トレイルを走るとき、俺はハイドレーションを使う。
ハイドレーションとは、リュックに入れて使うチューブが繋がった、水分補給を行えるシステムだ。
こちら。
横浜鎌倉の低山トレイル、宮ヶ瀬トレイルレース、成木の森トレイルなど、トレイルを走るたびに、ハイドレーションを使っていた。
気温が高いときは、ハイドレーションにポカリスエットを入れて、小さじ1杯程度の塩を入れるようにしている。
普通に飲むと、結構しょっぱいポカリだ。
1.5Lほどポカリを入れて、凍らせて持って行くようにしている。
凍らせたハイドレーションバッグをリュックにセットすると、背中が冷たくて、気持ちが良いから。
ただ、1.5Lすべてを飲み切ることは、ほとんどなく、毎回毎回いくらか余ってしまう。
トレイルから家に帰り、片づけをしていると、次女と三女がしょっぱいポカリを飲みたがり、近づいてくる。
「ねぇねぇパパ、今日は『ちゅぱちゅぱポカリ』ないの??」
ハイドレーションに入ったしょっぱいポカリのことを、次女と三女は、「ちゅぱちゅぱポカリ」と呼んでいる。
チューブで、ちゅぱちゅぱしながら飲むのが楽しいらしい。
特に三女は、ちゅぱちゅぱポカリが大好きで、最近は毎日のように聞いてくる。
「パパ、今日は『ちゅぱちゅぱポカリ』ないの?」
「ん?『ちゅぱちゅぱポカリ』は、パパが走るときじゃないと飲めないよ。」
「えー、じゃぁ走ってよ。」
という感じだ。
*****
昨年2018年の6月。
次女は、同じ小学校の同級生と共に、横浜開港祭のイベントの一つ「チビッ子ミニ駅伝」に出場した。
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今年も同級生とともに駅伝に出場するらしい。
www.kaikosai.com
次女は、今年の1月に開催された「港南区健康ランニング大会」にも出場した。
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娘3人の中では、次女が最も持久力的なポテンシャルが高いと思われる。
そして、ランニング大会の前には、俺と一緒に走って、練習をする。
昨年の「チビッ子ミニ駅伝」の前も一緒に走って練習した。
その練習には、たまに三女も参加した。
お姉ちゃんのマネをして、一緒に走りたいのだ。
「え!じゃぁ、リコも一緒に走る~」
なんて言いながら、家の周りの200m程度のコースを、次女、三女、俺の3人で走っていた。
6月1日開催の「チビッ子ミニ駅伝」に向けて、そろそろ練習を開始し始めた方が良いな、なんて考えていた。
「カコ、『チビッ子ミニ駅伝』があるし、練習しはじめよっか。」
「うん。宿題終わってから走るから、パパ、先に走ってきていいよ。」
おうおう。一緒に走らないのかよ。
ちょっと寂しいじゃないか。
すると、三女が笑顔で俺の顔を見つめていた。
なんだ。
リコは、俺と一緒に走りたいと思ってくれているのかな。
嬉しいじゃないか。
「え!じゃぁ、、、」
「リコも一緒に走る」って言ってくれるんだよな。
分かってるじゃないか、パパの気持ちを。
「『ちゅぱちゅぱポカリ』飲めるの!?」
おうおうおう!!
リコ、お前の頭の中は、「ちゅぱちゅぱポカリ」に毒されてるな。
「飲めねーよ!」
「『ちゅぱちゅぱポカリ』は、山に走りに行ったときだけだよ。」
「だって、うちの周りすごい坂が多いから山と一緒じゃん。」
「お、おう。」
説明するのが面倒になって、俺は一人走りに行った。
まぁ、確かにうちの周りは坂だらけだけどな。
子ども達と一緒に走れると楽しみにしていたのに、独りぼっちだったので、10km走ろうと思っていたが、長い距離を一人で走るの寂しいなぁなんて思って、
坂道だらけのコース3kmを速いペースで走ってみた。
この週末は、「ちゅぱちゅぱポカリ」を持って走ろうかな。
そしたら、パパと一緒に走ってくれるのかな。
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