3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

マラソンブロガーのオフ会に潜入する俺。キャラ強すぎるぜ。

ある週の水曜日の夕刻。

俺は、その週のメインイベントであるマラソンブロガーとのオフ会の会場である川崎を目指していた。

川崎までの電車の中、スマホをいじる腕が震えている。


俺にとって、マラソンブロガーとの初のオフ会。


■オフ会前の予習

仕事終わりのサラリーマンが家路を急ぐ中、俺は緊張と不安からくる震えを抑えることができなかった。


それもそうだ。


その日集まる予定の方々のブログは、強烈な異彩を放っているものが多い。
※お名前のリンクは、それぞれの方のブログです

キクチヒロシさん

フアショリダきうじ@ワタナベさん

上州の竜さん

いっちさん

ユキさん

オークさん(急遽遅れて参加)

まさかずさん(ノンブロガー、前々日に参加表明)



飲むことになったきっかけは、俺の書いた記事に反応したキクチヒロシ選手から、お誘いをいただいたことだった。

当初、サシ飲みの予定だったが、いつの間にか多くの方が参加表明されていたようだった。

俺にとっては、全員初対面となる。


そのため、それぞれのブログやツイッターを拝読することで、俺はオフ会の予習を行っていた。

キクチヒロシ

キクチヒロシ ブログ

ブログ村の住人として、長期に渡り君臨し、最後まで結論の見えない凄まじいパンチ力を持つブログを書く。
マラソンブログであるにも関わらず、ランネタはほぼなく、そのブログからは、「面倒くさい奴」という印象のみを抱く。

フアショリダきうじ@ワタナベ

走ることについて語るときに僕の書くブログ

まず、名前。
読めねぇ。

そして、ブログ。
「難」

理解しがたい難しさを随所から感じられた。
オフ会参加者の中でも、最も注意しなければいけない人物だと感じた。

上州の竜

竜TUBE

背中に模様が彫られているかのような名前。
名前を見た時から、俺は戦慄を覚えていた。

ブログは、名前とは対照的に、ゆるい印象を受ける。
架空なのか何なのか不明だが「編集部」が登場し、上州の竜と会話を繰り広げている。
「君らが全く興味のない・・・」
という自虐的なタイトルを付けているあたり、独特のセンスを感じる。

模様が彫られていないことを祈る。

いっちさん

ゆるく楽しくラン生活

女性だ。
ブログでは、お顔も出しておられて、お綺麗な感じだ。

音楽もたしなんでいらっしゃるようで、エレガントな香りをほうふつとさせる。

やたらと海外に行かれており、何やら自衛隊の試験なんかを受けたりしている。
お顔から受ける柔らかな印象とは異なったストイックさも感じる。

ユキさん

ユキとふらっとのらん日記

最近は、「チーム50」のTシャツに関する記事が多い。
ブログの画像一覧を見ると、女性らしいコスチュームを着ていることが分かる。
が、先日のマラソンランキングの写真には、「男子 2時間47分24秒」と。

は?
女装好きな超絶速いランナーなのか・・・?

ツイートを見ても、女性のように感じるが、、、
いずれにしても、気が強くサバサバした印象を持っていた。

オークさん

はしるのは

オークさんは、オフ会の途中に連絡が来て、急遽参加することになった。
が、「オークさん」と聞いてすぐに、「あの独特で芸術的な絵とともに理論的な記事を書かれる方」だと分かった。



これだけの灰汁の強いキャラをそれぞれのブログから放っている方々とのオフ会。
※俺のブログも相当に灰汁が強いがな


しかも俺にとっては、皆さん初対面&初のマラソンブロガーオフ会。


電車の中で、皆さんのブログを再度確認し、さらなる恐怖に包まれていった。


■オフ会の詳細

19時ちょうど。
オフ会の会場となった川崎にある飲み屋に到着。



席に案内されると、そこにはスラっと背の高い、品格漂う女性が立っていた。

いっちさんだ。

ブログの予習で感じた印象そのままのエレガントな香り。


「あ、初めまして。。。」


自らの事を「横浜の全力中年です。」と言うことに慣れていない俺は、つい本名を名乗ってしまった。

緊張しながらも、お互い自己紹介をし合う。

お互い横浜市民で、しかもいっちさんの職場が、俺の自宅の近くという奇跡。

極度の緊張からなのか、なぜかニヤニヤしてしまっていた気がする。




そこに到着する爽やかな雰囲気の男性。

「あ!きっとキクチヒロシだ!」

「初めまして!あれ?なんかブログで見る写真とちょっと雰囲気違いますね。」

「・・・」

実は、こちらは、まさかずさんだった。
危うくキクチ間違いしたまま飲み会がスタートするところだった。

まさかずさんは、ノンブロガー。
マラソンブロガーの記事を読んで、レースなどで声を掛けたり、イベントに参加することで、その輪を広げていったとのこと。

そして、俺のブログのことも、すごくしっかりと読んでくださっている。
マラソンと全く無関係の親父の会の記事のことも。

そのトークは流暢で、誰とでも仲良くなれそうな人懐っこいダンディズムをお持ちだ。




その後、到着した女性。

おそらくユキさん。

やっぱり女性だ。

綺麗な女性だ。

いっちさんと女性トークを一通り繰り広げる。

一瞬たりとも自己紹介のタイミングを俺に与えない、ゴーイングマイウェイ的な雰囲気は、ブログから得た印象そのままだ。

ユキさんは、旦那さんの「ふらっとさん」と共にブログを書いているとのこと。
女装大好き変態ランナーではない。

「キクチさー、、、」
とキクチヒロシを呼び捨て。
豪快だ。




そして、現れたキクチヒロシ。

少しテカリの入ったナイトブルーのシャツにピンクのリュック。

「キクチで~~す!」
的なノリをかましてくるのかと思いきや、全くの普通。

ごく普通過ぎたためか、緊張していたためか、飲み会の後半で飲み過ぎて記憶があやふやなためなのか、記念すべき初対面時の記憶は残っていない。

飲み会を通して判明したが、ブログから受ける面倒くささは、全く持ち合わせておらず、常に気を遣い、周りの空気を読むバランス感覚を持ち合わせた紳士だ。


そして、写真で拝見していたよりも、数段カッコ良い。

キクチヒロシ、おそらく女性にモテる。




数分して、はるばる館林から川崎までかけつけて下さった上州の竜さん。

強面(こわもて)をイメージしていたが、全然そんなことはない。

そんなにお酒は強くないようで、とにかく飯を食っていらっしゃった。

マラソンブログの以前は、プロ野球のドラゴンズのホームページをやっていたようで、実に20年近くブログを続けているという。

「ブログは呼吸みたいなもんですよ。」

その言葉が忘れられない。

FM上州のブログを改めて読み返すと、記事にリキミがなく、確かに呼吸をしているがごとく書かれている。

俺も呼吸をするがごとく記事をかけるようなブロガーになりたいと思った。




その後現れた、お歳を召した男性。

まさか?
このお方が、「フアショリダきうじ@ワタナベ」なのか?

「オレは、ネットの世界で生きている人間なんで。」
と初っ端から取っ付きづらい。

やはり要注意人物のようだ。


ハンドルネームの由来を聞いたら、

「ファッションリーダーと言われたことがある。」

「ワタナベを漢字で書くと旧字体(きゅうじたい)」

だから、「フアショリダきうじ」ということだ。

理由を聞いても理解はし難い。

やはり要注意人物。


しかし、お酒が入り始めると、空気を読んでの事なのか全く読めていないからなのか、エッジの効いたツッコミとボケを随所に見せ始める。

気さくで愉快なおじいちゃんだ。

やはりユキさんには、
「きうじよぉ、、、」
と呼び捨てされていた。

そして、呼び捨てされることに快感を覚えていた「フアショリダきうじ」。
一般的には、要注意人物になるだろう。




2時間ほど飲んでいた頃だろうか。

オレンジ色のシャツを着たオークさんが到着。

既に「フアショリダきうじ」を始め、ほぼ全員ができ上っていた。

オークさんは、寡黙で物腰が柔らかいお方だ。

「フアショリダきうじ」の強烈なボケとツッコミに対しても、八重歯の見える可愛い笑顔で応える。




終電が22時だという、上州の竜さんと握手を交わして再開を誓い、お見送りする。

飲み会のために往復4時間。
すごいフットワークが軽い。

これがマラソンを速く走る秘訣なのかもしれない。
※上州の竜さんのマラソンベストは2時間51分


上州の竜さんを見送る際に、キクチヒロシ選手に撮っていただいた写真。
左から、オークさん、まさかずさん、上州の竜さん、横浜の全力中年



その後は、生ビールを飲みまくるレース。
ランナーは、酒に強い人が多いようだ。


キクチヒロシ選手と、もっと濃い話をしたかった気もするが、みんなでワイワイたわいもない話で盛り上がる。

多くのマラソンブロガーのお名前が出てきたが、知らない方も多かった。

ブログ村マラソンカテゴリの歴史の長さを感じる。

ランニング、ブログと共通の話題があるため、次から次への話題が飛び出し盛り上がりが止むことはなかった。



ちなみに皆さんの俺に対しての感想として、記憶に残っているものは、

・思っていたよりも若い

・全然中年じゃないじゃん

・呼びにくいよね。「全中がいいんじゃない?」

・もっと数字の話ばっかりする堅物だと思っていた

・オリラジの人に似てるって言われません?
 →たまに言われる

・仕事してるの?
 →ちゃんと仕事してます

・月間走行距離100kmそこそこで、そんなに速く走れるのすごい
・1kmのタイムを見ると、スピードがある
 →もっと練習して、皆さんに追いつきます!



で、11時頃にたけなわな宴会も終了。

楽しすぎて疲れた。


川崎の地下街で、みんなと別れ一人京急線のホームへ向かう俺を、最後まで手を振って見送ってくれたキクチヒロシ。


キクチヒロシ、やっぱり超絶良い人じゃねーか!!



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