「ルーティン」
この言葉を聞いて、みなさんは何を思い浮かべるだろうか。
ラグビー元日本代表の五郎丸選手のキック前のポーズ。
プロ野球選手マエケンの、肩を回すマエケン体操。
イチロー選手が打席に入った後にする、あのポーズ。
これらは、「ルーティン」と言われている。
毎回実施する、普段の落ち着いた自分にするための所作。
「私の仕事は、『ルーティンワーク』だよ。」
そんな感じで使われることもある。
判子を押す業務。
毎朝、お茶を入れる（今時あんまりないのかな？）。
入社直後に任される一番電話。
このような、マニュアル化されていたりパターン化されている業務。
これらは、「ルーティン」と言われている。
パターン化されていること。
スポーツ選手のルーティンも、
ルーティンワークのルーティンも、
どちらもパターン化されている点は共通点になるだろう。
～～～～～
夜中の12時過ぎに目が覚めた。
膀胱に張りを感じる。
このまま朝まで寝続けられるか。
それとも、一度トイレまで行って用をたすか。
微睡の中、しばし迷い、トイレに向かう。
寝床に戻って、寝ようとするものの、なかなか寝付けなくなる。
次に気付いたのは、夜中の2時半。
いつの間にか眠れていたようだが、またもや、膀胱に張りを感じる。
しばし迷うも、トイレに向かう。
そして、また寝付けなくなる。
朝4時半。
アラームの前に目が覚める。
どうやら俺は、新たな「ルーティン」を身に付けたようだ。
「夜中に2回、おしっこをする」
という、無慈悲なルーティンだ。
完全にパターン化されてきた。
おかげで、ここ数か月間、あんまりぐっすり眠れていない。
どうやら齢42の俺にも、「加齢」の波が押し寄せてきているようだ。
少しずつ、前へ。
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