10kmタイムトライアルとランニングフォーム動画解析ができるランニングイベントのお誘いをしてみたところ、2名からご連絡をいただけた。
お一人は、はてなブログでもお馴染みの「たかさん」(id:rungraph)。
たかさんの記事には、イベントの詳細が書かれています。
もう一人は、親父の会でご一緒している「草野球大好き熱血スキーヤー」。
イベントの主催は、jogsuke。
詳細は、こんな感じだ。
10㎞タイムトライアル&フォーム動画分析 13日(日)13:00~15:00
内容・目的:
最長10㎞のタイムトライアルとフォーム動画分析を行います。
現状の体力チェックとフォームの改善ポイントをご説明致します。
場所:
新横浜「jog’s Space」
参加費:
¥2,500
定員: 10名
対象: 全ての方
持ち物: 動きやすい服装、シューズ、飲み物
備考:
スポーツ傷害保険には加入しておりませんので、予めご了承下さい。
雨天決行。前日・当日のキャンセルはキャンセル料(全額)が発生致しますので、予めご了承下さい。
2018年5月13日(日)
午後から大雨の予報の新横浜に向かう、二日酔いの俺。
前日の飲み会と深夜0時のタンタンメンの影響により、バッドコンディションもはなはだしい。
集合場所は、"jog's space"という新横浜駅から徒歩5分程度の雑居ビルの4階の一室。
今回の目的は、
・ガチの10kmのタイムを測ること
・ランニングフォームの悪い点を指摘いただくこと
の2つだ。
タンタンメンで膨らんだお腹の俺は、期待に胸を膨らませ、会場に向かった。
少し早く到着した俺は、隣のグラウンドで行われたソフトボールの試合を見ながら時間を潰す。
やっぱり、球技も好きな俺。
あっという間に15分ほどが過ぎ、「草野球大好き熱血スキーヤー」と合流し、雑居ビルの一室に入る。
既に10名ほどが室内にいた。
その中に、「たかさん」と思われる方がいたが、既に10名ほどがいて、なにやら緊張感がただよっていることと、たかさんらしき方がサングラスをかけていなかったので、「あ、たかさん!」と声をかけられない弱気な俺。
イケメントレーナーの山口さんにお金を支払い、着替えを始める。
着替えをすまし、雑居ビルの玄関口に集合する参加者たち。
そこで、「たかさん」らしき方に声をかける。
やっぱり「たかさん」で安心する。
この手のイベントは、最初、どうしても緊張してしまう自分がいる。
アイスブレイク的な何かがあると良いなぁ、なんて思う。
この日は、jogsukeが運営する「サブ4塾」の塾生とイベント参加メンバーとの合同イベントだった。
合わせて20名弱の参加者。
男女の割合は、7:3程度か。
年齢層は、30代後半から、50代後半くらいの方々だろうか。
参加者みんなで、日産スタジアムへ移動。
まずは、全員で輪になりストレッチ。
静的ストレッチと動的ストレッチの組み合わせ。
静的ストレッチで、筋肉の反射が悪くなることを恐れて、静的ストレッチはほどほどに、動的ストレッチをメインにしっかり行う。
ストレッチ後に、タイムトライアルだ。
GPSの入りが悪く、正確な距離がつかめないため、自分の感覚だけが頼りだ。
1周は、アウトコースを走ることで約970m。
インコースを走ると約930mとのこと。
そのアウトコースを10周する、約9.7kmのタイムトライアル。
※10kmじゃねーじゃんか。というツッコミは、jogsukeへ。
サブ4塾の塾生が先にスタート。
イベント参加メンバーは、その2分後にスタート。
「よし、行くぞ。」
二日酔いの頭痛と、タンタンメンの影響が大きいが、気合を入れる。
今日の目標は、「45分カット」。
キロ4分30秒ペースだ。
イベント参加メンバーとして、2分後のスタートラインに立つ俺。
「On your marks」
独り心の中でつぶやく。
スタート!
俺よりも速いどなたかがいることを期待していた俺は、スタート後数秒で、それが期待外れだったことを知る。
「ここからは、2分前を走る皆さんを追うレース。」
「もしくは、一緒にスタートした皆さんを周回遅れから追うレース。」
そう決めて、全力でスタート。
1周目: 4分0秒
飛ばし過ぎなのか?
GPSが取れていなさそうなので、さっぱり分からん。
2週目:4分0秒
これ、1周、970mあるのか?
さっぱり分からんが、懸命に走る。
2週目で、先にスタートしたサブ4塾生を何人か追い抜く。
3週目:4分7秒
若干疲れが出てきた。
このペースで10kmも持つのか不安だが、押す。
「5kmTTでもいい」そんな気持ちで走り続ける。
4週目:4分14秒
やはり速すぎたようだ。
ペースが落ちてくる。
少し歩きたい気持ちが出てくる。
5週目:4分34秒
急激にペースが落ちているが、ここで給水で10秒ほど止まった。
給水した後、ペースがガクンと落ちる。
6週目:4分30秒
なんとか、目標のペースを維持。
周回コースならではの、自分が何位を走っているか分からんが、とりあえず前にいる人を目標に走るレース展開。
7週目:4分28秒
ここで、同時にスタートした「草野球大好き熱血スキーヤー」に追いつく。
そして、その50mほど前方を走る「たかさん」が視野に入る。
俄然、やる気が出る。
8週目:4分33秒
「草野球大好き熱血スキーヤー」と少し会話を交わして、先を急ぐ。
「たかさん」を捉える。
が、俺の足音を気にしたせいか、「たかさん」のペースが少し上がる。
なんとか追いついて、しばらく並走。
何週目なのか分からなくなっていたので、「たかさん」に教えていただき、あと2周と分かり、ここからペースを上げる。
9週目:4分27秒
「10周しなくてもいいですからね」という山口トレーナーの優しい言葉に、既にスタート地点でタイムトライアルから離脱された方が数名。
そして、俺の前には、また良い目標となった前を走るサブ4塾生。
気合を入れなおす。
10周目:4分8秒
45分は切れそうだぞと、思った俺は、さらなる高みを目指す。
最後の500mは、インターミッテント走的な、ダッシュ。
「ぜっていに負けねぇ」
そう思い、心臓が飛び出るほどのダッシュをかます。
GPSが取れていないので、本当に9.7kmだったのかは良く分からない。
9.7km走っていたとしたら、過去の自分には勝った。
しかし、前半に突っ込みすぎるクセをなんとかしないといかんな。
やっぱり、タイムトライアルは楽しい。
そして、一緒に走る人がいるのは楽しい。
こちらが、詳細のペース。
GPSが不正確だったため、1周ごとの手動ラップ。
心拍数、ピッチ、接地時間。
5kmの時の給水で、少し止まったことが記録されている。
この後、タイムトライアル中に撮影したランニングフォームの分析が始まる。
みんなで集まり、他の方々のフォームを見て、山口トレーナーの分析を聴く。
山口トレーナーの一言一言にうなる参加者。
俺のフォームは、
・脚の運びは問題なさそう
・ストライドを伸ばすには、腕の振りが課題
・腕だけで振ろうとせず、体幹を軸にしてねじることで腕が付いてくるイメージにすると良い
とのこと。
過去に読んだ論文によると、腕の振りは、前への推進力を生み出すとともに、横のブレを生み出すため、そのちょうど良いバランスがある。との記載があった。
俺のピッチは、180~200。
フルマラソンを走り切るには、既に限界に近い。
このピッチを維持して、ストライドを伸ばすためには、体幹を軸とした腕振りが重要になるのかもしれない。
次回以降の練習では、「腕振り」も意識して取り組みたいと思う。
なお、フォームの動画は、ファイルでの受け渡しは不可。
ディスプレイに映された動画を撮影すれば、一応もらえる。
決して画質は良くないが…
参考になるので、もらえるものはもらっておこう。
動画から切り出した1枚は、こんな感じのボケボケ。
いくつか気になる点はあったものの、イベントに参加して学べたことも大きく、何よりもみんなと一緒にTTできる楽しさは格別。
また、手ごろなイベントがあった場合は、お誘いするので、ぜひ一緒に参加しましょう。
そして、皆さんと一緒に走れるイベントには、どんどん参加していきたいと思います。
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