3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

誰かの期待に応えること。

長女が、担任の先生から相談を受けたという。


「今度のイングリッシュキャンプの実行委員をやらないか?」

と。


実行委員の立候補者が出なくて、担任の先生が、一番最初に、桜子に声をかけたという。


先生は、桜子のことをどんな人だと思っているかを説明してくれて、だからこそ今回の実行委員に最適だと考えていると、言ってくれたという。



「イングリッシュキャンプの実行委員なんて、面倒くさいから、やりたくない。」


そう思っていたけど、担任の先生に声をかけてもらって、嬉しくなって、戸惑いはあったが、引き受けさせてもらうことにしたという。



誰もやりたがらないことにこそ、実は、とてつもない価値があったりする。

やらない後悔より、やってからする後悔の方が、次に繋がる。


そんなことを、桜子と話をした。



~~~~~



行きたい大学に入学すること。


入りたい企業に入社すること。


大好きな異性と結婚すること。


美味しいと噂のお店で食事をすること。


楽しいと噂の人と一緒にお酒を飲むこと。



全部一緒かも知れない。


入学して、その中で生活してみないと、その本質は感じられない。

入社もそう。

結婚もそうだ。



「やっぱり良かった」なのか。

「こんなはずじゃなかった」なのか。

どちらに感じるのかは、やってみなければ分からない。


「噂を信じちゃいけないよ」って、山本リンダも言っていた。



自らが、実際に体験し、経験しなければ、分からないんだ。



~~~~~



人ができない経験をできるチャンスに、

誰かからの期待の後押しがあるのであれば。


それは、据え膳なのかもしれない。


※「据え膳」の使い方、間違ってる?



そんな時は、その期待に応えないという選択肢は、ないんじゃないだろうか。



「誰かが自分に期待してくれていること」


それは、本当にありがたいことだ。


なんとか、その期待に応えたくなってしまう。



桜子が先生の期待に応えたように。


だから、俺も。


いや、もしかしたら、俺はこれまでの人生も、誰かの期待に応えるために生きてきたのかもしれない。


だから、今回も。



誰かが期待して下さっているのであれば。


自分自身を犠牲にすることくらい、なんてことはない。


たぶん、その犠牲以上に、得られる価値は大きいはずだ。
f:id:Alloutrun:20201025141255p:plain




少しずつ、前へ。
にほんブログ村
にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ

/* 画像拡大無効 */