水曜日の祝日。
祝日だから、ゆっくり寝てればいいのに、いつものように朝5時に目が覚めた。
訳あって、リビングで全裸で寝ていた俺は、目覚めてからしばらくテレビでニュースを見ていた。
でもまぁ、コロナのことばかりで、全然面白くない。
だからなのか、独りで走ろうかな、という気持ちになった。
ここ最近は、娘たちと一緒に走ることがほとんどで、自分の好きなように走ることが、ほぼなかった。
そして、いつも在宅勤務を始める6時半。
一人で走り始めた。
数か月ぶりの朝ラン、アローン。
少し空気が冷たくて、ピリッとする。
タイムは気にしない。
気にする必要もない。
自分の気が済むまで走ろうと思って走り始めた。
この時間でも、思っていたよりも人は外に出ているんだな。
2kmほど走った頃、前を走っていたおじいさんを十分な距離を取って抜かした時、
「パンパンと足音が大きすぎるんだよ。」
とかなんとか言っているのが、耳に入ってきた。
ターサージールは、足音が大きくなってしまうんですよ。
その後、走っていることが怖くなってしまい、スピードを上げて家路を急いだ。
結局、3km走って終了した朝のランニング。
自分にとっては、独りでも、朝起きた直後でも、走ろうと思えた大きなステップだった。
*****
その日の午後。
長女、次女、三女、そして奥さん。
みんなで、家の周りを走ることにした。
長女は、4km。
次女は、2km。
三女は、4km。
奥さんは、数100m。
それぞれが、それぞの目標を持って。
家の周りを走る分には、ほぼ人には合わない。
結局、
長女:4.2km。
次女:750m。
三女:750m。
奥さん:200m。
三女のシューズは、穴が開いていて、次女は長女のおさがりのシューズを履いていた。
帰ってから、三女と次女にシューズをAmazonで買ってみた。
えらく嬉しそうだった。
*****
外出の自粛要請が出ている今。
走るための気持ちの作り方が難しいと感じている。
「このランニングは、自粛しなくてもいいのだろうか。」
なんて考えてしまう。
だから、娘たちが一緒だと、「娘たちの健康のため」という大義名分ができて、走ることの必要度合いが上がるという自分がいる。
娘たちと走れないなら、走らなくてもいい。
そんな選択をしてしまう自分がいる。
こんなブログを書いて、一人で走ったことをアピールして。
それはたぶん、独りで走ったことにはならないんだろうな。
走ったことをSNSでアップして、周りの人からの反響を期待しているもんな。
このご時世、走ったことをSNSにアップもせずに、独りただ淡々と走っている人がいるのであれば、本当にすごいなぁと思う。
多くの方が、独りで走っているのだろうか。
俺は、独りぼっちで走るということを続けられるのだろうか。
ラン友、SNS、ブログ、娘たちと一緒に走ることがなかったとして、俺は独りぼっちでも走ることを続けられるのだろうか。
そんな、どうでも良いことを考えた、朝一人で走って、午後家族みんなで走った祝日だった。
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