3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

マラソンのレースに向けた心の準備の方法。

マラソンのレースを走るにあたり、レースまで残り少ない日数で何ができるのだろうか。

今の自分の実力を最大限発揮するために何ができるのだろうか。


俺の今年の最終であり本命のフルマラソン、湘南国際マラソンまで、残り10日ほどとなった。

さらに、今週末は、よこすかシーサイドマラソンで、ハーフマラソンに出場する。


昨年も、これら2つのレースに出場。

よこすかシーサイドマラソン2018
 グロス:1時間36分0秒
 ネット:1時間35分39秒


湘南国際マラソン2018
 ネット:3時間24分7秒


よこすかシーサイドマラソンでは、当時のハーフベスト更新。

湘南国際マラソンでもベスト更新、未だにこの時の記録を更新できていない。



今年も昨年のような、素晴らしい結果を出したい。


一方、今の俺は、右膝の故障に悩まされいる。

先日の横浜マラソンを3時間27分15秒で走り、以降、右膝が痛い。


だが、体調はすこぶる良い。

内から湧き出すようなパワーを感じている。

思いっきり走ることは難しいが、体調はすこぶる良いのだ。


これから、今週末のハーフマラソン、その翌週のフルマラソンをより良い状態で走るために、俺は何ができるのだろうか。


残り10日ほどで、走力の向上は、ほぼ見込めないだろう。


となると、俺ができることは、

「心の準備」

だと考えた。


ここでは、「心の準備」について、調べたことをまとめてみたい。

メンタルの重要性

マラソンにおけるメンタルの重要性については、皆さんも強く感じていると思う。

「もうダメだ。」

と思った瞬間、脚を止めてしまう。


辛く、キツくても、負けない気持ちを持って、脚を一歩ずつ前に進める。

それが、マラソンだ。


大迫傑選手は、著書である、

走って、悩んで、見つけたこと。

の中で、以下のように語っている。
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それがマラソンになると
フィジカルが60%
メンタルが40%
ぐらいの感覚になります。

・・・

でもメンタルに関しては、自分がコントロールをしようと思えばいくらでもできる。


フィジカル的にトップレベルの選手であっても、メンタルのコントロールの重要性を語っている。


自分がコントロール可能なメンタルをいかにコントロールすれば良いのだろうか。


キプチョゲ選手は「自分はできると信じる」

先日のINEOS1:59にて、人類初のフルマラソン2時間切りを実現した。

そんな人類最速の男は、心の準備(Mental Preparation)について、以下のように語っている。

“the mind is what drives a human being”

「人間を突き動かすのは、『心』だ。」

と。


「自分は、絶対に目標を達成できると信じること。」

それが最も重要だと。


不安を感じる必要はない。

「絶対に達成できる」と信じ込もう。


達成している自分を視覚化する

心の準備(Mental Preparation)に関する論文を読んでいると、見慣れない単語を多く見かけた。

"Imagery"

という単語だ。


日本語では、

「心の中に像を持つこと」

「視覚化」

という意味で使われている。


目標を達成した瞬間、または達成するまでの試合のプロセスを視覚化し、心の中に明確なイメージを持つこと。


この"Imagery"については、多くの論文でその効果や、具体的な方法が記載されている。

例えば、こちらの論文。
"Does Imagery Work? Effect on Performance and Mental Skills"


Imageryの効果的な方法としては、ただ心でイメージするだけではなく、

写真や動画を使って、具体的なイメージを心に植え付けること、

が重要だと言う。


写真や動画を使うことで、運動神経や、求心性の神経(感覚器の神経)に、実際に自分が動作しているかのような刺激が入ることで、ただイメージしているだけよりも効果があるとのことだ。

まとめ

レースまでの日数がなくて、走る時間もない。

そんなときは、心の準備をしよう。


「自分は達成できると信じること」

「写真や動画を使って達成しているイメージを心に強く刻むこと」


朝起きてすぐ。

通勤電車の中。

昼休み。

トイレ。

ベッドに入って眠る前。


心の準備は、どんなスキマ時間でもできてしまう。



キプチョゲ選手は、さらにこうも言っていた。

「正しいものを食べ、ゆっくり休み、自分を信じる」


そうだ。

俺もそうしよう。

疲れることはなるべくせずに、仕事はしっかりサボり、ゆっくり休もう。


絶対にできると、自分を信じよう。


そして、昨年の湘南国際マラソンのゴール手前での、勝利のpeta忍者ポーズの写真を何度も見て、Imageryしよう。

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ベストを出したときの喜びのポーズ



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