緊急事態宣言が発動したことにより、うちの会社は、
「よほどのことじゃないと出張禁止」
「出社率は20%以下に抑える」
という方針が出た。
おまけに、展示会に2件ほど出展する予定だったけど、展示会自体が中止になり、これまで進めてきた開発をお披露目する機会を失った。
チーム一同、意気消沈だよ。
ということで、今まで以上に平日は家から一歩も出ず、誰とも会わず、リアルな会話は家族とだけという生活が続いていて。
正直、つまらん。
週末のバドミントンの時に、体を動かしたり、おじさま、おばさまと会話できたりすることが生き甲斐になりつつある。
という状態だ。
さらには、ここにきて、良く周りを走っていた「横浜刑務所」、楓子が初期に入院していた「横浜南部病院」でも感染者が出たとのことで、いよいよ「コロナ」が身近に迫ってきた気がする。
神奈川県の新型コロナ感染者数は、連日800人、900人と、高止まりの傾向だ。
陽性率は、ここ1週間程度は、20%程度とかなり高い水準になっている。
※神奈川県 新型コロナウイルス感染症対策サイト | 神奈川県 新型コロナウイルス感染症対策サイトより
「100人超えたぞ!」
とかビビっていた時代が懐かしい。
この、「900人」という数字が、どんなものなのか、例年のインフルエンザの感染者数を調べてみた。
参考にしたのは、こちらのサイトだ。
神奈川県 インフルエンザ情報 令和元年(6)|神奈川県衛生研究所
インフルエンザの感染者数を観測している神奈川県内の350の医療機関があるらしい。
それを「定点」と呼んでいる。
この350の定点で観測された1週間の感染者数を350で割った数字が、こちらのグラフだ。
多い時で、「70弱」という数字。
これは、
1週間に
70人×350の医療機関で
24,000人の感染者
ということだと思われる。
ちなみに上記のサイトによると、この数字が「1」を超えると流行開始の目安だと言う。
すなわち、1週間の感染者数が、
350人
で流行開始の目安になるということ。
2021年1月12日から1月18日の1週間での県内での新型コロナ感染者数は、
6108人だ。
350で割ると、17くらい。
この現在の数字は、例年のインフルエンザで言うところの「流行開始」の目安はゆうに超えている。
上記のサイトでは、
10以上:注意報レベル
30以上:警報レベル
とのことだ。
ワクチンも薬もないウィルスが「注意報レベル」で感染拡大している。
これ、たぶん、変わらず普段の生活を続けていたら、
どんどん感染者数は増えていくだろうし、
いずれ自分も感染するんだろうな。
神奈川県は、病床もかなりひっ迫しているらしい。
www.tokyo-np.co.jp
いよいよ、恐怖を感じ始めてきた。
神奈川県内の死者数について、2021年1月18日時点は、下記のような状況だ。
※新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況 - 神奈川県ホームページより
自分の娘たちの年代が感染したとしても、死ぬ確率はかなり低い、ということは一つの安心材料ではあるが、、、
新型コロナが重症化する主な要因は、
「サイトカインストーム」
だと言われている。
楓子は、自己免疫の暴走である「サイトカインストーム」が原因で小脳炎を発症したので、油断はできない。
感染拡大を抑えつつ、人間らしい生活を送るために、一個人として、何ができるのだろう。
また、どんな仕組みやどんな心構えが必要なんだろう。
もし、自分が総理大臣だとしたら、どんな政策を打つのだろう。
明確な答えがない問題。
これが、まさに「難局」ってやつなんだろうな。
さてと。
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