小学生の低学年の頃。
自分はめちゃくちゃ恥ずかしがり屋で。
授業で手を挙げたり、先生に指されて発言することが、苦手だった。
自分の声が、静かな教室内に響くこと、
みんなに注目されていること、
それらが、なんか怖かった。
注目されたときに、どうすれば良いのか分からなくなってしまう現象。
だから、なるべく目立たないようにしていたし、女子と話なんかも全然できなかった。
そんな自分を変えてくれたのは、4年生から6年生の時の担任の先生だった「正木先生」。
www.all-out-running.com
授業中、発言するようになれたし、不思議と運動も得意になってきた。
で、人生1回目のモテ期が到来した。
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この頃、クラスの一部の男子グループから、超絶嫌われていた。
「完全無視」
という、待遇を受けた。
それまで、仲良く一緒に遊んでいたのに。
ものすごく、ものすごく、辛かったことを覚えている。
なんか、今の状況と似ているな。
学校に行くのが嫌になってきて。
父親に相談したら、
「それは、良いことだよ。」
と。
意味不明だった。
「嫌われるってことは、お前が『出る杭』になれているってことだ。」
「『出る杭は打たれる』っていうことわざがあってな、、、」
と。
「だから、出る杭になって、なんぼだぞ。」
「お前のことを理解しようとしない連中は、放っておけばいい。」
「がんばれ。」
と。
でも、嫌われるってことに対する、精神的耐性がなかなかできていなかった俺は、そこからまた、なるべく目立たないようにしようと心掛けることになってしまった。
そして、その後、モテ期はやってきていない。
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社会人になると、「出る杭」にならなければ、「その他大勢」に分類されてしまい、真に楽しいことができないことがある。
誰でもできるわけではないことにこそ面白さを感じるという、自分の性質があるのだろう。
2018年の1月末に始めた、このブログ。
論文を読んだことをまとめた内容が、ウケたのだろうか、そこそこ人気のブログになった。
今は、大して走ってもいないオワコンブログだが、1年ほど前は、今の倍以上のアクセス数があった。
「全力さんのブログ読んで、はてブロが楽しそうだなって思って、はてブロにしました!」
っておっしゃって下さる方も多くいらっしゃった。
でも、一方で、自分のことを快く思っていない方が、一部いらっしゃったようで。
何やら、自分の悪口を陰で言っている方がいることを知った。
だいたいどなたがそう思っているのかは、すぐに分かる。
改めて思った。
「『出る杭』になると、嫌われるんだな」
って。
嫌われることに対する耐性は、自分にはないようだ。
その頃から、走ることやブログに対する考え方が、ブレてきて、ここまでずっと、着地点が見えずに彷徨い続けている。
今、あまり走る気になれなくて、バドミントンに打ち込み始めたのは、このあたりに原因がある気がする。
自ら見る気がなくても、染み出てくる情報が目に入り、気が滅入ったりする。
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みなさん、イチローさんのこちらの動画、見たことありますでしょうか?
SMBC日興証券が提供してくれている、イチローさんによる人生相談的な動画たち。
「おしえて!イチロー先生」
その中に、非常に興味深い動画があったので、2つ紹介したい。
出る杭が打たれないためにはどうしたらいいですか?
www.youtube.com
他人から嫌われるのは怖くないですか?
www.youtube.com
出る杭が打たれないためには、「突き抜ければいい」。
大嫌いと言われると「ゾクゾクする」。無関心が一番辛い。
動画を観て、イチローさんの目力の強さが半端ないと感じた。
これまで生きてきた中で、突き抜けるために相当な経験をされてきたことが分かる目力。
そこから出てくる、一言一句の説得力は、凄まじい。
確かに、人を嫌うことには、かなりのパワーが必要だ。
だから、そのパワーを使いたくなくて、いずれその人のことを全く気にしない、「無関心」になってしまう気もする。
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最近、こんなエントリーを目にした。
俺のオレオ VS 逢いたい人達にやっと会えたみたいなこと | 『風の強い日を選んで走ってきた』 Restart~再びバトンを繋ぐ為に
・ふらっ〇さんと全〇さんの悪〇を朝まで
こんなこと書いてもらえると、
「ゾクゾクしちゃうね!」
少しずつ、前へ。
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