3人娘の親父が走る。いつだって全力中年。

3人娘の親父がランニングを中心に、日々の出来事をそこはかとなく綴ります。

カッコつかない話。

日曜日の午前中のバドミントンサークルでの話だ。

いつものように楓子と2人で参加してきた。


昨年の10月からお世話になっていて、もう丸4か月も通わさせていただいている。


だいぶ皆さんと仲良くお話できるようになってきたけれど、

自分的には、まだ心をすべてさらけ出せていたない一面がある。



それは、

おじさんたちとは、普通におしゃべりできるけれど、

おばさまやお姉さまたちとは、意識してしまって一線を画してしまうというところだ。



なんというか、

「娘のいる前で、奥さんとは別の女性と仲良く楽しそうに話しているところをあんまり見せたくない」

っていう気持ちが働いてしまう。



なので、女性のみなさんとは、試合中に

「ナイスです!」

「すいません!」

「次、どっちのサーブでしたっけ?」

的な、ナチュラルなやり取りのみ。


試合が終わってから、打ち方とか動き方を教わったりするのみ。


もう少し、色んな話もしてみたい、って思っている自分がいる。



そして、

「ちょっとカッコつけたい」

って思っている自分もいる。



だから、試合をしているときは、常に必死だ。


「だから」というとアレだけど。


「あの人、バドミントン、すっごく上手じゃない?」

って思ってもらいたくて、必死だ。


「俺んとこに、きっついスマッシュこい!」

「綺麗にレシーブしてやるぜっ!」

とか。


「後ろに追いやられた後に、エグいドロップショットこい!」

「華麗なフットワークで素敵なヘアピン決めてやるぜっ!」

とか、思っている。



そんな華麗なプレーが、思い通りに決まって、ダブルスのパートナーの女性から、

「ナイスですっ!」

の一言がいただきたくて。



「ナイスですっ!」

「ありがとうございますっ!」

の、その素敵な会話が欲しくって。



俺は、必死だ。


俺は、カッコつけようと必死なんだ。




でもね。


すっげーきっついスマッシュが来た時に、

「あ!これ、ラケット届かない!」

って感じてしまうと、

ラケットの前に体が動いてしまって、

どうしてもヘディングしにいってしまうんだ。


どうしても、左手でシャトルを取りに行ってしまうんだ。



で、

「ナイスキャッチ!」

とか、

「ナイスヘディング!」

とか、会場の笑いをかっさらってしまうことになる。




試合時間は、10分でアラームが鳴り、アラームが鳴ると、最後のプレーをするんだけど。

アラームが鳴った時に、

すっげー気持ちよくレシーブできて、自分たちのポイントになった後、最後のサーブを打つってときに。

サーブミスをしてしまう、俺。


「あ!すいません!もう1回やらせて下さい!」

と、再度サーブを打つと、

さっきよりも酷くて、サーブが隣のコートに飛んで行って。

会場の笑いをかっさらってしまうことになる。



そして、試合が終わると、パートナーの女性からは、

「さっきのすっごく面白かったですよ!」

と。



いや。

俺は、「カッコよかったですよ!」って言われたいんだ。




。。。



でも、

「面白かったですよ!」

も、なんか嬉しいね。




さてと。
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