午後。
長女と2人で走りに出た。
穏やかな天気で、絶好の行楽日和だ。
でも、走るのはいつもの近所の周回コース。
キロ6分半程度のペースで、話をしながら、3.6km。
これでも長女にとっては、結構キツいらしい。
走り終わり、マスク代わりにしていたBuffを取り、汗を拭きながら歩いていた。
前から、カラフルな手作りマスクをしているおじいさんが歩いてきたので、道の反対側に移動した。
すると、そのおじいさんが、ガードレールから身を乗り出すようにして、何やら話しかけてきたのだ。
「あ、ヤバい。マスクしてないことを注意されるのかな。」
そう思った。
すると、そのおじいさんは、
「大したもんだよ!」と。
「え?」
「いや。大したもんだよ。どのくらい走ったの?」と。
こんなことを見ず知らずの方に聞かれたことは、初めてだった。
「あ、いや。本当に大したことないんですが、3kmちょっとくらい走りました。」
「おぉ。あなたもそうだけど、それ以上に娘さん、本当に大したもんだよ。」と。
「あ、ありがとうございます。」
ほんの10秒ほどの会話。
マスクのことを注意されるかもと、思っていたところ、なんかほめられてしまった。
ランナーに対する風当たりの強さを感じてしまう、今日この頃。
でも、実は、そんなこともないのかも知れない。
大した距離でもないと思うし、大したペースでもないと思う、長女とのジョギング。
でも、そのおじいさんから見たら、「大したこと」なんだな。
そんなことがあって、長女との2人、笑顔になれた、清々しい1日だった。
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