3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

「大したもんだよ。」と言われた日。

午後。

長女と2人で走りに出た。


穏やかな天気で、絶好の行楽日和だ。


でも、走るのはいつもの近所の周回コース。


キロ6分半程度のペースで、話をしながら、3.6km。


これでも長女にとっては、結構キツいらしい。
f:id:Alloutrun:20200501182841j:plain



走り終わり、マスク代わりにしていたBuffを取り、汗を拭きながら歩いていた。


前から、カラフルな手作りマスクをしているおじいさんが歩いてきたので、道の反対側に移動した。


すると、そのおじいさんが、ガードレールから身を乗り出すようにして、何やら話しかけてきたのだ。



「あ、ヤバい。マスクしてないことを注意されるのかな。」

そう思った。



すると、そのおじいさんは、


「大したもんだよ!」と。


「え?」


「いや。大したもんだよ。どのくらい走ったの?」と。


こんなことを見ず知らずの方に聞かれたことは、初めてだった。


「あ、いや。本当に大したことないんですが、3kmちょっとくらい走りました。」


「おぉ。あなたもそうだけど、それ以上に娘さん、本当に大したもんだよ。」と。


「あ、ありがとうございます。」



ほんの10秒ほどの会話。

マスクのことを注意されるかもと、思っていたところ、なんかほめられてしまった。





ランナーに対する風当たりの強さを感じてしまう、今日この頃。



でも、実は、そんなこともないのかも知れない。



大した距離でもないと思うし、大したペースでもないと思う、長女とのジョギング。


でも、そのおじいさんから見たら、「大したこと」なんだな。


そんなことがあって、長女との2人、笑顔になれた、清々しい1日だった。
f:id:Alloutrun:20200501182859j:plain




応援のポチ、お願いします!
にほんブログ村
にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ

/* 画像拡大無効 */