土曜日の夜、
「キクチヒロシオンライン」
が開催されることを知っていたのだけれど、翌朝、草野球の練習ので、泣く泣くスルーさせていただいた。
だって、21時スタートなんすもん。
自分の性格上、
キクチヒロシオンラインに参加した暁には、最後まで残り続ける、
みたいな変なテンションになってしまうことが、これまでも多々あったし。
てことで、日曜日は、朝4時半起床。
準備をして、自宅から約4.5km先の公園までチャリを漕ぐ。
6時頃に到着すると、続々と親じたちが登場。
親じの子ども2名とその友達1名、そして親じの知り合いのおじさん1名が参加して、総勢14名の練習。
すげーな。
日曜日の朝6時にこれだけたくさん集まるなんて。
外野ノックのノッカーをやって、シートノックやって。
高校野球部以来になるけども、
「ワンアウト1,3塁! 内野中間で判断! 外野タッチアップあるよー!」
なんて言ったりして。
すげー楽しい。
2時間近く練習して、8時半に自宅に戻った頃には、もうすでに疲れ果てていた。
~~~~~
この日のバドミントンでは、試したいことが一つあった。
「クロスクリア」
だ。
クロスクリアとは、自コートの左右の奥に追い込まれた時に、相手コートのクロス側の奥にクリアを返すこと。
そのクリアを、なるべく低い弾道で、速い打球を返すという技を試したかった。
この「クロスクリア」を繰り出すタイミングは、相手の状況を見ながら臨機応変に繰り出す必要があるのだけど、この日は、とにかくクロスクリアばっかり打ってた。
どのくらいの低い弾道が良いのか、
みたいな見極めをしたくて。
・・・
まぁ、どうでもいいすね。
~~~~~
この日の俺には、1つの大きな、そして重要な任務があった。
「ガンプさんに誘っていただいているリレーマラソンに、アイドルの方をお誘いすること」
だ。
いつもよりもちょっと遅い9時半過ぎに小学校の体育館に到着する。
まだ、アイドルの方はいらっしゃっていなかった。
楓子と基礎打ちもどきを始める。
草野球の練習で疲れ果てている自分にとっては、楓子との基礎打ちもどきでもちょっとキツいくらいだった。
アイドルの方がいらっしゃったのは、9時40分頃。
そして、この日は、かなりの大人数で、2面コートだから、1度に試合できるのは8人なんだけども、
15名の参加者がいらっしゃった。
ダブルスの試合の組み合わせは、最初に1番から15番までのクジでを引いて、決まる。
最初は、1番から8番までの人。
7番を引いた俺は、最初試合。
どうやらアイドルの方は、後半の番号を引かれたようだった。
だから、アイドルの方が試合の時に俺が休憩。
俺が試合の時にアイドルの方が休憩。
そんな悪循環で、全くお話することができず。
そして。
アイドルの方は、こんな文字が書かれているTシャツを着ていらっしゃった。
「お先に失礼。ゴメンなすッテ。」
え?
俺が勝手に色々考えている日に、また難題を突き付けてくるようなTシャツを着てくる、アイドルの方。
やりおる。
これ、たぶん、ランニングのTシャツだ。
大会とか出た時に、抜かした人に「ゴメンなすって」するためのTシャツだ。
アイドルの方は、俺のブログを読んで下さっている。
たぶん、俺がこの日、リレマラにお誘いしたいと思っていることも存じているはず。
だから、
「あるいは、これは、『私走りますよ!サイン』なんじゃないかと思った。」
一方、
「あなたに誘われる前に『お先に失礼します!サイン』なんじゃないかとも思った。」
「ゴメンなすッテ!」という意思表示なんじゃないかと。
アイドルの方とお話するチャンスも、なかった訳ではない。
でも、俺は、
『私走りますよ!サイン』
と、
『お先に失礼します!サイン』
の2つのサインの間で、心が揺れ動いていて、全く話をできなかった。
で、結局、リレマラの件をお話するタイミングはなかなか見つけられずにいた。
ダブルスの試合の途中、アイドルの方から、アドバイスを頂いたのだけど、
「スマッシュを打った後にも、すぐに次の準備をした方がいいです」
「ダブルスは2人でやるので、自分が取りに行ってばかりでは良くないです」
「相手に任せることも必要で、相手のサポートをするくらいの感じの方が良いかもしれないです」
と、ものすごく真剣な感じで、、、
「あ、はい」
って感じになってしまって。
バドミントンに対して、すごく真剣に向き合っているんだなぁと、勝手に思って。
なんか、好感を持った。
2時間ほどのバドミントンの練習が終わって、体育館の片づけをして。
さぁ帰ろう、みたいな時間になって。
「あぁ、アイドルの方をお誘いできなかったなぁ」
と心残りで、
「まぁしかたないな。」
なんて思って、
帰ろうと、靴を履いていたとき。
たまたまアイドルの方が、俺の隣にいらっしゃった。
「もう、俺にはここしかない!」
って思って、ご迷惑を覚悟で、、、
「走りませんか?リレーマラソン」
と、お誘いした。
その回答は、、、
俺は、家に帰ってから、、、
朝4時半起きで、その後動きっぱなしだった疲れもある中。
俺の心の中と同じように澄み渡った青空を見ながら、ウッドデッキで、最高に美味しいビールを飲んだ。
さてと。
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