今日、仕事でイノベーションにまつわるセミナーに参加させてもらった。
単純な俺は、感化されてしまったので、今日は、ランニング業界におけるイノベーションは何なのか、考えてみようと思う。
やはり俺は、元研究者として、こんな時にどうしても血が騒いでしまうのだよ。
■イノベーションとは
まず、イノベーションとは何なのかって話だが、人によって様々な定義がある。
困った時のWikipediaによると、
物事の「新結合」「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」(を創造する行為)のこと。一般には新しい技術の発明を指すと誤解されているが、それだけでなく新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、社会的に大きな変化をもたらす自発的な人・組織・社会の幅広い変革を意味する。つまり、それまでのモノ・仕組みなどに対して全く新しい技術や考え方を取り入れて新たな価値を生み出して社会的に大きな変化を起こすことを指す。
素晴らしい。的確な説明。
具体的な事例を挙げると、
・ガラケー時代からのiPhone
・ケータイメール全盛時代からのLINE
・馬車からの自動車
・テレビを録画できるVHSテープ
・音楽を持ち運べるウォークマン
などか。
ランニング業界でのイノベーションと呼べる事例は、何があるのだろうか?
■ランニング業界におけるイノベーション
少しググってみると、シューズに関する事をイノベーションと言うワードとともに紹介している記事が多いようだ。
おそらく、多くの方がそう思うだろう。
俺も、ランニング業界におけるイノベーションと言うことで最初に思いついたのは、これ。
ナイキ ズームヴェイパーフライ4
スピードを求めるランナーの常識を打ちやぶる ナイキのランニングシューズ 「ナイキ ズーム シリーズ」 | King Gear [キングギア]
ナイキが、フルマラソンの2時間カットを目指し開発した、常識を覆す厚底シューズ。
昨年の福岡国際マラソンで大迫傑選手が履いて日本歴代5位の記録を叩き出し、今年の箱根駅伝で往路優勝したダークホース東洋大の選手の多くがこのシューズを履き、エリウド・キプチョゲが参考記録とは言えフルマラソンを2時間0分25秒のおったまげな走りを見せたのもこのシューズで。
おそらく2時間カットがこのシューズで実現されれば、後々イノベーションと語り継がれるだろう。
でも俺はシューズよりも、もっとランニング業界のイノベーションと言えるものがあると思っている。
スマホランニングアプリ
GPS搭載のランニングウォッチ
じゃないかと。
笹川スポーツ財団の日本におけるランニング人口の調査を分かりやすくまとめている記事によると、
「ジョギング・ランニング人口の推移」をウォッチ! | BIZTIPS
2007年の700万人弱から、2012年には約1000万人と、ここ数年は落ち込みが見られるが、日本国民の約10人に1人が年に1回はランニングをしているまでに広がった理由の1つに、ランニングアプリとGPSランニングウォッチがあると思っている。
ちなみに初代iPhoneが発売されたのは、2008年7月。
調べてみたら、あんまりスマホの普及とランニング人口に相関がなくて、少々自信がなくなってはいるが、ランニングアプリとGPSランニングウォッチは、イノベーションと言える。かな。。。
ランのペースを測るには、当然ながら、走った距離とタイムのパラメータが必要だ。
トラックで練習するならタイムさえ測ればペースを計算できるが、市民ランナーが自宅周辺を適当に走る場合は正確な距離が分からなかった。
でも、ランニングアプリやGPSランニングウォッチの登場により、市民ランナーが手軽にランニングペースを把握でき、自身の成長を記録に残せるようになったのだ。
ダイエットしようかなぁ
↓
走ってみよっと
↓
走るの、結構キツい!
↓
やーめた
だったサイクルが
↓
走るの、結構キツい!
↓
(アプリで確認して)前より走るの速くなってる✨
↓
マラソン走ってみようかな
になったんじゃないかと。
最近、ランニング人口が減っているのは、
↓
(アプリで確認して)前より走るの速くなってる✨
↓
マラソン走ってみようかな
↓
マラソン完走!!
↓
でも、あんなキツいのは、もうごめん。
と言う、卒業してしまう方々がいるんだろうなと。
タイトルの割に、なかなか薄っぺらいエントリーになっちゃって、恐縮です…
俺自身の走りにもイノベーションを。
そのためにはモチベーションを。
そしてマスターベーションを。
晩酌で酔いながらのエントリーには、キレがないね。
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