3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

久々にオフィス街に行った話。

先週から今週にかけては、なんだか仕事が忙しくて。

この前の週末は、ほとんどの時間、書斎で仕事していて。


今週、火曜日が終わった時に、

なんとなく金曜日くらいの感覚でいたから、

非常にガッカリした。




自分は開発部に所属していて。

本社機能は、都心のオフィス街にあるのだが、研究開発拠点は、神奈川県のいくらか落ち着いた環境に位置している。


金曜日。

久々に本社機能のある都心のオフィス街に行かなければいけなくなった。


実に9か月ぶりだ。


いつものように朝7時から在宅勤務を開始して、時差出勤で9時に自宅を出る。


なんだか、電車が非常に空いている気がする。



自分が都心のオフィスに行く際には、

銀座線

という、都内でも屈指の混雑路線を使うのだが、

これがまたすっごく混んでいて。


新橋駅から銀座線に乗る際には、改札口の外まで人が溢れていることも、茶飯事で。

いわゆる通勤時間帯じゃなくても、いつもギュウギュウで。


まじで銀座線が好きになれない。



が、9か月ぶりに乗る銀座線は、なぜかすっかすかだった。



そして、本社機能のある、地上40階建てのビルに到着。


地下にはレストラン街があるのだが、なんだか違和感を持った。



よく使っていたレストランが、2軒、つぶれていた。



以前は、お昼時ともなると、地下にひしめくレストラン達の前には、長い行列ができていたのだが、今日は昼時も閑散としていた。



オフィスに到着すると、以前は300人ほどがざわざわとしていたフロアに、出社していたのは20名程度だった。



久々に会う顔に、ワクワクして、何人かと世間話をする。

この感覚。

いいね。


大事だな。



18時頃に帰路に着く。



この時間の銀座線は、以前だったら、1本やり過ごさないと乗れないくらいの混雑だったのに、今日はすっかすか。




コロナの影響で、オフィス街から、人が減ったのだ。




コロナの影響を、肌で感じた一日。




ここ最近、地元でリアル飲みをする機会が出てきて、満席になっていて盛り上がりを取り戻しているなぁとか思っていたけれど。


「オフィス街」

は、未だに戻ってきていない。




また、コロナの感染者の数が増加してきている。


でも、感染者が増えてきていること自体を、肌で感じたことは、ない。


幸いにも、自分の生活圏の中で、感染者が出たことがないから。



「本当に、コロナって大変なことになっているのだろうか。」



医療現場の方の奮闘、感染者増加のニュース。

全部、フィクションなんじゃないかとすら思えてしまう。



でも、そのフィクションと感じてしまうような事実により、自分の周りのリアルは、以前とは全く違う世界になってしまった。



また、今年の4月、5月頃のような、あんな生活をしなければいけなくなるのだろうか。


そんな恐怖を感じた。




やっと、やっと。


自分の心の拠り所が見つかって、平静を保ちながら、心地よい毎日を過ごせるようになりつつあったのに。


また、コロナで体育館が使えなくなるとか、外出自粛とか、もう嫌だよ。



「ニューノーマル」


とか言われるけれど。


自分のような、過去を引きずる質の人間には、なかなか許容しにくい現実。



コロナさん。

頼むから、これ以上猛威を振るわないでください!!




少しずつ、前へ。
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