練習で足を止めてしまう時。
予定していた距離を走り切れなくて、途中で、足を止めてしまう。
予定していたペースで走り出したが、何かの違和感を感じて、足を止めてしまう。
思っていたほどペースが上がらず、ペースを上げようとしてキツくなり、足を止めてしまう。
練習では、そんなことばかりだ。
ある朝、仕事に行く前に4時半に起きて走ってきた。
4時半に起きたものの、爆弾投下に約1時間かかってしまい、走り始めたのは、5時半過ぎ。
30分ほどしか走れなさそうだ。
5km閾値走。
キロ4分15秒ペースで、5kmを走ろうと思い走った、坂道だらけのマイコース。
結果は、こちらだ。
3km走ったところで、上り坂に差し掛かり、
「このキツさで、今のペースを維持することは無理。」
と思ってしまい、足を止めた。
足を止める前、俺は、
「これが俺の今日の限界だ。」
なんて思っていた。
でも、「俺の限界」って、何なんだろう。
ふと、そんな疑問が湧いてくる。
土曜日。
翌日は、ぬまっちさん企画の三浦半島侵攻作戦で、30km近く走る予定だ。
翌日に疲れを残さないため、キロ5分ペースで、10km程度走ろうと走り始めた。
朝、7時半ごろ、スタート。
坂だらけの周回コースを、5km弱走り、その後、直線の長い環状二号線のコースに出る。
環状二号線に出た途端、日差しの強さが、徐々に体力を奪う。
「もう止まりたい。。。」
そう思いながら、走り続ける。
キロ5分ペースなのに。
尋常ではない汗を掻き始め、信号で止まるたびに、時計を止めた。
信号で足を止めるたびに、膝に手をかけて、、、
もう走りたくないアピール。
膝に手を置き、目の前が青くなる。
「これが俺の限界かもしれん。」
これ、やばい。
ヤバい、ヤバい、、、
そう思いながら、なんとか走った、10.3km。
*****
俺は、走る前に、走った後のことを考えてしまう癖がある。
5kmの閾値走をしようと思って走り出したが、
「今日の仕事がしっかりこなせるだけの体力は残すべき」
と思っていた。
「限界かも知れない」と感じた2km過ぎ。
「今日の仕事をしっかりこなすためには、この程度でやめなければいけない」
という、「今日の限界」を決めていたような気がする。
土曜日。
10kmをキロ5分で走ろうと決めて走り出した時、
「明日の三浦半島侵攻作戦の体力を残すべき」
と思っていた。
「限界かも知れない」
と感じた、6km過ぎ。
「明日30km走るためためには、この程度でやめなければいけない」
という、「今日の限界」を決めていたような気がする。
6kmを過ぎてからは、先日の3kmを走り切った後のキツさくらいのキツさを感じながら走っていた。
このキツさ、なんなんだろう。
キロ4分14秒で3kmを走ってたときのキツさ。
キロ5分程度で6kmくらい走っていたときのキツさ。
*****
俺は、何を思って、自分の限界を決めているのだろうか。
「限界」
それは、絞り出して絞り出して、最後には、意識を失うくらいの感覚だと思う。
でも、俺は、練習の時、
・走り終わったあと、家にちゃんと帰れるように
・家に帰った後、1日をしっかり過ごせるように
・翌日以降に疲れを引きずらないように
何か理由を付けて、自分の限界まで追い込むような練習をできていない気がする。
マラソンは、ゴール時点で、前に進む力がゼロになるくらいの「限界」を引き出した時に、「やったぞ」って感じられるスポーツだと思う。
「守りに入ってしまう何か」
を排除し、自分の限界まで引き出すための練習をしなければいけない。
もっと、どん欲にいこう。
もっと、渇こう。
レース本番で、潤うために。
自分の脳のリミットを外そう。
仕事も、家族も、今日のことも、明日のことも全部忘れて、すべて出し切る練習をしよう。
・・・
まぁ、無理だな。。。笑
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