人。
でも、今、この時を生きている方は、1億2千万人いる。
新型コロナは、軽症や無症状の方も多いのに、未だに「指定感染症」で、2類相当の厳しい対処が必要とされている。
これが、医療をひっ迫している要因の一つなんじゃないだろうか。
専門家の方が、そう判断しているのであれば、コロナはやはり怖い病気なんだろうか。
「感染者数が〇〇人を超えました。」
とか。
若い方で重症になった方のことを「これでもか!」と何度も放送したり。
東京駅で新幹線に乗る人々に理由を聞いていたり。
箱根に行っている人にインタビューしたり。
路上飲みをしている若者を映したり。
1年前と何も変わらないメディアの対応。
「自分が若かった頃、どうだったんですか?」
「ご自身が若かった当時、今の状況になったとして、同じこと言えますか?」と聞きたい。
メディアの、世間の不安や怒りを煽るようなスタンスにも、ほとほと呆れ果てる。
何が真実なのだろう。
誰か、本当のことを教えてください。
=====
そんなやるせない日々の中、日曜日の午前中のバドミントンサークルは、今の自分の心のオアシスだ。
お昼から試合がある長女は、「基礎打ち」だけをしにサークルに参加。
今のコロナの状況により、長女の試合は観戦できず。
このまま、長女の試合を1度も見ることなく、長女の部活は終わってしまうんだろう。。。
次女は、いつも通り、友達と一緒に参加。
娘たちの上達を感じられ、自分も皆さんと交流できるこの場は、本当にありがたい。
この日のバドミントンは、楽しみにしていたことが、2つあった。
1つは、新しく購入したラケットを使えること。
YONEXの「ASTROX 88D pro」という2021年3月下旬に発売されたラケットを買ったんすよね。
もう1つは、縄跳び。
数日前に、アシックスのトビナワを買って。
と言うのも、バドミントンのアイドルの方が、以前、
「私、息子と縄跳び対決を毎週やっているんですよ」
とおっしゃっていて。
「これは、いずれ対決せねばならん。」
そして、
「今日、対決しよう。」
と思っていて、こっそり縄跳びを持って行ってたから。
で、この日。
GW中に、何回か近所の体育館で長女とバドミントンをやっていたおかげか、
Youtubeで、バドミントンの動画を見まくっていたおかげなのか、
新しいラケットのおかげなのか、
体が、いつも以上にキレッキレに動いた。
そしたら、休憩中に、たぶんこのサークルで一番お上手なおじさまに、
「今日もすごく動いていますね!次どこに打とうかなぁってワクワクさせてもらっていますよ。」
「今日も終わった後のビールが美味しいですね。笑」
なんて言っていただいて。
「ありがとうございます!でも、ビールはいつ飲んでも美味しいですよ。」
なんて言ったりして。
したら、
「学生の頃にバドミントンをやっていたら、全国に出れるようなレベルになれたんじゃないですかね。」
「そのくらい上達していますよ。」
と、おっしゃって下さった。
ぜ、全国っすか。。。
全国っすか。。。
あの、全国っすか?
「え?え?いやいや。それは言い過ぎですよ。でも、ありがとうございます。」
と、言った後、しばらく昇天していた。
バドミントンがあって、本当に良かった。
=====
この日、縄跳びを持ってきていたのだが、
アイドルの方とお話するチャンスがなかなかなくて。
アイドルの方とのダブルスの試合も1試合もなくて。
だいぶ寂しかった。
俺、キレッキレだったのに。
でも、片付け終わって、さぁ帰ろうみたいな雰囲気になった頃に、アイドルの方がちょうど目の前にいらっしゃったので。
縄跳びのことを切り出してみた。
「今度、縄跳び持ってきて、対決しましょう」
って。
そしたら、
「今日も、マイ縄跳び持ってますよ!」
って。
「どんだけ縄跳び好きなんすか?」
って思った。
そして、二重跳び対決することになった。
いや。
俺は、小学校の時に、二重跳び記録、全校で2位になった。
昨年のGWには、二重跳び連続154回跳んだ。
だから、負ける気なんて、さらさらなくて。
「じゃぁスタート!」
と声をかけて跳び始めると、、、
アイドルの方の縄跳びフォームの美しさよ。
だいぶ、見とれてしまった。
そして、40秒ほど跳んだとき、縄跳びは俺の脚に引っ掛かり、俺は負けた。
アイドルの方は、俺が終わった後も、10秒ほど余計に飛び続け。
そこからハヤブサに移行する余裕っぷりを見せつけて下さった。
さらに、その後見せて下さった、後ろ二重跳びのフォームの美しさよ。
いや。
違うな。
アイドルの方自体の美しさよ。
。。。
1年前とコロナの状況は変わらないけれど、
こうやって楽しい日々を過ごせていることは、ありがたいことだ。
あぁ、来週の日曜日まで、待ちきれないぜ。
さてと。
にほんブログ村