2019年9月29日の日曜日。
待ちに待ったイベントが開催された。
「三浦半島侵攻作戦」だ。
mizoreさん発案、ぬまっちさんプレゼンツの、ワクワクするイベントだ。
朝7時半に東京駅をスタートして、ゴールの横須賀のお風呂、「湯楽の里」までの約65kmをワイワイ走るという、イベントだ。
途中参加も途中での離脱も自由。
打ち上げだけの参加もOK。
走るペースは、キロ7分程度。
おそらく、一般の人には、何が楽しいのか、理解不能だろう。
俺も、大して走っていなかった2年くらい前だったら、意味不明だと思っていただろう。
でも、今年はワクワクしていた。
ゴール地点の「湯楽の里」。
俺は、10年ほど前まで、湯楽の里まで徒歩15分程度のところに住んでいた。
ぬまっちさんが計画したコース、横浜以南のコースは、良く車で走るし、なじみのコースだ。
そんなコースを、みんなとワイワイ走れるなんて、素晴らしいイベントだ。
*****
俺は、自宅から5kmくらいの合流地点、「新杉田」から合流させて頂くことにした。
「新杉田」から「湯楽の里」までは、約24km。
自宅から新杉田までの5kmを走って、ほぼ30kmを走れる計算になる。
増税前に購入した、9000円オーバーするパタゴニアのランパンを履いて、気持ちはアゲアゲだ。
「パタゴニアで30km走り切ってやるぞ。」
って思っていた。
新杉田では、ユキさん、おーさんと待ち合わせして、バーミヤンでラーメン食べながら合流までの時間を過ごす。
ここに、ソバージュのロン毛で、筋肉質で、色黒でやたらとツヤツヤした、ポップなオジサンが合流。
DEGさんだ。
その後、白いランニングキャップを被り、少々ふっくらして、色白でプルンとした、真面目そうなおじさんが合流。
まつよしさんだ。
お2人と、初めましてのご挨拶をさせて頂き、しばし談笑。
DEGさん。
そして、まつよしさん。
お2人のギャップの大きさに、俺はざわざわした感じで、しばらくバーミヤンの席にたたずんでいた。
*****
14時過ぎ。
東京駅から約42km走ってきた、ぬまっちさん御一行が到着。
ゆっくりとは言え、この照り付ける日差しの中、42kmも走ってきたというのに、みなさん元気だ。
この時点で、約20分ほど予定からビハインド。
さぁ、俺の三浦半島侵攻作戦、スタートだ。
ペースはキロ6分半から7分程度。
談笑しながらみんなで横須賀を目指す。
参加者のほぼすべてのみなさんと話をさせて頂きながら、走れたのだが、この方とは、なんか話ができなかった。
この日が初めましてだった、「玲衣さん」だ。
玲衣さんのブログから受ける印象は、「強い女性」。
どなたのブログだったか忘れたが、酒を飲んだ玲衣さんは、「豪快」と書かれていた。
俺が持っていたそれらの先入観から、
「初対面で、何とご挨拶すれば、玲衣さんの琴線に触れられるのだろうか」
「または、ご機嫌を損ねずにすむのだろうか」
という考えすぎの負のスパイラルに入ってしまい、結局打ち上げの会場まで、ご挨拶すらできなかった。
*****
新杉田から、12kmほど走った頃だろうか。
計画よりも30分ほどビハインドで進んでおり、「湯楽の里」まで走るのは時間的に難しそうだという空気感が出てきた。
ゴールを湯楽の里の5kmほど手前の「横須賀ヴェルニー公園」にするという案が浮上してきた。
ちなみに、この時点で、俺は汗だくだった。
Tシャツを絞ると、汗が出てくるし、
撥水性のパタゴニアのランパンのオマタ付近が、しっかり色変わりしていた。
東京駅から走ってきた皆さんは、この時点で50kmを超える距離を走ってきている。
相当に消耗している方も何名かいらっしゃった。
で、ゴールは5kmほど手前の「横須賀ヴェルニー公園」に決定した。
「残り5kmくらいでゴール」
その事実が、みんなの元気を取り戻した。
どうやら、「横須賀ヴェルニー公園」でゴールした後は、電車に乗って「湯楽の里」まで移動するということのようだ。
だが、俺はこの時点で、足を止めると、ランパンから汗がポタポタ落ちて、おしっこもらしたのか?っていうくらいの汗が垂れてくる状態。
この状態では、恥ずかしくて電車に乗れない。
それに、パタゴニアのランパンで合計30km走る予定だったんだ。
よし。
俺は、湯楽の里まで走ってやるぞ。
電車に乗って移動するみんなより、早く到着してやるんだ。
そう決めた。
そして、最後の方は、みんな疲れ切っていて、言葉も少ない感じで、ゴール!
「横須賀ヴェルニー公園」に到着。
ゴール後、京急線の汐入駅まで、大人たちの駆けっこ。
全力でダッシュ。
すげー楽しい。
ここで、電車で移動する皆さんと1人別れて、5km先にある「湯楽の里」を目指す。
みんなより早く到着するために、ペースを上げる。
ぴやぁ~っと気持ちいスピードで走る。
馬堀海岸に入り、海沿いの素敵なコースになる。
俺の街、横須賀。
最高かよ。。。
そう、浸っていると、こんなLINEが来ていた。
ここ数年で、最も衝撃を受けた瞬間だった。。。
湯楽の里に電車で移動するゴーストたちを追いかけてのスピードアップ。
良い練習になった。
だが、お風呂は独りぼっち。
みんなと感想を共有しながら、みんなの大きなイチモツを見ながら、幸せに浸りたかった。
まぁ良い。
湯楽の里の受付に、しっかりと全力染みを作ってきた。
まじで、汗だくだくで、受付の前をびしょびしょにしてしまいました。
湯楽の里のスタッフの方、申し訳ございませんでした。。。
*****
そして、打ち上げ会場の上大岡を独りぼっちで目指す。
こんな楽しい1日の打ち上げが、盛り上がらない訳がない。
みんな、すげー楽しそう。
ぬまっちさん、すげー楽しそう。
このオッサンは、まじで飲むために走ってるな、って思いました。
ぬまっちさんはじめ、参加して、お会いした皆さん、ありがとうございました!!
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